先日作った『ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)』に続いて、HGUCの『シャア専用ザクⅡ(リバイブ版)』のパチ組みに実験的にウォッシングで簡単汚し&スミ入れをして作ってみました。
前回はパチ組みの状態でエナメル塗料でウェザリングをしたためいくつかのパーツが割れたりヒビが入ってしまいました。
今回は新たにMr.ウェザリングカラーを購入して使ってみました。販売されているカラーが多く、使っている溶剤が違うためパーツを傷つけにくいのが特徴です。
今回使った色はステインブラウン。
やり方としては前回同様に塗料を皿に出し、太い筆でパーツをベッタリ塗ったあとサッとふき取るだけ。ウェザリングカラーはパーツを傷つけにくいため、ある程度組んだ状態でやっても問題なかったです(エナメルの時はばらしてやらないと割れた)。
向かって左がパチ組みの状態、右がウォッシング後の状態。
しっかりとしたウェザリングをするにはもっとがっつりやる必要がありますが、一回軽くウォッシングしただけでもモールドやパーツの境目にスミ入れが入っているのが分かります。また、全体的に少しですがツヤが抑えられて落ち着いた色味になっています(写真だと分かりにくいけど・・・)。もう何層か重ねたりトップコートをかけてやったりすればよりいい感じになりそうです。
パチ組みの状態でやっているので、合わせ目やゲート跡にがっつり色がついてしまっているのが難点か。
目次
シャア専用ザクⅡ(リバイブ版)
【基本情報】
- サイズ :1/144
- 機体番号:MS-06S
- 機体名称:シャア専用ザクⅡ
「赤い彗星」ことシャア・アズナブル少佐の専用機であるザクⅡ。機体はS型と呼ばれる指揮官やエースパイロット用に総合性能を向上させたもの。F型と比較して3割程度推力が向上している。
ちなみにHGUCではかなり初期にシャア専用ザクは発売されているが、今回のものは2020年に新規設計で発売されたリバイブ版。
パッケージ。
シャアザクの代名詞とも言えるキックのシーンを再現した躍動感のあるボックスアート。
側面。
内容物。
シャア専用ザク本体、ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、予備マガジン、ヒート・ホーク、軟質素材の腰部装甲、手首各種、ヒートホーク用ジョイント、スタンド接続用ジョイント。
ゴムのような柔らかい素材でできた腰部装甲が付属しており、通常のプラスチックのパーツと入れ替えることでより自然なポージングをさせることが可能になっています。
まずは通常のプラスチックのパーツで組んだ写真から。
正面から。
本キットはシールはモノアイの1つしかついていないため、それ以外はパチ組みでもほぼ完璧に色分けができています。合わせ目は前腕のみ目立つ形になっています。
モノアイはいつもの通りHアイズを仕込んでクリアパーツ化しています。
ぐるっと一周。
後ろから。
右肩のシールドにはオリジンキットと同様の接続穴が。特にオリジンキットのようにスペア弾倉等は付属していませんが、オリジンキットから持って来れば装着できそう。
アップ。
このキットはモノアイがやや奥まった位置にあるのでクリアパーツにしても少し暗くなってしまいがち。
別角度。
頭部の下側のつまみを動かすことでモノアイを左右に動かすことが可能。
フル装備。
バズーカは腰に、ヒートホークはジョイントパーツを使ってサイドに装備することが可能。
ちなみに軟質素材のパーツの方はジョイント用の穴が開いていないのでヒートホークをマウントするのは不可能。
後ろ。
マシンガン。スコープとグリップが可動。
ザクは両手撃ちが基本なイメージがありますが、形状が特殊なためポージングがちょっと難しいです。
付属のジョイントパーツでアクションベース(別売り)と接続可能。
予備のマガジンは左右と後部の穴に装着可能。
こちらも穴のない軟質パーツでは装備不可能。
ヒート・ホーク。
右手のみ専用の握り手が付属していますが、通常の左右のグー手でも装備可能。通常の手は一度指の部分のパーツを外す必要がありますが、挟み込むような形になるためヒートホークがクルクル回ってしまいにくくなり安定します。
脚の関節はかなり動くので膝立ちのようなポージングも可能。
バズーカ。
グリップが可動するのでポージングも比較的楽。
両手撃ち。
スコープとグリップが可動。
武器用の持ち手は左右付属するので左手持ちや両手持ちも可能。
腰部装甲の軟質パーツ。
ゴムのような非常に柔らかい感触です。
装着。少し分解すれば完成後にも組み替えることが可能。
軟質パーツはつや消しをしたようなマットな質感なので、つや消しを吹かないと全体からは少し浮いた感じの質感になります。
また、ゲート跡が非常に目立つところにあり、素材的にゲート処理しにくいのも欠点。
前述の通り左右と後部の穴が無いのでヒート・ホークや予備マガジンをマウントすることができません。
後ろ。
膝立ちするとこんな感じ。
別角度。
フロントアーマーがかなり自然に動いているのが分かります。物質として正しいかはさておき、アニメっぽい表現・ポージングをするのには最適。
シャアキック。
股関節の可動範囲もあってほぼ90度真横に脚を出すことが可能。
最近出たばかりのEGフルウェポンセットのガンダムに。
ガンダム側もかなり動くので、いい感じにシーン再現ができました。
部分塗装・合わせ目のメモ
部分塗装が必要な箇所については正直モノアイ部分ぐらいしかありませんでした(付属シールもモノアイだけ)。非常に優秀なキットだと思います。
続いて合わせ目が出る部分のメモです。こちらも本体はほとんど合わせ目が出ないようになっています。
・前腕の前側
目立つ部分はここぐらい。
・両肩アーマーの内側
ここは気にならなければスルーでもよさそう。
・マシンガン
・バズーカ
武器類はお馴染みのモナカ構造。
【改造で作ったもの】
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【簡単フィニッシュ】
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【写真撮影に使用した背景の簡単作成方法】
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【製作に使用した道具はこちら】
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