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自由を夢見るアラサー社畜が、仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』感想!!UCや福井作品が好きなら観るべき

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』を劇場で観てきたのでその感想です。



【お断り】
『ガンダムNT』ならびに『ガンダムUC』のネタバレが含まれますので、ご覧になられる際はご注意をお願いいたします。

また、当記事の内容は管理人の個人的な感想や考察(一部妄想)です。未視聴の作品や未読の書籍等も多数ありガンダムの設定や裏話に精通しているわけではなく、公式設定・裏設定・ファン間での通説等にすべてにおいて正しい知識を持っているとは限りません。一個人の感想である点をご了承の上、温かくご覧いただけますと幸いです。


目次

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』

 
f:id:yumekichi730:20181226190517p:plain
画像引用:公式サイトより

 

U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が開かれて一年。
ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。

のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。
その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。 白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった……。

しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。
金色の“不死鳥”……その名は、フェネクス――。
引用:公式サイトより

舞台は『ガンダムUC』の1年後の世界。原作者は『UC』と同じ福井晴敏さんでストーリー上の繋がりも多く、『ガンダムUC』の続編と思っても差し支えないですね。


既に『UC2』の製作も発表されており、そちらにも繋がるだろうことを考えると本作は『ガンダムUC1.5』という感じか。


機動試験中の暴走事故で行方不明となっていたユニコーンガンダム3号機"フェネクス"と、かつて一年戦争のコロニー落を預言し「奇跡の子供たち」と呼ばれた3人を中心に物語は進んでいきます。本作の主人公ヨナ、3人の中でとりわけ強い能力を持ちフェネクスと共に消息不明となっているリタ、そしてルオ商会の力をバックにフェネクスの奪取を目論むミシェル。さらにフェネクスを狙うネオジオン"袖付き"の残党も加わって、フェネクスとニュータイプ神話を巡る戦いが繰り広げられます。


ちなみにナラティブには「物語」「語り」「神話」といったような意味があり、タイトル標記の「NT」にはニュータイプとナラティブのダブルミーミングになっているんだとか。合わせて「ニュータイプ神話を語る」みたいな意味かな。

 

【冒頭23分までが視聴可能です(公式)】
www.youtube.com
 


全体通しての感想

評価:星4
(5点満点で)
 

ストーリー的には全体的に悲しくて救いのない話だったけど、『ガンダムUC』の続編としての話の完成度やニュータイプ神話を掘り下げた内容には大満足でした。


過去最高に福井ワールド全開というかニュータイプのオカルトパワー全開で、ガンダムファンだとしてもダメな人にはダメ(特に福井作品やUCが嫌いな人)なんじゃないかとは思います。イメージ的には『Ζ』『ΖΖ』『逆襲のシャア』の終盤の不思議パワーバトルが終止行われていて、その力を解明するとか手に入れるとかという話がストーリーの本筋。これまでの宇宙世紀作品って要所要所でニュータイプが超常的な現象を引き起こしつつも、その件には積極的に触れないというか「そっとしておく」みたいなメタ的な空気があったのでその点は非常に新鮮な感じがします。


上記の点においての好き嫌いはあると思いますが、『ガンダムUC』の続きとして、そして多分『UC2(仮)』の序章としても、きっちり話はまとまっていたと思いますので、「ガンダムUCが好き!」「福井作品が好き!」という方は観ておくべしというのが率直な感想です。僕は『ガンダムUC』も福井さんの解釈も元々好きな方だったこともあって非常に楽しめました。


見終わった後に「結局真のニュータイプってどんなもんなんだっけ」とか「その後の歴史(F91やVガンダム)ではどうなっていたっけ」とか考えるのも楽しいのでそれも込みでの評価ですね。過去作品も振り返って考察してみたり、誰かと解釈について議論したり観賞後も楽しめる作品なんじゃないかと思います。



他のガンダム作品を観ておく必要はあるか??

前作『ガンダムUC』をはじめとするここまでのガンダムシリーズを未視聴の方は最低でも前作の『ガンダムUC』を観てからの方がよりすんなりとストーリーに入っていけると思います。


しかし、その他の作品については必ずしも観ておかないとダメということはないと思います。「最初のガンダムで連邦軍(地球側)とジオン軍(コロニー側)の戦争があって、地球にコロニーが落ちた」「ニュータイプという特別な力を持った人がいる」ぐらいの予備知識があって前作『ガンダムUC』を観ていれば十分楽しめます。


各キャラクターについて

主人公、ヨナについて

正直、あんまり印象がない(笑)。
リタとかゾルタン君とか周りの人達が濃すぎるから仕方ないね…。ただ珍しくニュータイプと強化人間のどっちの要素も持ってる主人公。幼少期にティターンズの施設に入れられていたので強化人間なのかと思ってみてましたが劇中特にどちらとも明言はなかったように思います。


「ニュータイプ神話」に振り回された大人達の被害者。ここまで悲しい主人公も中々いなかった思うけど、ラストで"あっち側"に行きかけた先輩のバナージに諭されて人として前向きに歩み始めたと信じたい。


ヒロイン、リタについて

恐らく宇宙世紀最高のニュータイプ。
人としての肉体は死亡しているにも関わらずフェネクスを操り光速をも超えるスピード飛び回っていた。生きた人間としてその域に最も近づいたのがカミーユやユニコーンガンダムと一体化したバナージということか。生きていた時にもコロニー落としを予言したりそのビジョンをヨナやミシェルにも見せたりとかなり強い力を持っていたことが伺える。明言はされていなかったように思いますが、多分地球生まれの地球育ちのニュータイプ。


終止、覚醒したニュータイプ特有の悟りきって穏やかな物腰ではあったが間違いなくニュータイプ神話の被害者の一人である。劇中でフェネクスに乗っていたのは彼女の残留思念(のようなもの)であることが明かされるが、どのタイミングで死亡したのかや肉体がどうなったのかは不明。いずれ外伝で語られそうな気もするが、もうそっとしておいてあげたいような気もする。


「ナラティブ組体操」でお馴染みの本作ポスターの上の方にちょろっと出ている手が多分リタのもの。真のニュータイプとして"あっち側"にいってしまった彼女と、現世でもがき縺れ合いながらそこに至れない3人(ヨナ、ヨナ、ゾルタン)を表しているのかな。

ライバル、ゾルタンについて

最初の印象はフロンタルとアンジェロを足して2で割った感じの人。いつの間にか2機になっていたスタインに乗っている。


民間人ばかりのコロニーでビームを「撃っちゃうんだなぁ、これが」しちゃうヤバイ奴。従わない部下を射殺したり何かとエレキセントリックな言動が目立つが、その正体はシャアの再来として"造られた"強化人間、フル・フロンタルの失敗作。


自分が"失敗作""出来損ない"であることにとらわれ苛まれ続けた彼もまた戦争やニュータイプ神話の被害者の一人。本作を見終わった後は「悪役・ラスボス」というイメージよりも、「かわいそう」という印象の方が強くなってしまった。




ニュータイプについて

『機動戦士ガンダムNT』におけるニュータイプ


「ニュータイプとはなんぞや」ということを語りだすと収集がつかなくなり余計な火種となってしまう(そもそも制作者側から明確な定義が示されてないんだから仕方ない)が、『機動戦士ガンダムNT』において描かれていたニュータイプ像は大体以下のような印象。

  • ①死者と交信したり、彼らの持つ知識を得ることができる。
  • ②時に死者の力を物理的なエネルギーとして利用できる(媒介は必要?)。
  • ③時間すらも操ることができる。
  • ④(肉体的な)死をも超越した存在となる。


ここについては「ガンダムシリーズ(宇宙世紀)におけるニュータイプ像」というよりは「ユニコーンやNTの原作者福井晴敏のニュータイプ像」といった方がよいかと思います。『ガンダムUC』(テレビ版)のコメンタリーで福井氏が「ニュータイプは死者との交信が可能な人物(イタコのようなもの)」と言っているのを耳にした覚えがあります。



<①死者と交信できる>

これはファースト以降のアムロとララァのやり取りに始まり、死者と会話をしたり戦闘中に助言を受けたりしている人物はシリーズ全体において多々目にすることがあります。
もっとも、以前は"アニメや漫画によくある物語上の演出"ぐらいにしか思ってなかったんですが…。




<②死者の力を物理的エネルギーとして利用>

②これに関して一番有名なのは『Ζガンダム』ラストのカミーユだと思います。フォウ、ロザミア、エマ、レコア、カツ、サラといった死者達の力を借りてバリアを張ったりサーベルを強化したりシロッコのジ・Oを動けなくしたり。

何かしらの媒介が必須であるとの明言はなかったと思いますが、各作品を見ている限り何らかは必要なように見えます。カミーユの場合はΖガンダムのバイオセンサー(フォウ曰く「カミーユの身体を通して出る力を表現してくれるマシン」)、ユニコーンやフェネクス等のサイコフレームなど。



<③時間を操る>

時間を操るというのはあまり印象がありませんでしたが、本作において前作『ガンダムUC』のラストでバナージによって機能停止させられた連邦のMSは全てジェネレータが"まるで組み立て前に時間を戻したかのように"解体されていたことが明かされました。それによりついに「不老不死」を目指すなんてワードが登場していました。


「時間」キーワードで思い付くものと言えばやはりファーストガンダムのララァの「ときが見える」というセリフ。これはララァを象徴するものとして有名です。このキーワードに対して(字面通りに受け取った上で)1つの回答を提示したのが福井氏の解釈、つまりは『ガンダムUC』や『ガンダムNT』におけるニュータイプなのではないのかなと。あくまでも個人の感想ですが。


ニュータイプの未来予知にも近い先読みの能力は、時間を超越しているからこそかもしれません。本作でもリタはコロニー落としを予測したり、さらにはクライマックスの決戦を早くから認識していた描写があります。


『Vガンダム』のサイキッカーのヒーリング能力なども、時間を操る事が可能であるならば身体の状態を健康な時に巻き戻したり、逆に体内の自然治癒力を早回ししていたと考えるとなんとなく合点がいく気が。(ただし、サイキッカーとニュータイプの関係については公式では明言なし。)


さらに、ニュータイプが死者の世界と交信が可能でありかつ時間をも超越しているのであれば、フロンタルのもたらしたネオ・ジオングのような物語時点で解析できないオーバーテクノロジーもある程度は説明できそうです。時間を超越した死者の世界には、過去のみならず未来で死亡した技術者や科学者の魂や知識が存在したとしてもおかしくない、とか。


<④死をも超越した存在となる>

ここについては自分の中でもいまいち整理がついていないためもう一度観てからゆっくり考えてみたいんですが、劇中でもリタの「今がすべてじゃない」というセリフをはじめ度々生まれ変わりや輪廻という概念について言及がありました。何よりも、物語開始の時点でリタは死亡しており、フェネクスを動かしていたのは"あちらの世界"に行ったリタの思念のようなものでした。


①と②のように、「魂や死語の世界のようなものは存在する」ということは少なくとも福井作品においては前提として存在しているように思います。『UC』でギルボアさんやダグザさんのようにオールドタイプと思われる人々がバナージに語りかけてくるシーンがあったように、魂として存在すること自体は等しく誰にでも起こりうるのかなと。

では、「死をも超越した真のニュータイプ」とは何なのかがいまいちピンとこないですが、思念のみでフェネクスを動かしていたリタのように、生きているニュータイプを介さずともこちらの世界に干渉できることが違いになるのでしょうか。まさに「現象として捉えることしかできないオールドタイプ」的な発想か。


ニュータイプ神話の行き着く先

フェネクスとリタは、現在の人類には過ぎた力であるネオ・ジオングを破壊するための"あちらの世界"からの使者でした。


最終決戦の後にフェネクスとリタは"あちらの世界(ニュータイプの地平?)"に帰っていくわけですが、そこはララァやフォウが行った所であり前作のラストでユニコーンと一体化したバナージが行ってしまいそうになったところなのでしょうか。バナージはミネバやリディによって、そして本作のヨナはそういった意味でも"先輩"のバナージによってこちらの世界に引き留められました。


リタや前作でユニコーンと一体化したバナージが「完成された真のニュータイプ」であるとするならば、安直にそこに至ることについては『UC』『NT』連続で否定されたわけです。まだ生きた人間としてすべきことがあると。「真のニュータイプ」に至ることもまだ人類には早すぎた、ということでしょうか。まさにゾルタン君の言った通り、「宇宙に住んでせいぜい100年でニュータイプなんて夢見すぎだよな。進化ってのはそんなに簡単なもんじゃない」と。


"可能性"を示しただけのニュータイプ

さて、その後の作品においてのニュータイプといえば、『ガンダムF91』『Vガンダム』においては本作で語られたようなニュータイプ論やリタのようなぶっ飛んだニュータイプは登場しなくなり、勘が鋭いとか状況を瞬時に把握したりなどの『ファースト』や『Ζ』ぐらいまでの感じに後退したようです(かわりにサイキッカーなるものが出てきたけど)。『ガンダムUC』序盤でカーディアスの言った「撃墜王と同義」レベルにしか扱われてなかったですね(制作順という身も蓋もない事情は置いておいて)。


これは『NT』のラストにて、人知の及ばない存在となったシンギュラリティ・ワン(ユニコーンガンダムやサイコフレーム)を封印すると語ったミネバの活動が成功したということでしょう。その辺の経緯は先日発表された『UC2』で詳しく語られるかもしれません。メタ的な観点に戻れば『ガンダムUC』で広げた大風呂敷を、(作中時系列で)後の作品と辻褄が合わなくならないようにきちんと畳みに入ったということですね。『0083』のGPシリーズが闇に葬られたみたいな感じですかね。


『ガンダムUC』や『ガンダムNT』では人類やニュータイプの可能性が描かれていました(それもかなり行くところまで行った感じ)。しかしながら、後の時代を描いた作品でも残念ながら人類が種として進歩しているようには見えず、本当にニュータイプ"可能性を示すだけ"で終わってしまったのが悲しいですね。まあ、人類全てが本当にニュータイプに覚醒して争いが無くなったらシリーズ終わっちゃうわけですが。


今回のお話自体、結局のところは「ニュータイプ神話に振り回された人々の悲劇」というのが一番の感想です。いい加減ニュータイプが人を幸せにするところが見てみたいよ・・・。



さいごに

 
ということで観賞後も色々考えさせられたり楽しませてくれる作品でした。前作『ガンダムUC』や福井作品が好きな方は観ておいて損はない作品だと思います。



個人的にも初回はストーリーを追うのに精一杯だった所もあってうろ覚えな部分も多々ありました。もう一度落ち着いての2回目を早く見に行きたいです。





【ガンダム・ガンプラ系の記事】
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『アベンジャーズ』シリーズの観るべき順番と感想!【マーベル・MCU】

『アイアンマン』『スパイダーマン』をはじめとしてアメコミを原作とするマーベル系作品の映画は数多く上映されヒットを飛ばしています。そして毎年のように新しい作品や新しいヒーロー登場しています。また、そのようなヒーロー達を共演させた『アベンジャーズ』のシリーズも同様に大人気です。




これらの作品の多くは作品間で大規模にクロスオーバー(それぞれの作品が同じ世界の出来事とされていて、作品をまたいでキャラクターが登場したりする)をしており、それらの作品群を大きなひとくくりのシリーズとして『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』と呼んでいます。


『MCU』に属する作品や順番は以下の目次の通りですが、例えば『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は『キャプテン・アメリカ』単体のシリーズでは第一作目ですが『MCU』全体で見ると五作目となり、それまでの作品に登場したキャラクターや伏線が関わってきたりします。



目次


ズバリ、観るべき順番は??

普通に全ての作品を観るつもりであれば、放映された順番に観ておけば間違いないです。
放映された順というのは上記目次に書かれている順番となります。
(ただし、第一作と第二作は日本のみ『ハルク』→『アイアンマン』の放映でしたが、正式には目次の通り『アイアンマン』が先なので、この順番で観るといいと思います)



ただ、作品数も多く(2018年末時点で20作品)、「全部見るのはしんどい!」とか「元々好きなキャラクターの出る作品だけ観たい!」という方も多いと思います。
本記事では、各作品について私個人の感想や見所に加え、「登場するヒーロー」「いきなり観れる度」を記載しています。


「いきなり見れる度」は言葉の通り、"他の作品を観ずにその作品から見てどれだけ理解できるか""最低でも事前に観ておいた方がいい作品"などを記載しています。

「登場するヒーロー」については、変身やスーツの装着もなく最後にチラッとでるだけみたいなパターン(意外にも多い)の場合は記載に含めていませんのでご了承下さい。





<ご注意>
これ以下の記載については「感想」「登場するヒーロー」「他の作品との関連」等の観点において一部ネタバレを含む場合がございます。各作品への興味を削いでしまうような核心やオチに関するものは極力廃しておりますが、ご理解の上ご覧頂けますようお願いいたします。
また、筆者は本記事に記載の作品については特別記載のない限りすべて鑑賞済みですが、原作コミック等々の他のメディア作品については読んでいない・観ていないものも多くございますのでご了承ください。






フェイズ1

「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」など、アベンジャーズの中核をなすキャラクター達の始まりとなる物語が中心。それらのヒーロー達が初めて一堂に会する『アベンジャーズ』第一作までがフェイズ1。


アイアンマン(2008年)


"アフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加したトニー・スタークは、テロ組織に襲われ拉致されてしまう。胸に深い傷を負い捕虜となった彼は、組織のために最強兵器の開発を強制される。トニーは装着することで、圧倒的な破壊力とパワーを発揮できる戦闘用パワードスーツを敵の目を盗み開発。敵地からの脱出に成功するが、奇跡的に生還したトニーは、ある事実を知り愕然とする・・・。自らが社長を務める会社が開発した兵器がテロ組織に使用されていたのだ。トニーはその償いをすべく、テロ撲滅に命を捧げることを決断。最先端の技術を駆使し、新たなパワードスーツの開発に着手する。"
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ジョン・ファヴロー
  • 公開:2008年4月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:アイアンマン

 
 
<個人的な感想>
評価:星3.5
 
トニー・スタークがいかにしてアイアンマンとしてテロリストと戦うことになったのかが描かれる第一作。アイアンマン誕生の経緯が丁寧に描かれている一方、そこに少し時間をかけすぎている気も。多のシリーズでは「エピソード0」とか「ビギンズ」みたいなタイトルで前日譚というエピソードと位置付けられていてもおかしくなさそうな。アイアンマンがガンガン活躍するところを期待していると少し物足りないかも・・・。

終盤できちんとアベンジャーズの結成を示唆するところがあり、きちんと今後の壮大なシリーズの序章となっています。
 
 
<いきなり観れる度>
『アイアンマン』シリーズ、及び『MCU』シリーズの第一作ということで、言うまでもなく初めに観るのに最も適した作品です。

「どこから入っていいかわならない!」という方もとりあえず本作から観ておけば間違いないでしょう。



 
 
 
 

インクレディブル・ハルク(2008年)


学者のブルース・バナーは、恋人ベティの父、ロス将軍の命令を受けて人体への放射線抵抗を研究していた。ところがその研究実験中に事故が発生、多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が200を越えると約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスター=ハルクに変身する特殊体質となってしまう。
それ以来、彼を利用しようとする軍の追跡を逃れ、ブラジルに身を隠して治療薬開発と細胞の解明に専念するブルース。しかし、ふとした出来事からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員ブロンスキーらに包囲されてしまう。だがその時ブルースはハルクへと変身、部隊を一蹴し、間一髪のとこで逃亡に成功するのだったが…。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: ルイ・レテリエ
  • 公開:2008年6月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ハルク


<個人的な感想>
評価:星3
 
超人ハルクとなる能力を得てしまった男の苦悩と戦いを描く。
ブルースがハルクとなった経緯は序盤のダイジェストと一部回想シーンのみで基本的にはばっさり省かれています。その分、主人公の"現在"にがっつりスポットが当てられているのですが、ちょっとストーリーは単調だったかな・・・。ちなみに2018年現在、『ハルク』単独のシリーズとしては本作のみで第二章の情報は入ってきていません。


また、次に登場する『アベンジャーズ』からはハルクのキャストはマーク・ラファロに変更となっており、エドワード・ノートン版のハルクは本作のみ。
 
 
<いきなり観れる度>
こちらも『ハルク』単体の作品としてここから見始めるのは問題ないと思います。


ただし、微妙に今後の『アベンジャーズ』作品に繋がるポイントや伏線がちょいちょいあるため、『アイアンマン』の第一作目は観ておくとより分かりやすいかも知れません。ただ、このように微妙に他作と関連する伏線が入ってくる傾向は今後も続くため、全作観るつもりでないならばあまり気にしなくていいと思います。



 
 
 
 

アイアンマン2(2010年)



自らアイアンマンであることを告白した大企業スターク・インダストリーのCEO、トニー・スターク。そんな彼に新たな危機が迫っていた。まず、米国政府がパワードスーツの没収を命令。そして、彼に恨みを抱く謎の男“ウィップラッシュ"が一撃で車を真っ二つにする電流ムチを携えて現れ、ライバルの武器商人ハマーも独自のパワードスーツを開発する。そんな中、胸に埋め込んだエネルギー源“リアクター"の影響でトニーの体は蝕まれていき……。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ジョン・ファヴロー
  • 公開:2010年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:アイアンマン、ウォーマシン、ブラック・ウィドー


<個人的な感想>
評価:星4
 
新たな強敵、2人目のアイアンマン、女スパイ「ブラック・ウィドー」、そしてついに動き出すアベンジャーズ計画、と盛りだくさんの『アイアンマン』シリーズの第二作目。


戦闘シーンも多く、個人的には少し物足りなかった前作よりも楽しめました。"2人目のアイアンマン"である「ウォーマシン」は「アイアンマン」と対比的なカラーリングに武骨な装備類がカッコよくて好きです。終盤の二人の共闘シーンは本作一番の盛り上がりですね。また、スカーレット・ヨハンソンの「ブラック・ウィドー」のアクションシーンも美しカッコよくて見どころの一つ。
 
 
<いきなり観れる度>
タイトルの通り『アイアンマン』シリーズの第二作。最低でも前作『アイアンマン』は観てからの鑑賞をお勧めします。


 
 
 
 

マイティ・ソー(2011年)


神の国<アズガルド>で無敵の強さを誇る戦士ソー。だがあまりの傲慢さゆえに神々の王である父の怒りに触れ、最強の武器“ムジョルニア"と全ての力を奪われて人間界へ追放されてしまう。地球に落ちたソーは、天文学者のジェーンら人々に出会い人間の弱さや痛みに触れ、徐々に真の強さを学んでゆく。だがその頃、邪神ロキの陰謀で神の国は危機に瀕し、さらに恐るべき敵がソーを抹殺すべく地球に迫ろうとしていた。力を失ったソーは地球と神の国を守るために戦いへと立ち上がる!
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ケネス・ブラナー
  • 公開:2011年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:マイティ・ソー、ホークアイ


<個人的な感想>
評価:星3.5
 
神の国からやってきた雷神の戦士ソー。ハイテクなスーツだとかクモに噛まれてスーパーパワー、なんてレベルからはるかにぶっとんでいってしまった、ある意味マーベルの奥深さを感じさせてくれる作品。そんな壮大な背景とは裏腹に、作品の本質的なテーマは傲慢な青年ソーの成長や親子の愛といった非常に身近で親しみやすい(映画の構成としてもシンプルでわかりやすい)ものとなっています。


ちなみに個人的に好きなキャラのホークアイさんはここが初登場でした。
 
 
<いきなり観れる度>
『マイティ・ソー』シリーズの記念すべき第一作目ということでここから見始めるのもアリかと思います。他の作品の例に漏れず後のアベンジャーズにつながる伏線もいくつか登場しています。



 
 
 
 

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)


1942年。兵士として不適格とされた貧弱な少年、スティーブ・ロジャースは、軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」により<キャプテン・アメリカ>として生まれ変わる。身体能力を極限まで高めた強靭な肉体を手にし、同時に正義感に溢れる彼の魂も、極限まで高められる。戦う敵は世界征服を目論むレッド・スカル率いる悪の組織ヒドラ。捕えられた仲間や親友を救うため、キャプテン・アメリカは特殊装備に身を包んで敵地に向かった!
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: ジョー・ジョンストン
  • 公開:2011年7月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:キャプテン・アメリカ


<個人的な感想>
評価:星3.5
 
舞台は現代から約70年前、キャプテン・アメリカ誕生の物語。まずは登場時のガリッガリの主人公にビックリ(笑)。後のムッキムキなキャップと同じ俳優が演じていることを聞いてさらにビックリ。

彼がいかにしてキャプテン・アメリカとなり、そして現代にやってきたのかが描かれます。トニー・スターク(アイアンマン)の父親やコズミックキューブなど、後のアベンジャーズにつながる要素が多めに含まれた物語ですが、単体でも飽きさせずに楽しめる作品となっていました。

本作の敵役であるヨハン・シュミット / レッド・スカルはここまでで一番アメコミっぽい敵ですね。
 
 
<いきなり観れる度>
『キャプテン・アメリカ』シリーズの第一作ということでここから見始めるのもアリ。

『MCU』シリーズの次作『アベンジャーズ』につながるところも多くあり、『アベンジャーズ』の前に最低でも本作は観ておいたほうがいいかもしれませんね。



 
 
 
 

アベンジャーズ(2012年)


地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は、“最強"の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ"。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ"の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: ジョス・ウェドン
  • 公開:2012年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ホークアイ、ブラック・ウィドー、ハルク、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、マイティ・ソー


<個人的な感想>
評価:星4
 
マーベルヒーロー大集合のお祭り映画、『アベンジャーズ』シリーズの記念すべき第一作。
ヒーロー達が一堂に会したときの盛り上がりはやはり半端ないですね。初めから大集結というわけではなく、個々に引きずる過去との対峙やヒーロー同士の確執など、紆余曲折をへて団結していくという道筋がきちんと描かれていて退屈しません。頭空っぽにして楽しみましょう。

個人的にはハルクの大暴れが見ていて一番楽しかったです。
 
 
<いきなり観れる度>
『アベンジャーズ』シリーズの第一作ということで、ここからみても十分に楽しめると思います。ただ、個々のヒーローたちのそれまでの経緯や背負った過去、さらに本作に繋がる伏線は個別の作品で描かれてきていますので、可能ならばこれまでの作品(最低でも『マイティ・ソー』と『キャプテン・アメリカ』の二作品)も観たうえで鑑賞するとより楽しめると思います。


 
 
 
 

フェイズ2

アベンジャーズ中核メンバーの個別ストーリーの続編に加え、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやアントマンなどの個性的なキャラクター達も新登場。アベンジャーズの二作目である『エイジ・オブ・ウルトロン』も併せて一気にキャラクターが増えました。


アイアンマン3(2013年)


トニー・スタークは見えざる敵の脅威におびえ、一心不乱に新型パワードスーツの開発をしていた。心身ともに追いつめられたトニーはある日、世界転覆を企む謎の男マンダリンから攻撃を受け、全てを奪われてしまうが…。
アイアンマン“最後"にして“最大"の戦いが始まる――。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:シェーン・ブラック
  • 公開:2013年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:アイアンマン、ウォーマシン


<個人的な感想>
評価:星3
 
『アイアンマン』シリーズの第三作にして完結編。第一作目からの因縁・伏線諸々に決着が付けられる最終決戦。
ラストのバトルシーンは色々なところで評価されている通りド派手で圧巻、一番の盛り上がりになりました。ここは確かに必見です。ただ、作品の感想としては『アイアンマン』シリーズでは一番微妙だったかな・・・(個人的には『2』が好き)。
 
相変わらずペッパーとジャーヴィス(トニーのサポートAI)がいいキャラしていて観ていて楽しかったです。
 
 
<いきなり観れる度>
最低でも『アイアンマン』『アイアンマン2』。あとできれば『アベンジャーズ』も観てからの鑑賞がおすすめ。



 
 
 
 

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)


『アベンジャーズ』の戦いから1年 ― 全宇宙をも征服する“闇の力"から地球を救うため、アベンジャーズ最強の男ソーは、宿敵ロキとともに立ち上がる。はたしてロキは敵か味方か?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:アラン・テイラー
  • 公開:2013年11月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:マイティ・ソー


<個人的な感想>
評価:星4
 
『マイティ・ソー』シリーズの第ニ作。
今回は全宇宙の存亡をかけた戦いと、相変わらず他のシリーズからは大きくぶっ飛んだスケールになっています。そして今回はロキが色々とよかった。最後まで食えないやつです。

また、このシリーズはソーと愉快な仲間達の友情がいいですね。一番落ち着いてみていられるところです。あと戦いの舞台になったロンドンの地下鉄にソーが乗るシーンとか、このシリーズはちょいちょいコミカルなのを入れてくるところが楽しいです。
 
 
<いきなり観れる度>
第一作目の『マイティ・ソー』、及び『アベンジャーズ』は最低でも観てからの鑑賞がおすすめです。



 
 
 
 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)



アベンジャーズの戦いから2年。アベンジャーズのメンバーであるキャプテン・アメリカ、ニック・フューリー、ブラック・ウィドウは、これまで共に戦ってきた仲間である国際平和維持組織シールドから、突然生命を狙われる。巨大な包囲網を逃れ、逃亡者となった彼らであったが、謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー"が立ちはだかる…。
誰が味方なのか、そして真の敵は誰なのか?正義をかけた究極の戦いが幕を開ける。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
  • 公開:2014年4月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコン


<個人的な感想>
評価:星4
 
『キャプテン・アメリカ』シリーズの第2弾。
全編通して迫力のあるバトルシーンが多く、純粋に楽しめる作品になっていると思います。また、今回の敵はシールドの中に潜んでおり、誰が味方で誰が敵なのかわからないサスペンス的な展開も迫力のバトルシーンといいバランスで描かれています。

そして相変わらずスカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウが美しカッコよいです。
 
 
<いきなり観れる度>
最低でも『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』及び『アベンジャーズ』は観てからの鑑賞をおすすめします。
 


 
 
 
 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)



幼くして地球から誘拐され、宇宙をまたにかけるトレジャー・ハンターとなったピーター・クイル。彼は巨万の富を夢見て<オーブ>を盗み出すが、悪党たちから狙われてしまう。
そして、それをきっかけに、賞金稼ぎのアライグマ、ロケットとその相棒の樹木型ヒューマノイドのグルート、妻子の復讐を誓う狂暴な男ドラックス、そして美しく危険な暗殺者ガモーラのお尋ね者たちと宇宙最凶チームとなって、銀河を救う為に立ち上がる。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ジェームズ・ガン
  • 公開:2014年8月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:スター・ロード(と仲間達)


<個人的な感想>
評価:星4.5
 
『マイティ・ソー』とはまた別の意味でぶっ飛んだ作品。物語の舞台はなんと全宇宙。マーベル版スターウォーズ。
 
一言でいうと、「軽快な音楽に合わせて一癖も二癖もあるキャラクターたちが銀河で大暴れ!」って感じでしょうか。他の『MCU』とはちょっと毛色が違うため小休止的なノリで観たのですが、どっこいここまでで一番のドハマりでした(個人的にはスターウォーズが好きだからってのもあると思う)。『アベンジャーズ』にどう絡んでいくのかも気になりますが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとしても今後の展開が非常に楽しみです。
 
ロケットとグルートのコンビは可愛くて泣けるところもあってとてもいいですね。
 
 
<いきなり観れる度>
他の作品とベースの設定は共有しているものの、舞台も大きく離れているため単体で十分に楽しめる作品。この作品から観てもまったく問題なしです。



 
 
 
 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)


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トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>―
それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和"とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった…。
世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ"が再び結集。ウルトロン軍団との戦いに全てをかけ挑む。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: ジョス・ウェドン
  • 公開:2015年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ホークアイ、ブラック・ウィドー、アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ヴィジョン、ウォーマシン、ファルコン、クイックシルバー、スカーレット・ウィッチ


<個人的な感想>
評価:星4
 
『アベンジャーズ』シリーズの第二弾。トニーが開発してしまった新たなる敵ウルトロン軍団との戦いが描かれます。今回の発端としてはトニー(アイアンマン)は確実に大戦犯で、本作でもかなりアイアンマンの好き嫌いは別れそう…。


登場キャラクターも一気に増えてきて、ヒーロー達が揃った時の盛り上がりもさらにパワーアップ。やはり『アベンジャーズ』のシリーズは登場キャラが多い分敵も軍団になりがちで、観ていて派手で楽しいですね。基本的にはシリアスメインのシナリオですが、定期的に弄られるキャプテンやアベンジャーズメンバーでのムジョルニア持ち上げ大会等々、時折クスリとさせるコミカルなシーンも挟まれていていいバランスになっていたように感じます。
 
個人的には全編通してホークアイさんの活躍と意外な一面が見れたのが見ていて楽しかったです。それとワンダちゃんかわいい。
 
 
<いきなり観れる度>
最低でも前作の『アベンジャーズ』は観ておくのを推奨します。そして可能であれば『アイアンマン』シリーズと『キャプテン・アメリカ』のシリーズは観ておくとより物語に入り込みやすくなると思います。



 
 
 
 

アントマン(2015年)


仕事も家庭も失ったスコットに残された最後のチャンスは、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ"を着用し、想像を絶する特殊能力を持つ“アントマン"となることだった。最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか?そして、アントマンに託された決死のミッションとは…?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: ペイトン・リード
  • 公開:2015年7月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:アントマン、ファルコン


<個人的な感想>
評価:星4
 
小さくなって戦う異色のヒーロー。主人公はが前科持ちで家族に捨てられたダメ親父、というところも一風変わっていますね。

小さくなってバトルしている時にちょいちょい映る通常サイズ目線の映像がなかなかシュールで笑えますね(本人たちは汽車の上を跳び跳ねたり車両をぶん投げたりと激しいバトルをしているのに、通常サイズ目線だとぷらレールがカタッてなるだけみたいな)。


軽快なラテン風の音楽とノリに合わせて気楽に鑑賞できる作品です。
 
 
<いきなり観れる度>
『アントマン』シリーズ第一作目ということで、これ単体でも十分に楽しめると思います。(僕自身、初見の際は『MCU』を全く意識せずに観てました)



 
 
 
 

フェイズ3

これまでバラバラだった個別のストーリーがアベンジャーズの第三作『インフィニティ・ウォー』や最終作『エンドゲーム』に向かって収束していき、全宇宙を巻き込んだクライマックスの始まりとなるフェイズ3。新キャラクター・新シリーズもさらに増え、広がりつづけるMCU。


シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)



世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ"が、国連の管理下に置かれることを巡り、激しく対立するアイアンマンとキャプテン・アメリカ。さらに、ウィーンで起こったテロ事件の犯人として、キャプテン・アメリカの旧友バッキーが指名手配された。それを機に、“アベンジャーズ"はついに分裂する。スパイダーマンも参戦し、世界を揺るがす“禁断の戦い(シビル・ウォー)"がはじまる―友情によって引き裂かれた彼らの行方は?
そして、驚愕の結末とは…。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
  • 公開:2016年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、アイアンマン、スカーレット・ウィッチ、ファルコン、ヴィジョン、ブラックパンサー、ホークアイ、アントマン、ウォーマシン、スパイダーマン

 
 
<個人的な感想>
評価:星4
 
アベンジャーズの盛大なるお家騒動。正義に対しての考え方を巡りヒーロー達がアイアンマン派とキャプテン派に分かれて全面戦争。


一応『キャプテン・アメリカ』シリーズの第三弾ということになっていますが、ほとんど『アベンジャーズ2.5』ですね。様々な所の感想を見ていると、アイアンマン派とキャプテン派に別れている(どちらに肩入れしたか)印象。個人的にはスターク(アイアンマン)の主張の方が一貫して筋が通っていたという感覚。


しかし、アベンジャーズのヒーロー達が二つに分かれての大乱闘はやはり見ごたえがあります。


そして待ちに待ったスパイディが『MCU』に参戦!個人的にはこれが一番見たかった!!全体的に暗めになりがちな雰囲気の中、アントマンと一緒にいい味を出していたと思います。
 
 
<いきなり観れる度>
最低でも『キャプテン・アメリカ』シリーズ2作と『アベンジャーズ』シリーズ2作は観てからの鑑賞がおすすめ。あとできれば『アイアンマン』シリーズも観てからの方がより対立するキャラクター達の心情が理解できるかと思います。



 
 
 
 

ドクター・ストレンジ(2016年)


突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術"との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: スコット・デリクソン
  • 公開:2016年11月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:ドクター・ストレンジ

<個人的な感想>
評価:星3
 
超人、メカ、神様、宇宙ときて次は魔術!!
ドクター・ストレンジ誕生の物語。ということで流れ的には概ね第一作にありがちなストーリー。ですが、特に今回は魔術ということでCGを駆使した映像は素晴らしいものがありました。

あと、アジアンなテイストはこれまでの『MCU』作品にはなかったので新鮮。
 
 
<いきなり観れる度>
本作は作品単体として見始めても問題ないと思います。



 
 
 
 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)


たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ"チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。請けた仕事をきっかけに、“黄金の惑星"艦隊から総攻撃を受けることに。
彼らを救ったのは“ピーターの父"と名乗る男エゴだった。ピーター出生に隠された衝撃の真実とは?
さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯し、彼らがなぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望に…。
その鍵を握るのは、小さなグルートだった…。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ジェームズ・ガン
  • 公開:2017年5月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:スター・ロード(と仲間達)


<個人的な感想>
評価:星4.5
 
さらにパワーアップして帰ってきたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの第二弾!!
相変わらずのマーベル版スターウォーズ
 
個人的にはマーベルの中でもこのシリーズが一番好きだなあ。懐かしの(ってほどの年代でもないけど・・)音楽に合わせて愉快な仲間たちが大暴れ!ってノリなんだけど、ストーリーとして押さえるところはきちんと押さえている。音楽だけでなく、軽快な言葉選びも全編通して笑わせてくれます。『MCU』に興味がない人にもこのシリーズは単体としておススメしたいです。
 
 
<いきなり観れる度>
本作はシリーズの二作目になりますので、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を鑑賞してから観ることをおススメします。



 
 
 
 

スパイダーマン:ホームカミング(2017年)


ベルリンでのアベンジャーズの戦いに参加し、大興奮していたスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)。
昼間は普通の高校生としてスクールライフをエンジョイし、放課後は憧れのアイアンマン=トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)から貰った特製スーツに身を包み、NYの街を救うべくパトロールの日々。
ある日、スタークに恨みを抱く“バルチャー"(マイケル・キートン)が、巨大な翼を装着しNYを危機に陥れる。
アベンジャーズに任せておけというスタークの忠告も聞かず、ピーターは一人戦いに挑むが・・・。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ジョン・ワッツ
  • 公開:2017年7月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:スパイダーマン、アイアンマン、(キャプテン・アメリカ)


<個人的な感想>
評価:星4
 
ついに正式に登場した『MCU』版スパイダーマン。
通称"無印"(サム・ライミ版)3作品、"アメイジング"2作品に続き、映画としては3代目のスパイダーマンになります。


本作のスパイダーマンは一言で言うと「幼さの残るかわいいスパイダーマン」。これまでの主人公たちが「力と責任の狭間で苦悩する青年」だったのに対し、今回の主人公は年齢も若くなり「大人に認められようと背伸びする少年」という印象になりました。そんな若きスパイディが失敗や己の限界、そして与えられた力と責任の重みを知って、少し大人になっていく物語です。青春映画のテイストが強い本作ですが、「大きな力とそこに生じる責任」という歴代スパイダーマン系作品の根幹となるテーマはきちんと描かれていたと思います。だからこそ、だんだんとピーターを応援しながら観てしまう。「頑張れ頑張れ!」と。そして最終決戦でピーターにあの格好をさせた監督には拍手を送りたい!

相棒ネッドとのやり取りとか、リズとの関係を"スーツのお姉さん"に相談しているところとか、見ていてなにか微笑ましい気持ちになります。
 
 
<いきなり観れる度>
『MCU』版スパイダーマンの一作目としてここから観るのもアリです。

ただ、初登場は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の方で出演していたので、そちらも観ておくと、トニー(アイアンマン)との関係の背景なども含めてより楽しめると思います。


ちなみに2019年には次回作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開も決定しています。「far from home」は直訳で「家から遠く離れて」といった感じかな。今作で自らの存在や立場を正しく見つめ直したピーターが、ホームタウン限定の"親愛なる隣人"から、"世界のヒーロー"(=アベンジャーズ?)へと成長していく姿が見られるのか今から楽しみです。


 
 
 
 

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)



アベンジャーズの一員として地球を守るために戦ってきたソー。彼の前に突如現れたのは、“死の女神・ヘラ"。アベンジャーズのメンバーですら持ち上げることができない、ソーの究極の武器・ムジョルニアをいとも簡単に破壊すると、圧倒的なパワーでアスガルドへ攻撃をはじめる。ヘラの野望を知ったソーは、盟友ハルク、宿敵ロキらと破天荒なチーム“リベンジャーズ"を結成し、極限バトルに挑む! 果たして、ソーたちは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか?ヘラの復讐の目的は! ?そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されていた…。
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:タイカ・ワイティティ
  • 公開:2017年11月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:マイティ・ソー、ドクター・ストレンジ、ハルク


<個人的な感想>
評価:星3.5
 
『マイティ・ソー』シリーズの第三作。
今回の敵は恐らく過去最強、ソーの姉でもある"死の女神"ヘラです。ってまた兄弟間での争いかいっ!!
 
今回もソーのシリーズ特有のコミカルなノリは健在(毎回ストーリー自体は重いんだけどね・・・)。今回は宇宙に飛び出したということで『スター・ウォーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のようなノリも加わり、さらにそこに『エイジ・オブ・ウルトロン』以来行方知れずだったハルクも加わって大暴れ!!って感じでしょうか。とにかくこのシリーズは他に比べていきなりスケールが大きくなりますね。
 
そして登場を重ねるごとにどんどん"憎き敵役"から"憎めないアイツ"になっていくロキ。本作でも彼が出ているだけで観ていて楽しくなりますね。
 
 
<いきなり観れる度>
『マイティ・ソー』シリーズの過去2作品、及び『アベンジャーズ』シリーズの2作品を観てからお鑑賞をおススメします。



 
 
 
 

ブラックパンサー(2018年)


アフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ<超文明国ワカンダ>。ここには世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石<ヴィブラニウム>が存在する…。突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、この国の“秘密”を守る使命を背負うことになる。ヴィブラニウムが悪の手に奪われると、人類に未来はない――。“秘密”を狙う敵に立ち向かうのは若き国王。漆黒の戦闘スーツをまとい、ブラックパンサーとして戦うティ・チャラは、祖国を……そして世界を守ることができるのか?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ライアン・クーグラー
  • 公開:2018年2月(アメリカ)
  • 評価:星3.5
  • 登場するヒーロー:ブラックパンサー


<個人的な感想>
評価:星3.5
 
『ブラックパンサー』シリーズの第一弾として単体でも綺麗にまとまった作品になっています。ただ、『MCU』の世界がこれだけ広がってきた中ではやや物足りなさもあったかも。

また、本作は敵側にもそれなりの筋があって純粋な悪人でなかったところが印象的。
 
 
<いきなり観れる度>
『ブラックパンサー』のシリーズとしては第一作目ですが、初登場は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の方で果たしており今回のシナリオにも繋がる部分があります。そのため、『シビル・ウォー』を観てからの方がより楽しめると思います。
 

 
 
 
 

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)


6つすべてを手に入れると、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす無限大の力を得る“インフィニティ・ストーン"。そして、その究極の石を狙う“最凶最悪"の〈ラスボス〉サノス。彼の野望を阻止するため、ガーディアンズ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサーたちも集結した、最強ヒーローのチーム“アベンジャーズ"が、人類の命運を賭けた壮絶なバトルに挑む。
果たして、彼らは地球を、そして人類を救えるのか?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
  • 公開:2018年4月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:マイティ・ソー、ハルク、ドクター・ストレンジ、アイアンマン、スパイダーマン、スター・ロード(と仲間達)、ヴィジョン、スカーレット・ウィッチ、キャプテン・アメリカ、ファルコン、ブラック・ウィドウ、ウォーマシン、ブラックパンサー、ホワイトウルフ


<個人的な感想>
評価:星4
 
マジか・・・。
見終わった後の第一声はまさしくそんな感じ。

ついに登場したラスボス、サノス。過去の作品にも度々登場した、世界を変えるほどの力を持つ「インフィニティ・ストーン」。それをめぐって『シビルウォー』の小競り合いが可愛く見えてくるぐらいの、過去最大の戦いが始まります。

これまでの歴代作品に登場したヒーローたちも(ほぼ)総出演となりバトルも派手さを増してきました。個人的にはアベンジャーズとガーディアンズの共闘が見ていて楽しかったです。(バッキー&ロケットのクルクルとか最高!)雰囲気的には他作品からやや浮き気味のガーディアンズでしたが、本作でいい感じに馴染んできました。

ストーリーとしては『アベンジャーズ』シリーズの次回作であり最終作である『アベンジャーズ:エンドゲーム』に繋がる話であり、本作単体の終わりとしてはちょっとモヤモヤ。次回で決着をつけるっぽいですが、いまから続きがとても気になります。早く公開してくれ!!
 
 
<いきなり観れる度>
アベンジャーズ集大成の序章ともいうべき作品。可能な限りこれまでの『MCU』作品を観てからの鑑賞をお勧めします。
最低でも『シビルウォー』『マイティ・ソー バトルロイヤル』を観ておかないと開始時点の話がつながらないと思います。



 
 
 
 

アントマン&ワスプ(2018年)


6小さくなるほど強くなる、身長わずか1.5センチの最小にして最強ヒーロー・コンビによる痛快バディ・アクション・ムービー。頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>と、完璧すぎるヒロイン<ワスプ>──ふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!?
ユニークなパワーと微妙なチームワークで、彼らは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか?
Amazon商品ページより抜粋

  • 監督:ペイトン・リード
  • 公開:2018年7月(アメリカ)
  • 登場するヒーロー:アントマン、ワスプ

 



<個人的な感想>
評価:星3.5
 
『アントマン』シリーズの第二作。アントマンに相方のワスプが加わり、スピード感の増したバディアクションになりました。

前作からの軽快なノリは相変わらず。シリアスな展開の中でも場を和ませる笑い所がきっちり用意されているため、『アントマン』シリーズは安心して気楽に観れますね。

スコットの娘が可愛くて癒されます。
 
 
<いきなり観れる度>
最低でも前作『アントマン』と『シビルウォー/キャプテンアメリカ』は観ておかないとストーリーの入りの段階で「?」になると思います。

さすがにここまでくると過去の色々な作品からの流れがあって、この辺の作品から行きなり見るのは厳しくなってきますね。


 
 

キャプテン・マーベル(2019年)

  • 監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
  • 公開:2019年3月予定

 
 
 

アベンジャーズ:エンドゲーム(2019年)

  • 監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
  • 公開:2019年4月予定

 
 
 

フェイズ4

『アベンジャーズ』シリーズは『エンドゲーム』でラストとなり、初期からの中核メンバーのキャストも契約が終了するとの噂。
そのためフェイズ4からはスパイダーマンやブラックパンサー等の新世代を中心とした展開がされると予想されています。

以下は現時点で情報のある作品のみを記載します。


 

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)

  • 監督: ジョン・ワッツ
  • 公開:2019年7月予定

 
 
 

まとめ

 
繰り返しになりますが、基本的には放映された順に観ていくのがベストだと思います。


ただ、個々の作品やシリーズとしてもきちんと作り込まれており、一部の作品やシリーズだけとりあえず観てみたいという入り方でも十分に楽しめるようになっています。 「好きなヒーローのシリーズをとりあえず観てみて他の作品が気になってきたら観てみる」というパターンも全然アリです。僕はこのパターンでスパイダーマンから入って次第にMCU全体にハマっていきました。



アベンジャーズの最終作である『エンドゲーム』をはじめ、今後の展開が非常に楽しみです。
 
 
 
 
 
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『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』は予想以上の良作だった。過去作やポケモンGOとの違いも解説

待望のポケモンシリーズの最新作、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』『ポケットモンスター Let's Go! イーブイ』が2018年11月16日に発売になりました。ハードはポケモンシリーズ初のNintendo Switchでのリリースとなります。
 
僕も『Let's Go! ピカチュウ』を事前予約して発売日にゲットしてきたので、まずはざっとプレイしてみた感想を過去のナンバリング作品や近年社会現象にまでなったスマホアプリ『ポケモンGO』との比較も交えてレビューしていきたいと思います。



目次

『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』


 
 
定価:6,458円
機種:Nintendo Switch
発売:2018年11月16日発売
 
 
本作品は『Let's Go! ピカチュウ』『Let's Go! イーブイ』の2バージョンが同時発売。プレイヤーの相棒となるポケモンや、野生で出現するポケモン等々、細部に違いがありますが大筋のストーリーやシステムは同じです。本記事では、『Let's Go! ピカチュウ』バージョンがメインのレビューとなります。



ちなみに、本作がこれまでのポケモンシリーズナンバリングのタイトルなのか、外伝的な位置付けなのかはいまのところ不明。3DS最新の『ウルトラサン』『ウルトラムーン』とはハードやシステム面で違いすぎるため第7世代作品ということはなさそうですが、既に第8世代相当と思われる新作の発表も別で予告されているため、本作は過去のポケモンスタジアム等のように外伝的な位置付けが濃厚な模様。



基本的なゲームシステム

本作のゲームシステムはこれまでのゲームボーイやDS等の「ナンバリング作品」とスマホゲームである「ポケモンGO」を融合させたような、ある意味いいとこ取りなシステムとなっています。
本作『Let's Go! ピカチュウ』のゲームシステムについて、下記のどちらに近いかを軸に、大まかにご紹介していきます。
 
 
 
<ナンバリング作品>

  • 「たたかう」や「アイテム」などのコマンドを入力してバトルする。
  • プレイヤーは主人公を操作して様々な地方やを旅する。
  • ゲームとしてはいわゆるRPG。

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画像出典:ポケットモンスターオフィシャルサイト
 
 
<ポケモンGO>

  • 地図アプリのような画面にポケモンが出現する。出現位置は現実と連動していて、プレイヤーは実際に外を出歩いてポケモンを探す。
  • スマホの画面を指でなぞることでボールを投げる直感的な操作。
  • 位置情報系のスマホゲームアプリ。

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画像出典:『Pokémon GO』公式サイト

 

物語は初代ポケモンがベース

こちらは<ナンバリング作品>がベース。

博士から初めてのポケモンをもらいカントー地方を旅しながらジムに挑戦したりロケット団と戦ったり…、というのはゲーム版の初代ポケモン『赤』『緑』『青』『ピカチュウ』に準拠した内容になっています。この点においては"初代のリメイク"にあたるとも言っていい内容ですが、後述の戦闘システム等は大きく変わっているため、ゲームボーイで初代をプレイした人にとっても懐かしいながらも新しい感覚で楽しめるものになっています。

ちなみに最初の相棒となるポケモンが例の3匹(ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ)ではない点、アニメでお馴染みのロケット団の2人(+1匹)が登場する点等をみると、初代の中でも『ピカチュウ』バージョンがより近いですね。


野生ポケモンのゲットはGOがベース

こちらは<ポケモンGO>がベース。

これまでのポケモンシリーズでは野生のポケモンをゲットするには「戦って弱らせてボールを投げる」がお馴染みでしたが、本作では野生ポケモンとの戦闘は無く(一部例外も有)いきなりボールを投げるシステムになりました。この辺はポケモンGOと同じシステムですが、ジョイコンを使用する場合は実際にコントローラーを持った腕を振ることでボールを投げるため、より感覚的な操作になっています。

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※以降画像はゲーム内のスクリーンショット機能で取得したものを使用


さらに、ボールの形をしているモンスターボールPlusを使用するとより本当にボールを投げているような感覚で楽しむことができます。

野生ポケモンはシンボルエンカウント

こちらも<ポケモンGO>がベース。

これまでのナンバリング作品は野生のポケモンはランタムエンカウント(戦闘の画面に切り替わるまでどのポケモンと出会ったかわからない)形式でしたが、本作ではシンボルエンカウントとなりました。

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シンボルエンカウント形式ですが、例えば森を歩いていると目の前にピカチュウが表れ、プレイヤーがそのピカチュウに触れるとゲット画面に切り替わる、といった形です。逆にゲットしたくないポケモンであれば触れないように通りすぎてしまえばいいわけですね。

こちらはポケモンGOに近い感覚ですが、この形式になったためこれまでより「森や草むらにポケモン達が生息している」感が強くなり、ゲームの世界への没入感が増したと思います。また、不要なバトルをスルーできるので、ダンジョン攻略がよりスムーズに行えるようになりました。



トレーナー戦はナンバリング作品と同じ

こちらは<ナンバリング作品>がベース。

道中バトルを仕掛けてくるポケモントレーナー、ジムのリーダーや四天王などとの戦闘はこれまでのゲーム作品と同じくコマンドを入力して技を選んで戦うシステムになっています。

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個人的には野生ポケモンとトレーナー戦でシステムをわけた(両システムを共存させた)ことで、過去のシリーズファンにもポケモンGOからの新規ユーザーにもどちらにも取っ付きやすくなったのではないかと思います。

つれ歩きが楽しい!!

初めの相棒となるピカチュウやイーブイとは別に、手持ちのポケモンから一匹をボールから出してつれ歩くことができます。このつれ歩きのシステムはナンバリング作品(金・銀)にもポケモンGOにもありました。


後ろをトコトコと着いてくるものから、背中にまたがって走ったり空を飛んだり海を渡ったり。他にも各々のポケモン固有のつれ歩きグラフィックが、150匹のポケモン+幻+アローラの姿のすべてに用意されています。


正直色々なポケモンのつれ歩きを試してみるだけでもかなり楽しめます。リザードンに乗って自由に飛び回れる日が来るなんて夢のよう!!





相棒のポケモンについて

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本作では最初に相棒となるポケモンいつものように炎・水・草から一匹を選ぶ形式ではなく、バージョンによって固定となっています。

名前の通りですが、『Let's Go! ピカチュウ』ではピカチュウが、『Let's Go! イーブイ』ではイーブイが相棒になります。相棒以外にもバージョン毎に出現するポケモンの差はありますが、基本的にはピカチュウとイーブイどちらと旅をするかで購入するバージョンを選ぶといいですね。

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相棒ポケモンはマップ上ではプレイヤーの肩に乗っていて、途中のイベントにもちゃんと登場してきます。この辺はアニメのサトシとピカチュウのようや感覚で遊べますね。また、相棒ポケモンとはふれ合うことができたり特別な技を覚えたりと様々な追加要素が用意されています。

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ちなみに相棒ポケモンもバトルメンバーから外すことも可能で、選ばなかった方のポケモンも野生でゲットすることができます。



2人プレイでできること

本作は最大二人でのプレイが可能になっています。元々ジョイコンの片方1つで一人分の操作が可能なため、switchのハードが一台あれば二人でゲームを楽しむことが可能。

2Pのプレイヤーはサポートトレーナーとなり、野生ポケモンのゲットや、トレーナーとのバトルに参加することができます。

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野生ポケモンのゲットは呼吸を合わせてボールを投げることでゲットの確率が上がり、トレーナー戦については単純に2対1となるため、二人でやることでゲームの攻略難度を下げることが可能です。まさに"協力プレイ"ですね。一人プレイ時でもどうしても捕まえたいポケモンなどはジョイコン二刀流でボール2個投げするのもアリかと思います。

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ちなみに2Pはマップ上でも自由に動けますが、野生ポケモンやNPCキャラクターやアイテム等に触れられないため「手伝わされてる感」が強くなるかも…。定期的に1Pを交換しながらプレイするとお互い楽しめると思います。



モンスターボール Plusでできること

 
『モンスターボールPlus』は同時発売のモンスターボール型のコントローラーです。当然ながらジョイコンの代わりとしてゲームをプレイすることができる他、次のような機能や特典があります。同封版もあるので、ゲームをより楽しむためには一緒にゲットしておいても損はないと思います。

より感覚的なポケモンゲット

まんまモンスターボールの形をしているため、野生のポケモンにボールを投げる動作がより感覚的・直感的になります。(実際にテレビに向かって投げちゃわないように注意)

つれ歩いて経験値やアイテムゲット

相棒のポケモンやゲーム内でゲットしたポケモンを中に入れてつれ歩くことが可能。つれ歩いたポケモンは、ゲームに戻す際に距離に応じて経験値やアイテムがもらえます。

つれ歩き中のポケモンはボタンを押したり振ったりするとリアクションを取ってくれます。マナーモード・サイレントモードもあるので、職場や学校で「ピッカァー♪」とならないように注意。

ポケモンGOプラスとして使える

スマホの画面を見なくてもポケモンを捕まえたりポケストップを回すことができるポケモンGOプラス。

ポケモンGOのアプリと連動させることで、ポケモンGOプラスとして使うことも可能。


幻のポケモン「ミュウ」をゲット!

『モンスターボールPlus』を購入すると幻のポケモン「ミュウ」が一匹中に入っており、ゲームに連れていくことが可能です。

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幻のポケモンは配信等でしか入手できないのが恒例となっており、本作でも現状では「ミュウ」をゲットする方法は『モンスターボールPlus』を買う以外に無いようです。(ポケモンGOの方で入手したミュウは連れてこれない模様)


公式でも一定期間後に「ミュウ」の配布を停止する場合がある旨アナウンスされています(2018/11現在)ので、ほしい人はお早めに。


なお、「ミュウ」の受け取りは『モンスターボールPlus』1つにつき一回(一匹)まで。残念ながら性格等の厳選もできないようです。




ポケモンGOとの連動でできること

なにかと比較対象にしてきたスマホアプリのポケモンGOとも連動してポケモンを送ったりすることができます。

スマホ⇒switchにポケモンを送る

ポケモンGOから『Let's Go! ピカチュウ』『Let's Go! イーブイ』にポケモンを送ることができます。図鑑集めなどに便利ですが、やり過ぎると面白くなくなってしまうので、とりあえずはじめは所持しているバージョンでは出ないポケモンなどを送るのがいいのかも。

ちなみに送れるのはカントーのポケモン(+一部アローラ)限定で、逆に本作からポケモンGOに送ることはできません。


幻のポケモン「メルタン」をゲット!

ポケモンGOから本作にポケモンを送ることで、ポケモンGOの方には経験値や特別なアイテム「ふしぎなはこ」が贈られます。

ポケモンGOで「ふしぎなはこ」を使用することで、今回新しく登場した幻のポケモン「メルタン」を入手することができます。「メルタン」はポケモンGOから『Let's Go! ピカチュウ』『Let's Go! イーブイ』に送ることができ、ゲーム内で手持ちのポケモンとして普通に使用することができます。


なお、現状で『Let's Go! ピカチュウ』『Let's Go! イーブイ』でメルタンを入手する方法はこれしかない模様。(ポケモンGOの方では他にアプリ単体で入手する方法有り)


ちなみに一台のswitchで複数のポケモンGOアカウントと連動することが可能でした(実証済)。switchや『Let's Go! ピカチュウ』『Let's Go! イーブイ』を持っていなくても、持っている人に連動させてもらえばポケモンGOで「ふしぎなはこ」を入手することは可能です。



通信でできること

現状本作でできる通信プレイは以下の3つ。

  • ポケモン交換
  • バトル(シングル)
  • バトル(ダブル)


ゲンガーやフーディン等の通信でしか進化しないポケモンも過去の作品から変わらずですね。
また、通信の方法は以下の2通り。

  • ローカル通信(近くにいる人同士で)
  • インターネット通信(遠くにいる人と)


インターネット通信については「Nintendo Switch Online」への加入が必要になります。(有料)


なお、過去作におけるレートバトルのような不特定の相手とのバトルは本作では用意されていません。ただ、インターネット通信のマッチング時のあいことば(ポケGOのレイドでお馴染みのポケモン3つの組み合わせ)を全てカーソル初期位置のピカチュウにすることで、擬似的なオンラインマッチングバトルをしている人もいるみたいですね。逆に友人等とマッチングする際は、あいことばはよく考えて決めた方がいいかもしれません。


過去作やポケモンバンクとの通信

今のところ本作で他のポケモン作品と通信が可能なのは、前述のスマホアプリ「ポケモンGO」のみとなっています。


過去のDSの作品やポケモンバンクとの通信やポケモンのやり取りはできません。今後の作品展開次第では第8世代作品やバンクとの通信ができるようになる可能性も無くは無さそうな気もしますが…。




その他の気になるポイント

他にシステム的に便利になった点や新しい要素などをざっとご紹介。

ひでんマシンの廃止

第7世代作品『ウルトラサン』『ウルトラサムーン』『サン』『ムーン』では既に廃止となっていましたが、過去作にあったひでんマシンが廃止されそれに相当する「ヒジュツ」を相棒ポケモンが修得するようになりました。これにより過去作にあった所謂「移動用ポケモン」「ひでん要員」を用意・編成する必要がなくなり、移動がかなりスムーズになりました。

ちなみにヒジュツは技スロットも消費しない優れもの。

パソコンの廃止

過去のナンバリング作品におけるパソコンが廃止され、ゲットしたポケモンはいつどこでも手持ち(バトルメンバー)を入れ換えができるようになりました。いちいちポケモンセンターにいってパソコンからメンバーの入れ換えをしなくてよくなったので非常に楽です。

このポケモンの管理は<ポケモンGO>がベースになったシステムですね。

ポケモンのアメ

野生のポケモンをゲットしたりすることで手に入るアメを与えることでポケモンのステータスを強化することができます。アメは「ちからのアメ」「はやさのアメ」といった特定のステータスを上げるものや、「ピカチュウのアメ」や「イーブイのアメ」のように特定のポケモンの全ステータスを上げるもの等があります。


これは<ポケモンGO>に登場したポケモンのアメのシステムに、<ナンバリング作品>にあった努力値(非公式の呼び名ですが)が合体したようなシステムになります。


そこまで頑張って強化しなくてもシナリオのクリアは出来るので、やりこみ要素や通信対戦用の要素が強いイメージがあります。ただ、極限まで育てるとかなり強くなるので、「お気に入りだけどめっちゃ弱い」みたいなポケモンを活躍させてあげられるシステムになっていると思います。

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マスタートレーナー

クリア後の要素として、151匹それぞれのポケモンを極めたマスタートレーナーと対戦が可能に。当然ながら151匹分、マスタートレーナーも151人います。(メルタンとアローラの姿はない模様)


マスタートレーナーとは該当のポケモンで1対1の
バトルになるため、全てを極めようとすると未進化や進化途中のポケモン(コイキングやトランセル等)も含めた151匹全てを育てると必要があります。報酬として新種のポケモンが、ということも無いみたい(称号が貰える)なので、ここまでくると最早自分との戦いですね。


個人的にはリザードンとか好きなポケモンの称号は集めておきたいです。




まとめ

個人的な感想としては「懐かしさと新しい感動が両立していて、シリーズファンもご新規さんも楽しめる良作」という評価です。


これまでのナンバリング作品とポケモンGOの良いところが上手く融合されていて、"昔遊んだポケモンの懐かしさ"も、"新しい楽しみ"も同時に感じながら遊ぶことができる内容に仕上がっています。


また、ご紹介の通り二人で協力してポケモンをゲットしたりバトルを攻略したりができるように作られているので、家族や友人と一緒に楽しむのも非常におすすめです。



本作は初代がベースになっていますが、第2世代である『金』『銀』をベースにした続編の製作も強く期待したいところですね。



 
 



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