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『ロックマン ザ・パワーバトル』&『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』の感想




ロックマンシリーズのアーケード作品である『ロックマン ザ・パワーバトル』『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』の感想です。

基本は連続でボスと戦うだけで正直感想というほどの内容でもないんですが、今回初見でのプレイだったのでどんなゲームだったかも含め残しておこうと思います。


ちなみにアーケードゲームといってももう30年近く前のものなので、普通のゲームセンターにはまず置いていません。ただ、PS2版・ネオジオポケット版等の数々のハードに移植がされており、今回はSwitch・PS4・Xbox One・Steamで提供されている『カプコンアーケード2ndスタジアム』でプレイしました。『カプコンアーケード2ndスタジアム』は基本無料でダウンロードすることができ、遊びたいソフトをお金を払って追加ダウンロードする形式になっていて、今回の2作はともに200円(しかも買ったときはセールで半額)と非常にリーズナブルでした。



<目次>

 
 


『ロックマン ザ・パワーバトル』


画像出典:Capcom Arcade 2nd Stadium:ロックマン ザ・パワーバトル | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)


対応機種:アーケードゲーム
発売日付:1995年10月
作品評価:55点


<格闘ゲームになったロックマン?>

本作を一言でいえば「格ゲーになったロックマン」といった感じ。
通常のシリーズ作品のようなステージ攻略は一切なく、ただひたすらボスバトルが続く形式になっています。本家ロックマンのアクション性は残しつつも、強い攻撃を受けるとダウンする・戦うボスは後半になるほど強くなるなど、アーケードの格闘ゲームの要素が取り込まれています。戦ったボスからはちゃんと特殊武器を入手することができるようになっています(登場ボスの関係で弱点武器の変更あり)。


ゲームの流れとしてはまず歴代シリーズから選ばれた6体のボス(戦う順番はルーレット形式)と戦い、全員を倒すとラスト2戦(イエローデビル等の中ボス・ワイリー)をやってエンディングです。アーケードゲームらしくクリア時には得点やタイムが表示され、『カプコンアーケード2ndスタジアム』ではオンラインへのランキング登録ができるようになっています。また、二人のプレイヤーによる協力プレイも可能になっています。


登場するボスは原作にはない本作独自の行動をするため、シリーズ作品経験者でも新鮮なバトルができました。また、本作のビジュアルは『ロックマン7』や『ロックマン8』に近いものになっていて、FC時代の作品のボスたちがきれいなグラフィックで動いているのは見ていて楽しかったです。



<プレイヤーキャラは3人>

本作のプレイヤーキャラは3人で、ロックマンに加えてブルースとフォルテが選択可能。それぞれに性能のことなる仕様となっています。

ちなみにフォルテはSFCの『ロックマン&フォルテ』とは異なる性能で2段ジャンプはできずダッシュも少しクセのある軌道になっていました。




<登場するボス>

登場するボスは『ロックマン』~『ロックマン7』までの作品から18体。
本作はゲーム開始時に選べるコースが3つあり、それぞれのコースによって登場するボスが異なっています。

【ロックマン1~2】
ガッツマン、カットマン、アイスマン、クラッシュマン、ヒートマン、ウッドマン

【ロックマン3~6】
マグネットマン、ジェミニマン、ダストマン、ジャイロマン、ナパームマン、プラントマン

【ロックマン7】
フリーズマン、ジャンクマン、クラウドマン、スラッシュマン、シェードマン、ターボマン



<ボリュームはかなり薄い>

アーケードのゲームであるためボリューム的にはかなり薄いです。基本的にボス戦を8回やったらエンディングなので、1周するのに10分そこそこあれば十分といった感じ。

1周10分×3コース×3キャラクターと考えても1~2時間あれば遊びつくせるボリューム。あとはスコアやタイムアタックにこだわるかどうかといった感じ。元々アーケードゲームであり現状プレイするための金額もかなり安いので、このボリュームは相応といったところだと思います。ボスバトルだけサクッとやりたいときに最適なゲーム、といった感じですね。





『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』


画像出典:Capcom Arcade 2nd Stadium:ロックマン 2 ザ・パワーファイターズ | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)


対応機種:アーケードゲーム
発売日付:1996年8月
作品評価:60点


<前作がバージョンアップ>

本作は続編というよりは前作の様々な要素をパワーアップさせたバージョンアップ版といった感じの内容になっています。ステージやアクションの演出のパワーアップ、ボイスの増加(ほぼ全キャラ喋るようになった)、そしてプレイヤーキャラクターとしてデューオが追加されました。また、バトルの途中にサポートメカが参戦してくるようになり、ラッシュ・ビート・エディ・ゴスペルといったお馴染みのキャラクターから様々な効果のサポートを受けることができます。

ただ、その分基本的なゲームシステムやゲームの流れは前作とほぼ同じで、目新しさはあまりない内容になっていました。


<プレイヤーキャラは4人>

前述の通りプレイヤーキャラはロックマン・ブルース・フォルテの3人にデューオが追加されました。本作が『ロックマン8』に先行してデューオの初登場作品だったようです。デューオは通常攻撃がバスターではなくパンチになっていて、格闘よりの性能のキャラクターになっています。

また、各キャラクターにはフルチャージ時に上を押しながらボタンを離すことで使用できる必殺技が追加されています。ちなみにロックマンの必殺技はロックアッパー。名前の通りあまりロックマンにはイメージのない昇竜拳のようなアッパーを放つ技になっています。



<登場するボス>

登場するボスは前作から一部が変更になっていますが、総数は変わらず『ロックマン』~『ロックマン7』までの作品から18体。
本作でもゲーム開始時に選べるコースが3つあり、それぞれのコースによって登場するボスが異なっていて、各コースごとに多少のストーリーのようなものも挿入されるようになりました。

【ワイリーを追え!】
シャドーマン、プラントマン、ジャイロマン、ケンタウロスマン、バブルマン、ヒートマン

【ロールを救え!】
カットマン、ストーンマン、シェードマン、エレキマン、ダイブマン、スラッシュマン

【新パーツを取り戻せ!】
ガッツマン、ファラオマン、エアーマン、クイックマン、ジェミニマン、ナパームマン



<やっぱりボリュームは薄い>

前作から基本的な部分は何も変わっていないため、本作も一回クリアするのに10分もあれば十分な内容になっています。

前作のところにも書いていますが、金額的には十分相応なボリュームといったところだと思います。やっぱりサクッと遊びたいときにやるゲーム、といった感じです。



全体を通して

改めて各作品の個人的な感想は以下の通り。
 

  • 『ザ・パワーバトル』   ・・・ 55点。
  • 『ザ・パワーファイターズ』・・・ 60点。

 

ロックマンシリーズでは珍しいアーケードゲームで、現在ではもはやロックマンシリーズの古典的作品の一つといった感じの作品でした(その割には現状プレイできる方法がそこそこ多い)。

ボリュームはかなりあっさりとしていますが、「ボスとのバトル」という観点ではちゃんとロックマンシリーズの面白さを持っている作品であることは間違いないと思います。きれいなグラフィックで喋る歴代シリーズのボス達というのはファンからすると確かな魅力の一つなので、ちょっとした隙間時間に軽くアクションがやりたいという時に遊べるゲームだと思います。




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