ゆめろぐ

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仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

マーベル『MCU』フェイズ4作品の感想【映画・ドラマ】




現在アメコミを原作とする映像作品が数多く制作されています。その中でも現状最大の作品群となっている、マーベルの『マーベル・シネマティック・ユニバース(通称:MCU)』


MCUでは公開された時期により複数の作品を「フェイズ」にまとめていて、本記事では現在展開中のフェイズ4作品の感想を書いています。フェイズ1~3までの作品(インフィニティ・サーガ)が終わり、これまでのメインキャラが引退して新ヒーローに代替わりしたり、映画のみならずドラマシリーズの展開をしたり、MCUの枠を超えた過去のマーベル作品との関連があったりと、新しくリスタートをするような雰囲気の作品群がフェイズ4になっています。



『MCU』のフェイズ4に属する作品や公開された順番は、以下の目次の通りになっています。





目次

フェイズ4は「Disney+」が必須


フェイズ4では映画のみならず、ドラマシリーズも多く配信されています(だいたい1作品6話前後)。これらのドラマ作品は現状「Disney+」での独占配信となっていますので、フェイズ4作品を追っかけるのであればDisney+の契約は必須になります。


なお、Disney+では過去フェイズ1~3作品の大半や、他のマーベル映画やアニメ作品なども観れますので、そもそもマーベル好きであれば絶対におススメの配信サービスです。

  


フェイズ1~3までを観ておく必要があるか

インフィニティ・サーガと呼ばれる作品群は一旦フェイズ3で区切りを迎えました。現在展開されているフェイズ4の作品が気になっている人に取って、「過去作品を全部見ておかないといけないのか?」と言う部分はかなり大きなポイントだと思います。結論から言うと、作品よって「ゼロからのスタートでも全然大丈夫」「過去作品の知識がないとちんぷんかんぷん」の二つに分かれています。これはフェイズ4は「新たに登場した新ヒーローの話(ご新規でも安心)」と、「過去作品の続きになっている作品(過去作知識が必要)」が入り混じっているからです。


なので、理想としてはMCUフェイズ1の第一作『アイアンマン』から観ていくのが一番の理想ですが、そうとも行かない方のために各作品について私個人の感想や見所に加え、「いきなり観れる度」とついでに「登場するヒーロー」を記載していますので良かったら参考にして頂ければと思います。



<いきなり見れる度>
言葉の通り、"他の作品を観ずにその作品から見てどれだけ理解できるか"や"最低でも事前に観ておいた方がいい作品"などを記載しています。
 
<登場するヒーロー>
こちらにについては、変身やスーツの装着もなく最後にチラッとでるだけみたいなパターン(MCUはポストクレジットシーンでファンサービス的に出るのも多い)の場合は記載に含めていませんのでご了承下さい。



但し、フェイズ4以降の作品については、フェイズ3で全世界におこったある大きなできごとを前提とした世界になっていて、それに関することがちょっとした会話にも当然のように出てきます。なので、フェイズ4から入るという方は最低限フェイズ3までにざっくりどんなことがあったかは知っておいた方がいいかと思いますので、それを軽く数行にまとめて下に書いておきます。フェイズ3までのネタバレになるので白文字にしています。観る場合は文字を選択して色を反転させてください。


【知っておいた方がいいフェイズ3での出来事】
サノスという強大な敵が現れ、非常に強力な力をもつ6つの「インフィニティ・ストーン」の力で全宇宙の生物(人類含む)の約半数を消し去ってしまった。5年後、残ったアベンジャーズのメンバーはストーンを集めて消えてしまった人々を元に戻すことに成功し、激しい戦いの末にサノスを撃退。しかし、この戦いによって一部のヒーローが死亡・引退をしてしまっている。また、突然約半数の人が消えてその5年後にそのままの姿で戻ってくるという出来事によって、世の中は非常に混乱している。(←ココマデ)



<ご注意>
これ以下の記載については「感想」「登場するヒーロー」「他の作品との関連」等の観点において一部ネタバレを含む場合がございます。各作品への興味を削いでしまうような核心やオチに関するものは極力廃しておりますが、ご理解の上ご覧頂けますようお願いいたします。
また、筆者は本記事に記載の作品については特別記載のない限りすべて鑑賞済みですが、原作コミック等々の他のメディア作品については読んでいない・観ていないものも多くございますのでご了承ください。




フェイズ4作品の感想

ワンダヴィジョン(2021年)


マーベル・スタジオが贈る「ワンダヴィジョン」は、古典的なシットコムとマーベル映画の世界を融合させた新感覚のドラマ。郊外で理想的な生活を送る超人カップルのワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)は、何かがおかしいと感じる。監督はマット・シャックマン、脚本はジャック・シェイファー他。
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督: マット・シャクマン
  • 公開:2021年1月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全9話(1話30~50分前後)
  • 登場するヒーロー:スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン


<個人的な感想>
評価:星4
 

映画ではなくテレビドラマシリーズ形式で、Disney+にて配信されました。2021年3月現在、全9話でシーズン1は一旦完結しています(今後シーズン2がくるかどうか等は現時点では不明)。


これまでのシリーズ作品とはうってかわって、突然シットコム(「フレンズ」や「フルハウス」のような観客の笑い声が入るホームドラマ)風の作品として物語がスタート。そこではワンダと死んだはずのヴィジョンが夫婦として仲良く暮らしており・・・。と言った展開で最初は「もしかしてパラレルワールド?」とも思いましたが、ちゃんとこれまでのシリーズから繋がる話です。話が進むにつれてサノスとの闘いの後ワンダがどのように過ごしていたのか、そして何故こんなことになったのかが少しずつ明かされていきます。


シットコム部分については所々有名な作品のオマージュ(全部は解説が無いと分からないくらい)が散りばめられていたり、第一話などはまさかの白黒映像と、かなりこだわった作りがされているように見えます。序盤の日常パートもいいし、中盤以降謎が明かされながら加速していく展開も楽しい、全く退屈させられることなく毎回「早く次回配信してくれ!!」と思いながら見ていました。



また、ワンダとヴィジョンに関して今後の展開が気になる伏線も残されており、以降のMCU作品に絡んでくることも間違いなさそうです。



<いきなり観れる度>
『アベンジャーズ:エンドゲーム』のその後の物語であり、それまでに起こった事件や事象をベースとしたストーリーが描かれているため、ここから新規で入るのは厳しいです。『エンドゲーム』まで鑑賞済みのシリーズファン向けの作品です。
 
 

ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021年)


『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコン。しかし、彼はその重責に悩み、盾を手放してしまう。親友が託した想いを受け継いでほしいウィンター・ソルジャーだったが、はたして…?一方、平和の象徴”キャプテン・アメリカ”を失った今、人々は新たな”象徴”となるヒーローを求めていた…。
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督:カリ・スコグランド
  • 公開:2021年3月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全6話(1話30~50分前後)
  • 登場するヒーロー:ファルコン、ウィンター・ソルジャー


<個人的な感想>
評価:星4

ドラマシリーズの第二弾。前回の『ワンダヴィジョン』とは雰囲気はがらっと変わり、フェイズ3の大きな出来事後の混乱する世界でファルコンとウィンター・ソルジャーが正体不明の敵を追うクライム・アクションとなっている。


6話と短いためか物語の展開が早く毎回あっと言わせる仕掛けが施してある。敵との戦いのみならず、サムとバッキーそしてスティーブの関係や、盾の行方、キャプテンを継ぐ者など続きを気にならせる要素は多く一気に見てしまえる。また、シリーズ作品からの意外な参戦キャラクターが多いのも見どころ。


個人的にはやはりラストの展開からのタイトルバックの流れが非常に熱かった。サムとバッキーの二人(+本作から登場の彼)は今後のMCUにも関わってくるのは間違いないと思うので、今後にも期待したい。

 


<いきなり観れる度>
『アベンジャーズ:エンドゲーム』までで起こった出来事を前提とした事件が話の中心になっており、主役二人とキャプテンアメリカの関係性等、ここまでの作品の流れが分かっていないと100%楽しむことは難しいと思います。シリーズファン向けの色が強い作品です。



ロキ(2021年)

『アベンジャーズ』(12)でアイアンマンたちに囚われたロキ。しかし、彼がもしもあの時、アベンジャーズたちの手から逃げ出したとしたら…?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で、最凶最悪の敵サノスによって消滅させられた人類の半数と仲間を取り戻すため、アイアンマンたちが過去の世界を訪れた際に生じたトラブルに乗じて、四次元キューブを手に入れたロキ。時空を乗り越えて、アベンジャーズたちの手から逃れることに成功したロキだが、そのせいで歴史が変わってしまい…?
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督:ケイト・ヘロン
  • 公開:2021年6月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全6話(1話50分前後)
  • 登場するヒーロー:ロキ


<個人的な感想>
評価:星3.5

ロキはヒーロー?ヴィラン?微妙な所だけど一応ヒーローとして記載。

ドラマシリーズの第三弾。『エンドゲーム』の途中でキューブを持って姿を消したロキのその後が描かれる。
異なる時間軸や分岐する歴史といった「マルチバース」の概念がついに本格的に言及された作品。恐らく今後のフェーズ4の展開に大きな影響を与えるキーとなるストーリーになっている模様(2022年公開予定の『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』の予告でもマルチバースが物語に大きくかかわっている)。


『インフィニティ・ウォー』で衝撃の退場となってしまったロキが主役になった作品で、喜んでいるファンも多いはず。ストーリーは別時空の変異体を追いつつ、TVA(時間変異取締局)やその支配者であるタイムキーパーの謎に迫っていくというミステリー色の強いもの。やや中だるむ部分もあるが、毎回次の話が気になる展開でいい引きになっていたと思う。


既にシーズン2が決定しているということで、今回作られた伏線やロキの今後など、これからがいろいろと楽しみなシリーズ。



<いきなり観れる度>
 
物語の冒頭が『アベンジャーズ:エンドゲーム』の出来事からそのまま続いており、ここから新規で入るのは中々厳しいと思います。最低でも『エンドゲーム』まで鑑賞済みのシリーズファン向けの作品です。





ブラック・ウィドウ(2021年)


ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。。
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督:ケイト・ショートランド
  • 公開:2021年7月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ブラック・ウィドウ


<個人的な感想>
評価:星3.5

ブラック・ウィドウの過去が語られる単体作品。時系列は『シビルウォー』と『インフィニティ・ウォー』の間。いままであまりメインにスポットが当てられることのなかったナターシャ(ブラック・ウィドウ)を主人公とした、スピード感のあるスパイアクション。

単体作品としてはよくまとまっているが、『インフィニティ・ウォー』や『エントゲーム』で広がりすぎてしまった世界観と比べるとややスケールは小さく感じてしまうかもしれない。

 


<いきなり観れる度>
単体でもある程度楽しめる作品にはなっているが、『アベンジャーズ:エンドゲーム』までの出来事や人間関係が前提となっている部分も多くあり、ここまでの作品の流れが分かっていないと100%楽しむことは難しいと思います。シリーズファン向けの色が強い作品です。



 

ホワット・イフ...?(2021年)


アイアンマンや、キャプテン・アメリカを始めとしたアベンジャーズたちに、もしも別の運命が待っていたとしたら…?をテーマに、マーベル・シネマティック・ユニバースで実際に起こった出来事をベースに様々な“もしもの物語”が描かれる。“ウォッチャー”と呼ばれる男をガイド役にヒーローたちの驚くべき“ありえたかもしれない”ストーリーへと導く。
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督:ブライアン・アンドリュース
  • 公開:2021年8月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全9話(1話35分前後)

※登場するヒーローは多くてキリがないので割愛。


<個人的な感想>
評価:星4
 

MCUでは初のアニメシリーズ。「What if(もしも)」というタイトルの通り、「もしも超人血清を打たれたのがスティーブ・ロジャーズではなくシャロン・カーターだったら」等のアベンジャーズシリーズのもしもが描かれている。「もしもアベンジャーズの世界でゾンビが発生したら」等のアニメならではのなんでもありなIF展開もあり、MCUファンならば間違いなく楽しめるお祭り作品的な良作。


MCU本筋とは無関係の番外編のようにも見えるが、フェイズ4で「マルチバース」がキーワードになってきていることもあり今後別作品にも絡んできそうな匂いがする。


1話完結のオムニバス形式ではあるが、最終的にそれぞれのストーリーが繋がっていく形式になっているので話数の順番通りに視聴することを推奨。




<いきなり観れる度>
一応単体でも楽しめますが、短編の性質上それぞれのキャラクターの性格や立ち位置の説明は省かれているため、それぞれの元の作品を見ていた方がより楽しめる作品です。他のドラマシリーズ系と同様にシリーズファン向けの作品と言えると思います。




シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)


アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった...。しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか...?世界の未来をかけた壮大な戦いが、いま始まる!
公式ページより抜粋

  • 監督:デスティン・ダニエル・クレットン
  • 公開:2021年9月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:シャン・チー


<個人的な感想>
評価:星3.5

マーベル版のカンフー映画といった感じ?
正直あまりマーベル感は無いが、作品単体としては良くまとまっていて楽しめた。テン・リングスがらみで『アイアンマン3』のマンダリンが出てきたのは面白いサプライズ。



<いきなり観れる度>
他の作品とのつながりはほとんどないので、単体でも普通に楽しめると思います。どちらかと言うと今後のマーベル作品どんどん関わってきそうな印象。






エターナルズ(2021年)



地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。彼らの名は、エターナルズ──。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか…?そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…。アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの戦いが
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:クロエ・ジャオ
  • 公開:2021年11月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:エターナルズ


<個人的な感想>
評価:星2.5


新たに登場したヒーローチーム、しかも太古より地球を見守ってきた凄いヤツらということではあるらしいけど、やはりMCUもここまで来てしまうとなんとなく今更感があることは否めない。それが凄いヒーローであるという設定であればあるほど、劇中でもとある人物が言っていた「なんでサノスと戦わなかった?」に尽きると思う。まあ一応の理由は劇中で語られていますが、そうすると物語終盤の主要人物たちの行動理由と矛盾もでてくるような・・・。


ストーリーや物語進行の演出面でもあまりまとまりがなく、正直退屈に感じてしまった時間が結構あった。スケールの大きな話にしようとしているのは感じるが、それに反してどんどんとスケールのショボい話になってしまっているというか・・・。エターナルズのメンバーも凄い設定の割にはワンダかビジョンあたりと戦ったらあっさり全滅しそうなぐらいの強さな感じがするし・・・。


一番印象的だったのは目からビームを出す人がバッキーにめちゃくちゃ似てたこと。




<いきなり観れる度>
ここまでのMCUの流れを前提にした世界観ではあるものの、他の作品に比べるとある程度は独立して観れる作品だと思います。「過去作品を見ていた方がより理解は深まるが、見ていなくてもストーリーを追うのにはそこまで支障はない」といった感じでしょうか。






ホークアイ(2021年)


『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の壮絶な戦いの後、人類を救ったものの、大事な親友であるブラック・ウィドウをはじめ、仲間を失ったホークアイ。喪失感を抱えながらも、ようやく平穏な日々を取り戻しつつあった彼の唯一の望みは、アベンジャーズを辞めて家族と一緒にクリスマスを穏やかに過ごすこと。しかし、彼の秘めていた過去ー闇の世界の暗殺者”ローニン”の存在がきっかけとなり事件に巻き込まれていく・・・
Disney+公式ページより抜粋

  • 監督:リス・トーマス、バート&バーティ
  • 公開:2021年11月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全6話(1話40~60分前後)
  • 登場するヒーロー:ホークアイ、ケイト・ビショップ


<個人的な感想>
評価:星4

MCUのドラマ作品4作目。『エンドゲーム』の戦いの後のクリント(ホークアイ)の姿が描かれる。新キャラクターとして同じく弓の名手であるケイト・ビショップが新登場。クリスマスを穏やかに過ごしたいクリントだが、彼の過去の罪でもある「ローニン」に関わる事件に巻き込まれていき・・・。といった感じのストーリー。


過去の作品もだがドラマシリーズはテンポが良く次の話への引きもうまいので一気見したくなる作品が多い。新キャラクターのケイトがかわいく(特にポスターの絵とかよりも動いているほうがより良くみえる)、今後のシリーズへの登場やヤング・アベンジャーズの結成等色々と今後にも期待したいところ。
 


<いきなり観れる度>
単体でもある程度楽しめる作品にはなっているが、『アベンジャーズ:エンドゲーム』までの出来事や人間関係が前提となっている部分も多くあり、ここまでの作品の流れが分かっていないと100%楽しむことは難しいかもしれません。最低でも『ブラック・ウィドウ』は見ておかないと唐突に「誰だコイツ」といったキャラクターが本筋に入ってくるので注意。



スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2022年)

  • 監督:ジョン・ワッツ
  • 公開:2022年1月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:スパイダーマン、ドクター・ストレンジ


<個人的な感想>
評価:星4.5

MCUスパイダーマンの三作目。

前作『ファー・フロム・ホーム』のヴィラン:ミステリオの手によって正体を世界中に知られてしまったピーター。世界中の人から自身がスパイダーマンだという記憶を消すためにストレンジの魔術を頼るが、それが別の世界から数々の強敵を引き寄せる結果になってしまい・・・。というストーリー。



まずは一言、「この映画を作ってくれて本当にありがとう!!」。作品単体として見てもMCU作品の中でも上位に入る傑作だと思います。


MCUがフェイズ4でマルチバースを前面に押し出した展開となったことで、MCUではなかった過去のスパイダーマン映画シリーズのキャラクター達が数多く登場しました。歴代キャラクターがこれでもかと登場して共演する豪華なキャスティングが凄い。そしてその多すぎると言える素材を非常にうまく料理してストーリーとしての出来も良かった。「スパイダーマンが好き」「過去のサム・ライミ版やアメイジングも観てた」という人ほど感動できたんじゃないでしょうか。サム・ライミ版の第一作目から劇場で見ていた自分としては記事タイトルの通りスパイダーマン映画シリーズの非常に豪華な同窓会のような作品でした。



<いきなり観れる度>
これまでのMCUスパイダーマン2作は見ておかないとキャラクターの立ち位置や関係性が分からないと思います。そして本作に限ってはMCU以外の過去のスパイダーマンシリーズ(無印3作、アメイジング2作)を見てからの方が絶対に楽しめる内容になっています。


【個別の感想】
www.yumekichi-blog.com



 
 

ムーンナイト(2022年)


「現実か夢か、区別がつかない――」意味深なセリフを放つ彼の名はスティーヴン・グラント。国立博物館のギフトショップで働く温厚で、うだつの上がらない主人公。睡眠障害を持ち、夢の中で度々白いスーツを着た男と対峙するが、それが現実で起こっていることか、ただの夢か区別がつかない。
夜通し悪夢にうなされては、仕事場で「役立たず」と罵られ、スティーヴンはいつも幻覚に怯える日々を過ごしていた。 ある日、自室の見知らぬ携帯電話が鳴り響き、“マーク”と知らない名前を呼ばれ困惑する― 自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。
コントロールできない“もう一人の自分”― それは、冷酷な暗殺者 マーク・スペクターだった。マークに狂気が宿る時、ダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。
Disney+公式ページより抜粋

 
 

  • 監督:アーロン・ムーアヘッド、ジャスティン・ベンソン
  • 公開:2022年3月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全6話(1話40~50分前後)
  • 登場するヒーロー:ムーンナイト


<個人的な感想>
評価:星3.5

MCUのドラマ作品5作目。
これまでのシリーズとは少し変わった作風で、コンスやアメミット等のエジプト神話関連の用語・キャラが登場し、エジプト神話を勉強しておくとより楽しめそうな作品。過去のMCU作品とはストーリー的なつながりは一切なく、本作からいきなり見ても楽しめる内容。多重人格の主人公を演じ分けているオスカー・アイザックの演技が凄く、写真だけを見ても表情でスティーブンなのかマークなのかわかるのが凄い。また、吹き替えの関智一さんの声の演じ分けも素晴らしかった。


色々と気になる展開や謎を残して終わったので、次がシーズン2なのか他作品への登場なのかはわからないが、続きに期待をしたい作品。



<いきなり観れる度>
シーズン1の段階ではこれまでの作品とは一切のつながりが無いので、この作品からで十分に楽しめる内容になっています。

 
 

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)



  • 監督:サム・ライミ
  • 公開:2022年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ドクター・ストレンジ、アメリカチャベス、スカーレットウィッチ、他


<個人的な感想>
評価:星4

ドクター・ストレンジの2作目。

フェーズ4で解禁されたマルチバース。そのマルチバースに深く関わる謎の少女アメリカ・チャベスを巡る物語。本格的にマルチバースが解禁され、複数のユニバースを行き来するハチャメチャ展開で飽きることなくあっという間に終わってしまった感じ。マルチバースという舞台装置をこれでもかと使い、公式から「マルチバースってこういうことですよ~。これからはこういうの増えていきますよ~」というメッセージのようにも見える展開。予告の段階で噂されていたイルミナティの人たちについてはネタバレのため「登場するヒーロー」欄には「他」とした。とりあえずMCU以外のマーベル作品をがっつり見ていなくても十分理解できる立ち位置になっていた。


本作で一番印象的だったのはやはりワンダ。『ワンダヴィジョン』を観ているかどうかで印象が変わるかもしれないが、個人的には活躍シーン(もうサノスより数段厄介と思える強さになってる)が多くて嬉しい反面、かわいそうで見ていられないという感情もあって複雑。もうどの作品でもどの監督でもだれでもいいから早くワンダを幸せにしてあげてほしい・・・。


本作内でMCUの世界が「アース616」と明言されていた。これまでMCUは「アース199999」と言うことになっていた気がするがこの設定はどうなるんだろう。


<いきなり観れる度>
ストレンジのオリジンストーリーである『ドクター・ストレンジ』と、なぜワンダが今こんな状況になっているかが描かれた『ワンダヴィジョン』は最低限見ておく必要があると思います。意外にもその他の作品(スパイダーマンNWH含め)はマストと言う程でもなかったですが、フェーズ4はサノスの一件があった後の世界と言うのが大前提のため『エンドゲーム』までに何があったかぐらいはざっくりでも知っておいた方がいいかと思います。


【個別の感想】
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ミズ・マーベル(2022年)


もしも憧れのヒーローのようなパワーを手に入れたら…?
キャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーンは、アベンジャーズオタクの高校生。学校や家庭では自分の居場所が見つからず、「スーパーパワーさえあれば…」と妄想の世界に浸っている。しかしある日突然、強大な力を手に入れ、妄想したことが現実に!ヒーローの力さえあれば全てが理想通りになるはず、と思っていたカマラだが、力をコントロールできず次々と問題が起こってしまう。なぜ、カマラは強大な力を得たのか?
カマラの力に隠された謎は、生活を一変させ、やがて世界をも変えていくことになる。ヒーローである前にごく普通の高校生であるカマラが、家庭や学校、社会で様々な問題に直面し、力に伴う責任に悩みながらもMCUの世界を今後大きく変えるヒーロー、 “ミズ・マーベル”として目覚めていく。
Disney+公式ページより抜粋

 

  • 監督:話により異なる
  • 公開:2022年6月よりDisney+で配信開始
  • 話数:シーズン1、全6話(1話40~50分前後)
  • 登場するヒーロー:ミズ・マーベル


<個人的な感想>
評価:星3.5

MCUのドラマ作品6作目。
比較的アメコミや他のメディアでのミズ・マーベルとは設定等異なる本作オリジナルの要素が多かった印象(特にパワーの部分)。個人的には全体的にもうひとつ盛り上がりに欠けてしまったという感じで、最終話の盛り上がりは良かったけどそれまでの2~5話がやや冗長に感じてしまった。多分そう感じたのは事前に思っていた(期待していた)ミズ・マーベル像とは違う展開だったからで、個人的にはミズマーベルというとアニメの『マーベルライジング』やPS4版『アベンジャーズ』等のヒーローに憧れながら成長していくイメージが強かったけど、本作ではそういった部分は薄く(ヒーローオタクの部分は1話ぐらい)て自身のルーツを辿るといった展開の尺が非常に長かったように感じた。先入観無しに「そんな話だ」といって見れば特に駄作と切り捨ててしまう内容ではないと思うし、インドの分離独立の所は勉強にはなったが、マーベルのヒーロー作品に求めている要素かと言われると違うというか。


ミズ・マーベルという名前自体ほとんど出てこないしカマラの戦闘シーンも少ない。そのためオリジンストーリーを6話だらだらと見せられたように感じてしまったのかもしれない。1話のノリと最終話の盛り上がりは良かったので、その2話の展開をベースにした2時間ちょっとの映画だったらもっと入り込めたかも。どっちにしても今後が楽しみというかこれからが本番のキャラクターなので以後の作品での活躍を期待。また、カマラを中心にした若いキャラクターはみんな良かったので、それらも含めて今後に期待。



<いきなり観れる度>
一部のシーンを除きほぼ他の作品との関連は無いので、この作品からで十分に楽しめる内容になっています。



ソー:ラブ&サンダー(2022年)

  • 監督:タイカ・ワイティティ
  • 公開:2022年7月
  • 登場するヒーロー:ソー、マイティ・ソー(ジェーン)、ヴァルキリー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


<個人的な感想>
評価:星4

MCUのソーを主人公とするシリーズの第4作目。個別のシリーズの4作目はMCUでは初。

サノスとの決戦の後、多くの仲間や家族を失ったソーは地球を離れてガーディアンズと共に宇宙を旅していた。そんなソーに、復讐のためにすべての神々を殺そうともくろむ新たなる敵"ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー"が襲いかかる。ソーはニューアスガルドの王となったヴァルキリー、そしてソーと同じ力を得てムジョルニアを手にしたかつての恋人ジェーンとともに、"神殺し"のゴアに立ち向かう。


最近のMCUはマルチバースに関わる話だったり、人種や少数派・多様性に触れるような話だったりが増えているが、久々に単純明快でストレートに楽しめるヒーロー映画って感じでかなり楽しめた。マルチバース関連の話は好きだし、多様性云々の話も大事だとは思うけど、やっぱりヒーロー映画に求めるのは本作のようなあまり深く考えずにヒーローの活躍を応援できるストーリーだと思う。


シリアスな展開だけではなく笑わせられるポイントも所々入れられており、いいバランスで緊張と緩和が配置されていた。また、新登場のヴィランであるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーはクリスチャン・ベールのすさまじい演技もあって狂気と悲哀を併せ持った非常に魅力あるキャラクターになっていた。


<いきなり観れる度>
『マイティ・ソー』のシリーズ3部作と、『インフィニティ・ウォー』及び『エンドゲーム』は観ておいた方がいいと思います。どちらかと言えば過去作品を知るシリーズファン向けの作品だと思います。


【個別の感想】
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フェイズ1~3について

フェイズ1~3の作品については別記事で感想を書いています。

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まとめ

フェイズ4はまだ2021年に始まったばかりですが、かなりのペースでの作品展開がされています(ついていくのも大変 笑)。

スパイダーマンやスカーレット・ウィッチ等の過去作品から登場しているキャラクターが今後どうなっていくのか、新たに登場したキャラクター達とどう絡むのか、といった部分も含めて今後の展開を楽しみにしたいと思います。
 
 
 
 

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