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【映画感想】『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』【MCU】




2022年11月11日に公開されたMCU映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の感想です。公開されてから5日目ぐらいのタイミングで劇場で観てきました。


結論から言うととても良かったです。非常に製作側の愛があふれる作品だったと思います。



以下、本作のネタバレを含んでいる箇所がありますので予めご了承ください。





目次

 


基本情報


画像出典:マーベル・スタジオ公式Twitter(@MarvelStudios_J)
 
 

  • 監督:ライアン・クーグラー
  • 公開:2022年11月
  • 評価:★4(最高★5)

 

MCUのフェイズ4に属する、ブックパンサーのシリーズの2作目。

ワカンダの王ティ・チャラが重い病でこの世を去ってから1年。ワカンダはヴィブラニウムを巡って国際的に厳しい立場に立たされていた。そんな中、海の王国タロカンの存在が明らかとなり、ティ・チャラの妹シュリはヴィブラニウムとタロカンを巡る新たなる戦いに立ち向かっていく。


監督は前作『ブラックパンサー』から引き続きライアン・クーグラー。




感想など


ティ・チャラへの愛にあふれた作品

まず全体の感想としてはとても良かった!!
勿論面白かったというのもあるかけど、見終わった後の感じは「良かった」と言う方が近いかも。


全編通してティ・チャラを演じていて2020年にこの世を去ってしまった俳優のチャドウィック・ボーズマンへの、製作からの愛とリスペクトに溢れていた作品だと思います。作中ではシュリたちがティ・チャラを失った悲しみから立ち直っていく話であったことと同時に、MCUやそのファンがチャドウィックを失ったことから立ち直っていくための話にもなっていたんじゃないかと思います。


ストーリーとしてはティ・チャラの妹シュリを中心に進んでいく内容になっています。2時間40分(予告込みで3時間)と比較的長い映画ですが、あまり長さを感じないくらいには入り込んで見れた作品だったと思います。



自然あふれる美しい舞台

ブラックパンサーの舞台となるワカンダと言えば雄大な大自然と科学技術が融合した国という描かれ方をしていますが、今回はそれに加えて海の王国が登場。全編通して非常に美しい背景が作品を彩っていたと思います。

この辺はアイアンマンやスパイダーマンといった都市型のヒーローとは対極的にある感じがあって、ブラックパンサーのシリーズの特徴の一つだと思います。





大勢対大勢の迫力あるバトルシーン

ヒーロー映画と言えばヴィランとのタイマン以外は1人対多数か少数対多数のような構図が多くなりがちかと思いますが、その点でワカンダが絡んでくる作品は大勢対大勢の迫力のあるバトルシーンが入ってくるのが楽しいポイントになっています。本作もワカンダ軍(+アイアンハート)とタロカン軍のバトルは非常に見応えがありました。

 

アイアンハートとネイモア

本作で初登場したアイアンハート。まだまだ顔見せと言った感じですが、随所にアイアンマン(トニー)を思い出させる部分があって良かったと思います。今後が楽しみなキャラではありますが、特にMITに通う大学生と言うことなのでやっぱりスパイダーマンシリーズの登場キャラとの絡みがあるのかどうかが一番の注目ポイントになりそう。


また、本作のヴィランとなったネイモア。こちらも含みを持たせた終わり方ということもあって今後が楽しみではありますが、そもそもアメコミでは本来ヒーローの側のキャラらしいのでその点もどうなるのかは気になる所です。




今後(フェイズ5)について

今出ている情報によるとフェイズ4の映画は本作がラストのようです(あと残っているのはDisney+で配信の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』のみ。


フェイズ4の作品というと「フェイズ3までに失ってきたものと向き合いながら、また新しい芽が次々と出てくる」と言った印象の作品群だったと思います。そのためか正直シリーズとしてのまとまりは一切なかったと思います。『アベンジャーズ』シリーズのような複数作品の合体作も無かったですし。


次のフェイズ5以降が「マルチバース ・サーガ」の本番になってきそうで楽しみ、と言いたいところなんですが、なんとなく今予告されているラインナップをみるとフェイズ5もフェイズ4と同じ雰囲気でフェイズ6から本格的に各作品が合流していきそうな感じに思えます。個人的にはあまりバラけた感じが続くと観ている側も息切れしてしまいそうなので、早めにMCU全体としての流れも見えてくると嬉しいです。






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