【ジム(ジャック・ザ・ハロウィン隊)】
ジム(ジャック・ザ・ハロウィン隊仕様)を作りました。ベースはHGUCのジムです。ベースと言うかほぼ95%ぐらいはそのままですが。
ジャック・ザ・ハロウィン隊はかつて富士急ハイランドにあったアトラクション『GUNDAM THE RIDE』に登場したジム2体からなる部隊。
後々のゲームやコミック作品にも登場してはいるものの、元がアトラクションということで公式な設定が少なくパイロットと搭乗機体の組み合わせ等諸説あったりする謎の多い部隊です。
目次
基本情報
【基本情報】
- サイズ :1/144
- 機体番号:RGM-79
- 機体名称:ジム(指揮官仕様)、ジム(バズーカラック仕様)
ジャック・ザ・ハロウィン隊は隊長のジャック・ベアード少尉と、アダム・スティングレイ曹長の二人からなるMS小隊。
機体はビームサーベルを2本装備した指揮官仕様のジムと、バックパックにバズーカラックを装備したジムの2機。
搭乗機については諸説あり、wikipedia等の説明ではジャック少尉がバズーカラックのジムでアダム曹長が指揮官仕様のジムになっている。アーケードゲームであるカードビルダーやTCGのガンダムウォー等ではその逆パターンで描かれている。
個人的には隊長のジャック・ベアードが指揮官仕様に乗っている方が自然ということで、今回の製作では後者(カードゲーム系)の設定を採用。ジャック少尉が指揮官機、アダム曹長がバズラックとした。
作ったもの。
ジム本体、ビームスプレーガン×2、ハイパーバズーカ、ビームサーベル×2、シールド×3種類、バックパック×3種類、マーキング付き肩アーマー×4種類、手首各種。
ジム本体は1体だけを製作してパーツの付け替えによるコンパチ仕様にしています。
ちなみに機体色はキット成型色の薄いエメラルドグリーンではなく、白にリペイントしています。塗装はサーフェイサー(グレー)⇒サーフェイサー(ホワイト)⇒ホワイトカラーをだいたい2回ずつぐらい吹きました。
マーキング付きの肩アーマーは4種類を用意。
右肩は地球連邦宇宙軍を示す「EFSF」ロゴ。
左肩は3つ。左から「ジャック・ベアード機」、「アダム・スティングレイ機」、オマケで「不死身の第四小隊仕様」。
マーキングは「ガンダムデカール MG ジムVer.2.0用」を使用。マスターグレード用のものだけどサイズ感はぴったり。
シールドは3種類。
左から「通常版」、「ジャック機」、「アダム機」。
ハロウィン隊のエンブレムは、今回は「斧を持ったジャックオーランタン」がジャック機、「鎌を持ったジャックオーランタン」がアダム機としていますが、こちらも媒体によって諸説あり。
マーキングは肩と同じく「ガンダムデカール MG ジムVer.2.0用」を使用。
ランドセルも3種類を用意。
左から通常版、指揮官機用、バズーカラック付きのもの。
通常版は機体色と同じ白で塗装。サーベル2本装備の指揮官機用については旧HGUCガンダムのものをそのまま流用。バズーカラックはMGのジムver1.0のものをHGUCジムのランドセルを一部加工して取り付け。
ジャック・ザ・ハロウィン隊
指揮官仕様(ジャック・ベアード機)
まずはジャック少尉の指揮官機から。
正面から。
特徴は肩のエンブレムとガンダム同様のサーベル2本差し。
後ろから。
ガンダムから流用のランドセルは未加工でも特に違和感なし。
横から。
シールドにはエンブレムのマーキング。
シールドのマーキング
斧を持ったジャック・オー・ランタンが印象的。
肩のマーキング。
スプレーガンとシールドを構えて。
やはりHGUCのジムのキットは素朴さというか弱そうな感じというか、その他大勢であるジムの役割をきちんと感じさせる雰囲気になってますね。
指揮官機ジムの最大の特徴のサーベル二刀流。
サーベルの柄部分及びピンクのビーム刃部分は旧HGUCガンダムのキットから。
バズーカラック仕様(アダム・スティングレイ機)
続いてバズーカラック装備のアダム機。
正面から。
最大の特徴は右肩側に見えるバズーカラック。
後ろから。
バズーカを装備してます。
右から。
バズーカがいい感じで装着されているのがわかると思います。
左から。
シールドのマーキングは鎌を持ったジャック・オー・ランタン。
肩のマーキングのアップ。
武器を装備して正面から。
勿論バズーカも持てますが、右手の場合ラック邪魔で角度に制限が…。
戦場の絆風の振り返りポーズ。
バズーカラックは「MG ジム Ver.1.0」のものをそのまま流用。
HGとMGでサイズ違いですが、元々のMGのキットでは小さめだったのでHGのジムにつけてもそこまで違和感はないです。
MGには少し小さく、HGには少し大きいというある意味絶妙なサイズ。
逆側から。
続いてバズーカ装着。
バズーカはHGUCのリバイブ版ガンダムのものを流用。
ラックもバズーカも無加工ですが「元々同じキットだったんじゃないの?」ってぐらいぴったりはまります。
逆側から。
ジムのランドセルを一部加工。
バズーカラックをつけられる穴をあけます。今回の工作はこのくらい。
バズーカは持ち手の部分を写真のようにカットすると後ハメ可能になります。
小隊セットで
ハロウィン隊2機揃った写真をいくつか。
本体を一機分しか作ってないので合成です(笑)
通常のジムと比較。
本体は色とマーキングぐらしいか違いがないですが、大分印象が違って見えます。
【ジムのパチ組のレビューはコチラ】
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おまけ
不死身の第四小隊
0083に登場した不死身の第四小隊仕様。
肩のパーツを取り替えただけ。
ウィラー中尉機
コミック作品の『機動戦士ガンダム U.C.戦記 追憶のシャア・ アズナブル』に登場したウィラー中尉の搭乗機。
特別な装備や改造はない普通のジムですが、スプレーガン2丁持ちだったのが印象的。
キットには右の握り手しか付属していないため、2丁持ちにするための手首は「ビルダーズパーツHD 1/144 MSハンド03 (連邦系・Sサイズ)」を使用。
通常版の白いランドセルをつけるとこんな感じ。
ちなみにウィラー中尉はコミックでは「初代ガンダムのアニメにも登場したある意味一番有名なジムのパイロット」という設定になっています。彼の登場する以外の話も面白く(短編集です)、人物・MSの絵も綺麗で『追憶のシャア・アズナブル』はオススメの漫画作品です。
さいごに
ちなみにカードゲーム系のイラストでは脚部スネのあたりにスラスター穴が空いているのも特徴ですが、めんどくさいので通常バージョン等にも差し替えられるようにオミット。
謎の多い(というか設定されてない)ジャック・ザ・ハロウィン隊。ガンダム関連のゲーム等にもほとんど登場しないレアな部隊ですが、ネーミングのカッコよさはガンダム界でも1,2を争うレベルだと思います。
【その他改造で作ったもの】
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【写真撮影に使用した背景の簡単作成方法】
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【製作に使用した道具はこちら】
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