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『New ポケモンスナップ』感想!!ポケモン好きなら絶対楽しい!!




Nintendo Switch用ソフト『New ポケモンスナップ』の感想です。アップデート分も含めて登場する全ポケモンの★1~4の写真をすべて撮って図鑑をコンプしたところまでの感想になります。




本作は様々なフィールドでそこに生息するポケモン達を写真に収めるのが目的となる外伝作品です。ポケモン作品の一番の特徴でもある「ゲットする」「バトルする」という要素は無いのでゲームとしての感触は他のポケモン作品とは大きく異なりますが、バラエティに富んだ舞台でポケモン達の様々な姿を観ることができポケモン好きならば絶対に楽しめる作品だったと思います。



目次

『New ポケモンスナップ』製品概要

New ポケモンスナップ -Switch

 
定価:6,578円(税込)
機種:Nintendo Switch
発売:2021年4月30日発売
プレイ時間:50時間
作品評価:75点
 

プレイ時間はストーリーをクリアし、ポケモン図鑑(234匹、写真936枚)を完成させたところまでの時間。
 
1999年に発売された、NINTENDO 64用ソフト『ポケモンスナップ』の続編となる作品。時系列としては前作の後の物語であることを示唆する要素が作中に多数登場する。


他のポケモンシリーズ作品とは内容が大きく異なり、自然環境の豊かなレンティル地方を舞台に「そこに生息するポケモン達の写真を撮る」と言うのが主な目的になっている。そのため他の作品ではゲームの中心となっていた「ポケモンをゲットする」「捕まえたポケモンでバトルする」と言うシステムは存在していない。ゲームジャンルは「カメラアクション」。

他のポケモン作品群と大きく特徴の異なる作品でもあるため、他のシリーズ作品との連携要素は無く、該当する世代もない。

 

 
 
 

本作の特徴や感想

まずは本作の特徴や遊んでみての感想から。
 

ポケモン達の写真を撮影する

前述の通り本作は他のポケモンシリーズ作品とは全く異なるゲームシステムになっています。プレイヤーはネオワン号という乗り物にのってレンティル地方の様々なエリアを訪れ、そこに生息するポケモン達の様子を撮影していくのが目的です。全体マップから攻略するコースを選択し、コース内の移動はネオワン号が自動で進んでいくのでプレイヤーは撮影のみに集中することができます(コースの分岐やスピードの増減などの一部操作は可能)。写真撮影ではありますが、自動で進む乗り物に乗って360°見回しながらターゲットを探して進んでいくというのはゲームプレイの感覚としては乗り物に乗って進んでいくシューティングゲームに近い感触だと思います。イメージ的にはディズニーランドのバズ・ライトイヤーのアストロブラスターに非常に似た感じの印象でした。


一つのコース自体はだいたい3~5分程度で終わり、コースが終了すると本作の博士によって撮影した写真の評価が行われて選んだ写真を図鑑に記録していく、と言う流れになっています。



様々な仕草・生態を見せるポケモン達

本作の一番大きなポイントはやはりこれ。
レンティル地方の豊かな自然を舞台に、様々な表情を見せるポケモン達の姿。これは「ポケモン」という作品が好きな人であれば絶対に楽しめるポイントだと思います。ちなみに登場するポケモンの数は234匹(無料アプデ追加分含む)とそれなりの数になっています。



最新ハードの綺麗なグラフィックでいきいきと動き回るポケモン達。上記ツイートの写真もムービーの映像とかではなく、ゲーム中に実際にプレイヤーの目の前にいるポケモン達を撮影したものです。また、背景となるコースも自然公園・ジャングル・海中・火山・雪山などバラエティに富んだステージが細部まで作り込まれていて、各コースを一通りクリアしてストーリーを終わらせる所までは「次はどんなポケモンが出てくるのか」「次はどんなステージなのか」と毎回ワクワクしながら遊ぶことができました。コース数は昼夜の違いなども含めると29(無料アプデ追加分含む)あり、それぞれのコースはプレイするごとにコースレベルが上がっていきレベルによって登場するポケモンや分岐できるルートなどの違いがあります。


また、プレイヤーができることも写真撮影のみではなく、ポケモンのエサとなるリンゴを投げたり、ポケモンの身体が光り輝くこの地方特有の「イルミナ現象」を起こすイルミナオーブを投げたり、音楽を聞かせたりすることで、ポケモン達に普通では取らない行動をとらせることが可能になっています。例えばリンゴにしても食べやすいように目の前に落としてあげるのとそのポケモンに直接ぶつけるのではポケモン達のリアクションも変わってくるようになっていて、ポケモン達の様々なリアクションを発見することがやり込み要素の一つになっています。



撮った写真はSwitch本体のアルバムに保存したり、ゲーム内で手に入るエフェクトやスタンプ等で加工してオンラインで共有することも可能です。世界中のプレイヤーとそれぞれが撮った写真を見せあうというのも本作の楽しみ方の一つだと思います。




ボリューム十分のやり込み要素

ただ写真を撮るだけのミニゲーム的な作品にも思われそうですが、やり込み要素もボリュームは十分。実際フォト図鑑をコンプリートするまでには50時間ほどかかりました。これは本家ポケモンシリーズのナンバリング作品とも遜色ないプレイ時間でした。

登場するポケモンは234種類ですが、それぞれのポケモンの写真には写真のクオリティやポーズ等によって★1~★4までの評価が付けられ、図鑑のコンプリートには234匹×4枚の計936枚の写真を撮る必要があります。各★の写真を撮影していくには、前述のリンゴやイルミナオーブも駆使してポケモンの必要な行動やポーズを引き出しその瞬間を写真に収めていく必要があります。こうしてポケモン達の様々な行動を引き出していくことが本作の醍醐味でもありやり込み要素にもなっています。


また、登場するプレイヤーから「○○が△△するシーンを撮ってきて」等のリクエストを受けることができるようになっていて、このリクエストもポケモンの総数と同じ234種類。他のゲームで言うところのクエストのようなものであり、本作のやり込み要素の一つでもありつつ高★の写真を撮るヒント(リクエストの写真を撮るとだいたい評価★3か★4になる)にもなっています。




残念な所・不満点

続いて不満点や残念な所。
基本的には全体通して楽しめたと思いますが、「ここはもう少し気を利かせてほしかった」と言うポイントがいくつかあるのも確か。

 

リクエスト達成や図鑑埋めの条件がかなり複雑

上の方でリクエストや図鑑埋めが本作のやり込み要素になっていると書きましたが、これらを達成するための★1~★4のポケモンの写真を撮る条件がかなり複雑になっていて攻略情報等を見ないととてもじゃないけどコンプなんてできないと思います。


例えば「○○(昼)のレベル2で、△△のタイミングでリンゴを与えて、コース後半の◇◇の地点で音楽を聞かせる」などのようなものもザラ。しかもゲーム内でのヒントも乏しい(リクエストはヒントになっているものの★1~★4のどれか一つでしかないので残り3つは自力で埋めるしかない)ため、本作を攻略一切見ないで自力でコンプするのはかなりの手間とプレイ時間が求められると思います。


それも踏まえて長い時間のんびりやるというのもアリではあると思いますが、だいたい普通のプレイでコンプを目指すとすると後半は攻略情報とにらめっこしながら図鑑を埋めていく作業になってしまいがちかなと思います。



博士に同じポケモンの写真を1枚しか見せられない

図鑑を埋める場合1種類のポケモンにつき★1~★4の4枚の写真を登録することでコンプとなりますが、コース1回のプレイで博士に見せる(=図鑑に登録する)ことができる写真は1枚までとなっています。そのため仮に1回コースをプレイして★4までの4種類の写真が撮れたとしても図鑑に残せるのは1枚のみとなっていて、1種類のポケモンにつき最低でも4回はコースを回る必要があるわけです。

図鑑コンプを目指すとなるとこの仕様がかなり厄介で、例えば「★3と★4が条件が難しいけど同じタイミングで撮れる」というのが結構あって、難しい条件をクリアして★3と★4の写真が両方撮れたとしても片方は諦めて再度同じ条件に挑まなくてはいけません。


長く楽しめるともいえますが、そもそもコンプにかなりのやり込みが必要な本作ではプレイ時間の引き延ばしと感じてしまう側面の方が強かったかなと思います。



 
 

総評

改めて評価をもう一度。

作品評価:75点


やっぱり何よりも他の作品では中々見れないポケモン達の様々な行動や生態をじっくりと観察できるのが大きな特徴の作品でした。

アクションとしてのゲーム性を求めるとやや物足りなくなるかもしれませんし、RPGとしてのポケモンとは全く別のゲームではありますが、純粋に「ポケモンが好きだ」という人であれば絶対に楽しい作品であることは間違いないと思います。



 


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