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【映画感想】『マーベルズ』【MCU】




2023年11月10日に公開されたMCU映画『マーベルズ』の感想です。MCUのフェイズ5の映画としては3作目、ドラマを含めると6作目になる作品です。


キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカ・ランボーがチームとなって活躍する作品。個人的には期待半分不安半分と言った感じでしたが、それなりに楽しめたと思います。めちゃくちゃ良かったというほどではないけど、悪くもなかったという感じでした。



以下、本作のネタバレを含んでいる箇所がありますので予めご了承ください。





目次

 


基本情報


画像出典:マーベル・スタジオ公式X(@MarvelStudios_J)
 
 

  • 監督:ニア・ダコスタ
  • 公開:2023年11月
  • 評価:★3.5(最高★5)

 

MCUのフェイズ5の第6作目にして、『キャプテン・マーベル』の続編にあたる作品。

それぞれ別の任務についていたキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)とモニカ・ランボー、そして平穏な暮らしを送っていたカマラ・カーン(ミズ・マーベル)の3人は、力を使うたびにお互いの場所が入れ替わるようになってしまった。その原因を探るため、キャロルの過去に関わる戦いにチームとして挑んでいくことになる。というお話。


監督のニア・ダコスタさんはMCU作品では初めて監督を担当した人のようです。



感想など


トリオの戦いは見応えあった

本作の見どころはやはりそれぞれ別の作品で活躍していたキャプテン・マーベルとミズ・マーベル、モニカ・ランボーの3人がチームを組んで戦うということろ。最初は力を使うたびにお互いが入れ替わってしまうことに戸惑っていたのが、MCU映画お馴染みのモンタージュの特訓シーンを経て、後半では入れ替わりも活かしながらのチームバトルを展開していたのは非常に見応えがありました。特にヒーローとしては新米のミズ・マーベルが戦闘にこなれていって、それに呼応するように本来一匹狼だったキャプテン・マーベルもチームでの戦い方がなじんでくるのが良かったですね。


ただ、本作は105分というMCUでは比較的短い作品だったこともあって、戦闘シーン自体がそこまで多くなかったのは残念でした。3人でのバトルもう少し見たかったですね。大人数の敵に対して入れ替わりも駆使した連携で戦うみたいなシーンは画面映えもするしもっと見たかったです。



ストーリーは良かった

ストーリーは普通に良かったというか面白かったと思います。そこまで複雑なことはなく、3人の邂逅~チームワークの醸成~ヴィランとの対決、といった王道パターンと言った感じですね。逆にほとんどサプライズはなく、途中で大体この後の展開はほとんど読めてしまう内容ではあったと思います。105分という比較的短めな作品ではありますが、この内容であればちょうどいい長さだったかなとは思います。これで2時間越えになっていたらもう一山盛り上がる内容を追加しないと途中でダレていたんじゃないかと思います。


ストーリーの展開はドラマ作品の『ミズ・マーベル』のテンションを引き継いだような感じの軽めのノリで観ていて楽しめました。退屈ポイントもほとんどなく、物語に入り込んでいるうちにあっという間に終わってしまったという感じで観れたと思います。


個人的には中盤で訪れた海の惑星の描写が全部好きでした。突然歌いだして何事かと思ったら「歌が言語なので歌わないと伝わらない」という設定も地球ではない惑星感があっていいです(普通に英語通じているのとかは気にしない)。コミュニケーションが歌だけだとストーリー進まなくないかなと思いきや「バイリンガルだから」で普通に喋れるイケメン王子もいいキャラしてました。今回限りで使い捨てるには惜しい星とキャラだと思いますが今後の作品ではどうなんでしょう。再登場に期待(普通にもう出てこなそうだけど)。



キャプテン・マーベルがいい

これまで「一匹狼」「孤高の戦士」感の強かったキャプテン・マーベルの人間味が出ていたのが良かったです。ブリー・ラーソン見事にハマっていて、もう他の人のキャプテン・マーベルは想像できないですね。美人とイケメンと可愛いを見事に共存させた稀有なキャラクターだと思います。


あとは前述の海の惑星でプリンセスだったり歌って踊ってたのも見どころだったと思います。歌が普通にうまくてびっくりしました。



ヴィランの影は薄い

本作ヴィランであるダー・ベンについては「ちょっと薄かったかな?」というのが印象。そもそもMCUでも最強格のキャプテン・マーベル(しかも今回は+2人いる)の相手となると並のキャラでは霞んでしまうのはしょうがないかなとは思いますが、かといって毎回サノス級の超強敵を出しまくるわけにはいかないのも難しい所。


今回のダー・ベンは所謂「戦う理由を持っている敵」なわけですが、その割に深堀はないのでそこまで同情心もわかないというか、「憎き悪人」と「悲しき敵役」のどっちつかずな感じになっていた印象です。顔からしてもう「実は根はそこまで悪い奴じゃない」感がバリバリ出ていたんですが、特に最後自身の過ちに気づいて状況打開のために犠牲になるとかでもなく「スッ」と退場してしまった感じでした。




ポストクレジットシーンについて

エンディング以降のネタバレ有り







まず一つ目のポイントはケイト・ビショップの登場。アントマンの娘のキャシー・ラングの名前も出ており、新チーム発足のフリになっていました。この辺はフェイズ1序盤の作品群のラストを踏襲している感じがして、シリーズを追ってきたファンとしてはテンションの上がるポイントです。あとはスパイダーマンやアイアンハートやアメリカ・チャベスあたりが加わって新アベンジャーズもしくはヤングアベンジャーズという展開になっていったら熱いですね。


2つ目はある意味1つ目より衝撃的なシーン。異次元に飛ばされたモニカが目を覚ますとそこにはバイナリーと名乗る母によく似た人物が。そしてさらにもう一人登場したのはX-MENのビースト。キャストは『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の方でビーストを演じたケルシー・グラマー。かねてから噂されていたX-MENとの合流はもはや秒読みか、という感じでテンションが上がります。そのビーストの口からでていた「チャールズ」というはもちろんプロフェッサーのことで間違いないと思いますが、今後登場するとしたらデッドプールのセリフにあったように「マカヴォイ?スチュワート?どっち?」というのは気になるとこです。



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