ゆめろぐ

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自由を夢見るアラサー社畜が、仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

これまで読んできたガンダム漫画を順番に紹介していく

ガンダムと言えば書店でも専用の棚が用意されるレベルの一大ジャンルとなっています。


本記事では、無数にあるガンダムの漫画の中から僕が実際に読んだ作品を順番にご紹介していきます。「久々にガンダム読みたいけど最近はどんな作品があるかわからない」「ガンダムの漫画多すぎてどこから入っていいかわからない」といった方の参考になれば幸いです。




【更新履歴】

<目次>


宇宙世紀(UC)系の作品

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』

 

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全24巻(完結済)

 
 
まずはこれですね。ガンダムの漫画を語る上でオリジンは外せないでしょう。


初代ガンダムのストーリーをベースに、実際にアニメの作画も行っていた安彦良和よるコミカライズです。


話の本筋はファーストガンダムですが、シャア・セイラの過去や一年戦争開戦までの経緯といったいままで描かれることのなかった部分も加えられ、さらに一部設定の見直し等がされている「一年戦争の決定版」とも言える内容となっています。


「これから初代のガンダムのストーリーを知りたい!でもアニメを全話見るのは大変!」という方には鉄板でオリジンを読破するのをおすすめできます。


また、前述の通りシャアとセイラの過去のような追加エピソードが加えられていたり、アニメ版の矛盾点や不自然な部分などの設定変更や追加設定がされていたりと、既にファーストを知っている人でも十二分に楽しめる内容となっています。

個人的にはニュータイプの描写がアニメよりも深堀りして描かれていたように感じたのが一番のポイントですね。物語終盤にどんどんアムロが"あっちの方"に行ってしまっているような感じとか。



また、本作はアニメ化もされていて、シャア・セイラの過去編が発売中、ルウム戦役編が現在劇場公開されています。(2017年9月現在)
また、併せてプラモデルもどんどんラインナップが展開されています。

こちらの方も引き続き楽しみですね。


『機動戦士ガンダム サンダーボルト』


  • 作者: 太田垣康男
  • 出版: ビッグコミックスペリオール
  • 発行: 連載中・10巻(2017年9月現在)

 
 
スペリオールにて連載中のオトナのガンダム。


一年戦争末期、戦局における重要なポイントである旧サイド4宙域、通称「サンダーボルト宙域」をめぐる連邦とジオンの戦いを描く。連邦とジオン両軍のエースパイロットの2人が主人公となり、2人の戦いを中心として話が展開していきます。


最近の作品の中では抜群のリアリティと勢いを誇る作品です。
また、残酷な描写も多く、主人公達がしているのは「モビルスーツのバトル」などではなく「殺し合い」であり、ガンダムは本来「戦争」を描いた作品で、戦争とは残酷で恐ろしいものであるということを思い出させてくれます。ゆえに苦手な人は苦手かもしれません。


作者独自の解釈でアレンジ・追加設定されてたメカニックも見どころです。サブアームから追加シールドぶら下げているジムは至高!





『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』

  • 作者: 太田垣康男
  • 出版: ビッグコミックスペシャル
  • 発行: 連載中・2巻(2017年10月現在)

 

ウェブにて配信されているサンダーボルトの外伝。1~3話程度で完結のオムニバス形式で、連邦ジオン両軍の名もなき兵士たちの戦いを描く。


モビルスーツはプロによる実際のガンプラ作例をデジタル処理で取り込んだもので、コミックスは全編フルカラー


物語本編の裏側で行われていた様々な戦いが一般兵達の視点で描かれており、やや大人な雰囲気はサンダーボルト本編と変わらず。少しいい話、悲しい話、残酷な話等様々で、後読感は初期のころのマスターキートンの様な感じを覚えました。


二巻ではついにあの人がエーススナイパーになった経緯が!


『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』

  • 作者: Ark Performance
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全4巻(完結済)

 
 
ドンパチしない異色のガンダム。一年戦争の末期、サイド3(ジオン本国)のズムシティ・でおきた総帥ギレン・ザビの暗殺計画と、それを追う一人の捜査官の物語。ガンダムの醍醐味であるはずのモビルスーツ戦闘はあまり描かれず、捜査官である主人公がギレン暗殺計画の真相と、それに関わるジオン公国の闇の部分を追っていくというサスペンス色の強い作品です。


誰がどっち派で、あいつも怪しくて…。正直頭を使って読んでいかないとよくわからなくなってしまうんですが、それだけに読み応えは抜群。



また、ストーリーのメインとなるのはオリジナルのキャラクターですが、「マ・クベ」「トワニング」「トト家の養子」「サイド6(リボー)に潜入した特殊舞台」などガンダム好きならニヤリとせずにはいられないキャラクターたちも随所に登場(人によっては名前のみや顔写真のみだったり)してきます。



あと、ヒロインのエリースがかわいい。

『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』

  • 作者: Ark Performance
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全1巻(完結済)

 
 

サスペンスに続いて本作はドキュメンタリー風のガンダムです。一年戦争の最終決戦であるア・バオア・クー戦の生存者へのインタビューという形式で、戦場末期の両軍の状況などが語られます。N○Kとかでやってそうな戦後ドキュメンタリーっぽい感じ。


初陣の学徒兵、衛生兵、ジオンからの亡命など、様々な人物の視点から、一年戦争当時の技術的・政治的・経済的な観点も踏まえて語られます。一冊ですが非常に読みごたえのある、ガンダムファンであれば一読の価値は大有りです!


また、ジオン兵(特に一般兵)の視点から見た時の連邦の白い悪魔、ガンダムの恐ろしさが凄まじいですね。





『動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』

  • 作者: Ark Performance
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 連載中・15巻(2017年9月現在)

 
 

個人的にイチオシの作品。舞台は宇宙世紀0090頃、逆襲のシャアの数年前。元々の設定にも謎の多いジオンのエースパイロット「ジョニー・ライデン」と、彼の所属していたとされるエース部隊「キマイラ」の謎とその行方を解明していくのが話の主軸となっています。


上記のようなミステリー要素に加え、MSVをベースにしているだけあって、様々なレア機体マイナー機体が綺麗なイラストで登場してくる非常に読みごたえのある作品になっています。数あるガンダムの漫画の中でも、MSの作画についてはこの作者さん(グループ?)が頭1つ2つ抜けている感じがしますね。


ネオジオン総帥として決起を控えるシャア、最近アニメ化されたTwilightAXIS のメインキャラなど、他作品のキャラクターが多数登場してくるのもシリーズファンには楽しいポイントの1つ。本作を読んだ人に「一番評価が変わった人物は?」と聞いたら恐らく間違いなく全員がゴップと答えるのではないだろうか。


あとジョニ子がかわいい。



ギレン暗殺計画から本作までのArk Performanceによる三作品は、一部登場キャラクターやエピソードがクロスオーバーしたり繋がっている部分があり、併せて読むとより楽しめると思います。
ただ、明確な続編と言うほどではないため、それぞれ単体でも十分に楽しめます。



『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』


  • 作者: 虎哉孝征
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全9巻(完結済)

 

タイトルは「こうげいのシン・マツナガ」と読みます。虹霓というのは虹の漢語表現なんだとか。


"白狼"シン・マツナガといえばMSVでジョニー・ライデンに続く知名度と人気を誇るジオンのエースパイロットですね。僕の記憶の限りでは「ギレンの野望」シリーズへの登場とガンプラMG(マスターグレード)での専用機の発売で一気に有名になったと思います。(僕もジョニーと併せてそれで知りました。)



名前は知っていても「結局何をしたのか、どこで活躍したのか」が実はよくわからなかったという人も多いシン・マツナガ。彼を主人公に、一年戦争における彼の軌跡を描いたのが本作です。MSVということで、ジョニー・ライデンや黒い三連星のメジャー所のほかにも、ロバート・ギリアム、トーマス・クルツなどの「名前は聞いたことあるんだけど…」なMSVパイロット達が多数登場するのも特徴。MSVファンにはうれしい所かもしれません。



ただ、それらのMSVキャラに加えて多数のオリジナルキャラクターも登場し話がややとっちらかってしまっているのが残念なポイント。また、宇宙世紀の史実(?)としてシン・マツナガ自体が目立った活躍をしていないためストーリーの盛り上がりがイマイチなのと、それを払拭するためか終盤がやや無理な展開になってしまった感も…。総じて惜しい作品というのが全体の印象です。コアなガンダムファンであれば外伝系の読み物としていいかもしれませんが、ガンダムに詳しくない人は「?」が並んでしまうかなというのが正直な感想です。


あとは作画の面で言うと、同時期連載のMSVモノである「ジョニー・ライデンの帰還」が色々と高クオリティのためそこと比較されてしまうのが中々苦しいところか…。でもこれを読んでマツナガの白ザクのガンプラは買いました(笑)。



余談ですが三巻あたりで気づきましたが本作の作者さんは過去に「終戦のローレライ」のコミカライズをされていた方だったんですね。終戦のローレライはガンダムUCの原作者の福井晴敏さんの小説で、個人的に大好きな作品だったので小説も漫画版も読んでました映画版についてはノーコメント。この人の人物作画(特に女性キャラ)は全体的に丸みがあるというか、言ってしまえば芋っぽいところがあるんですが、個人的には味があって好きです。パウラかわいいよパウラ。




『機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-』


  • 作者: ことぶき つかさ
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全2巻(完結済)
  • 続編: 機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-


またしても戦わないガンダム。ほぼ戦闘描写はなく、その文字数の多さに驚きます。


舞台背景は劇場版Zガンダムの時代。本筋のストーリーを補完するような形で、カイ・シデンの視点から描かれるオムニバス形式のサイドストーリー。基本的にはファーストもZガンダム(特に劇場版)をよく知っている人向けに、裏話を描いた作品です。


「Zにおけるアムロ専用機であるディジェはどうしてジオン系の見た目をしているのか?」「アムロらホワイトベースのメンバーが振り返る一年戦争」など、ファンとしては刮目せざるを得ない非常に濃い"読み物"となっています。

『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-』


  • 作者: ことぶき つかさ
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全2巻(完結済)
  • 前編: 機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-

カイ・シデンのレポートの続編。続編とはいいつつも本作は初代ガンダムが中心となったストーリーです。作中の"現在"は宇宙世紀105年、カイの回想という形で一年戦争時のエピソードが語られていきます。


相変わらず文字量がかなり多く、モビルスーツが動くシーンは殆どないですが、その分読み応えは十分。じっくり中身を咀嚼しながら読んでいくと、一般的なコミックスの2~3倍の時間がかかります。


前作もそうですが、要は既存の作品を深堀りする系の作品のためガンダムをあまりよく知らない人には「?」かもしれませんが、ガンダムに詳しい人・特にファーストのファンの方にはおすすめできる濃密な作品です。



『機動戦士ガンダム戦記 REBELLION Lost War Chronicles』


 

  • 作者: 夏元雅人
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全2巻(完結済)

 



本作はガンダムゲームの1ジャンルを切り開いた同名のPS2用ゲームソフトのコミカライズです。地球上を舞台に、連邦・ジオンの部隊両方の視点から物語が進行し、やがて両部隊は戦場で激突する。


ガンダムの外伝物のコミカライズと言えばこの人ですね。この人の作品はメカ・キャラ共に非常に綺麗に描かれていて、作品に登場するモビルスーツだけでも見る価値ありです。陸ガンにゲルググにスナイパーⅡなど、アニメではあまり見ることの出来ないMSの活躍が見れるのが一番のポイントですね。



キャラクターも魅力的に描かれていて、ゲームをベースにした独自のストーリーも読んでいて面白い作品です、が…本作にはみんなのトラウマが。
ストーリー上必要だったのかもしれないけど、個人的にはあそこがなければ文句なしの名作だったなあ。



「撃つなラリー!!」



『機動戦士ガンダム外伝 REBELLION 宇宙、閃光の果てに…』

  • 作者: 夏元雅人
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全3巻(完結済)


ちなみにガンダム好きな方にはお馴染みですが、タイトルの「宇宙」は「そら」と読みます。


夏元雅人による外伝漫画の第2弾。PS2用ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」に収録されていた外伝ストーリーである「宇宙、閃光の果てに…」のコミカライズ作品です。同じ作者ということで、前作であるLost War Chroniclesのキャラクターもちょいちょい出演しています。



舞台は主戦場を宇宙へと移した一年戦争終盤。隠密任務を受けた独立部隊「サラブレッド」に配備された2機のガンダム、「ガンダム4号機」「ガンダム5号機」を中心に物語が展開していきます。地上戦がメインだった前作に対し、本作は宇宙戦がメインとなります。


そしてゲーム版と同じく○○○が○○○いifストーリーも収録。そちらはソロモンの悪夢氏や3倍じゃない方の紅い人、不死身の第四小隊など一年戦争の両軍のエースがゲスト出演の豪華な大乱戦に。


なお、ヒロインであるオペレーターのミユ・タキザワのゲームでの声は釈由美子さんだったんですね。


リリアかわいいよリリア。




『機動戦士ガンダムU.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬』

  • 作者: 夏元雅人
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全2巻(完結済)


「クワラン曹長」と聞いてすぐにピンと来る人はどのくらいの割合でしょう?
ある意味伝説の回となったファーストガンダムの第14話「時間よ、とまれ」にてワッパというホバーバイクを駆り生身でガンダムの破壊に挑んだ男がクワランです。


そしてまさかのクワランを主人公としたのが本作。いってみればアニメのガンダム14話の前日譚といったところでしょうか。舞台は一年戦争の序盤、クワラン曹長と仲間達が地球におりて劣悪な環境に悪戦苦闘しながらも任務をこなしていき、やがては連邦軍がついに戦線に投入したモビルスーツと合間見える…。作者は外伝コミカライズではお馴染みの夏元さんです。人物・メカニック共にクオリティの高い作画は鉄板です。


元々は「U.C.HARD GRAPH」という"リアルさ"に重点をおいたミリタリー色の強いプラモデルシリーズがあり、本作はその世界観をベースにして構築されています。併せてMSにのらない人物が主人公ということで、MS同士の戦闘がメインになりがちな他のガンダム作品とはまた違った趣のある作品です。


泥臭いのが好きな方におすすめしたい良作です。


 

『GUNDAM LEGACY』

  • 作者: 夏元雅人
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全3巻(完結済)

 


宇宙世紀を舞台に様々な時代・キャラクター・シチュエーションにスポットをあてて描かれるオムニバス形式の短編作品。作者はガンダムの外伝ではお馴染みの夏元雅人さん。


"レビル将軍が黒い三連星に捕虜にされてから脱走して「ジオンに兵なし」の演説を行うまで"
 
"一年戦争でEXAMを巡る争いを戦い抜いたユウ・カジマがアクシズショック(逆襲のシャア終盤)の光に見たものは…"
 
"ジオン劣勢となった地上での「闇夜のフェンリル隊」の最後の戦い"
 
"戦闘機乗りだった「踊る黒い死神」リド・ウォルフがMSにおいてもエースパイロットとして恐れられるようになった経緯"
 


など、ガンダム好きの琴線に触れそうなエピソードが多数用意されています。ジオニックフロント(PS2用ソフト)のようにあまりメディア化がされていない作品が取り上げられているのも嬉しいところ。


マドロック、ザクⅡC型、ジムクゥエルなど、普段あまり活躍する姿を見れない機体が描かれているのもポイントの1つ。


また、他の夏元作品に登場する外伝のキャラクターもクロスオーバーで多数出演します。ラストの3巻は外伝キャラオールスターのオリジナルストーリーとなっていて、作者のファンとしても見逃せない作品です。





『機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 -水天の涙-』

  • 作者: 夏元雅人
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全4巻(完結済)

 

PlayStation 3用ゲームソフト「機動戦士ガンダム戦記」のコミカライズです。上の方の「機動戦士ガンダム戦記 REBELLION Lost War Chronicles」とはハードも新たにした別作品ですね。連邦・ジオン両軍のそれぞれの部隊の視点で交互にストーリーが進行するのは前作と同じ形式です。
 

舞台は一年戦争終結後の宇宙世紀81年、初代とスターダストメモリーの間の出来事ということで連邦側はジオン残党の討伐部隊、ジオン側は連邦に新たな戦いを仕掛けようとする残党部隊が主人公になっています。
 

本作の一番の特徴はやはり新たに追加・新規デザインされたモビルスーツでしょう。前作では陸戦型ガンダム・ジムスナイパーⅡ・陸戦型ゲルググといった既存の量産機が活躍したのに対し、本作ではガンダム7号機・重装フルアーマーガンダム・ジーライン・イフリートナハトなどの(設定自体は過去からあったものの)ストーリーのメインとしてスポットがあたるのは初めてな新機体が多く登場します。

MSについては前作・本作どちらの形がいいかは個人の好みにもよりそうですね。


僕はどちらかと言えば陸ガンのような量産機の活躍の方が見たいタイプですが、本作の重装フルアーマーガンダムのようなゴテゴテした機体も大好きです。



『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』


  • 作者: おおのじゅんじ
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全4巻(完結済)

 
 

PS3用ソフト「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」に収録されたオリジナルシナリオのコミカライズ。


ストーリーの流れとしてはガンダム戦記等に近く、一年戦争の時代を舞台に原作ゲームのシナリオに沿って連邦とジオン両部隊の視点から物語が進行し、やがて交わっていくというもの。


原作であるゲーム版の方は各所で酷評される残念な出来となってしまいましたが、僕はゲームオリジナルストーリーであるミッシングリンク(特にジオン側)は好きだったのでコミカライズも純粋に楽しんで読めました。


ペイルライダー、イフリート・シュナイドなどプラモデル化や他のゲームへの登場を果たした本作オリジナルの機体の活躍も見所の1つ。



他に個人的になポイントとして、作者のおおのじゅんじさんの作画がオリジン風(安彦タッチ)というところですね。最近では「ククルスドアンの島」のコミカライズをされています。アンネローゼのその後は描いて欲しかったなぁ。




『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』


  • 作者: 葛木 ヒヨン
  • 原作: 福井 晴敏
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全1巻(完結済)

 
歴代ガンダム戦艦の艦長、かく語りき。
舞台は宇宙世紀0093年、逆襲のシャアの第二次ネオジオン紛争の直後。


ファーストから逆襲のシャアまで、ブライト・ノアの視点でアムロ・レイやカミーユ・ビダンら歴代ニュータイプとの関わりを振り返る。歴代主人公たちとは違う、大人の立場から観た宇宙世紀。


タイトルの通り最後にはユニコーンに繋がるようになっていて(本作のシナリオ担当はユニコーンの原作者の福井晴敏)、ユニコーンで「カッコいい大人の背中」をバナージに見せたブライト艦長の覚悟の裏側が垣間見える。


1冊完結と読みやすく、ガンダムユニコーンや宇宙正規のガンダムシリーズが好きな人ならば読んでおいて損はなし。ガンダムを愛するすべての"大人"に。




『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』



  • 作者: たいち 庸
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 連載中・4巻(2017年9月現在)

 

ガンダムの外伝ゲームの代表作とも言えるブルーデスティニーシリーズのコミカライズ。


新たな解釈による追加設定や新キャラクター、ブルー0号機・マリオン専用サイコミュザクなどの新モビルスーツも多数登場しています。


ブルー系のMSが好きな僕としてはメディアのあまり多くなかった本作が深堀りされるのは嬉しいところですが、新キャラや新機体を登場させるためにやや間延びしている感は否めないところ。「追加部分が蛇足」「喋りまくるユウに違和感が強い」といった意見もちらほら見かけますね。



2017年9月現在で既巻4巻、ゲームで言えば第二章の前半ぐらいでしょうか。今後の展開に期待して見守りたいところです。



『機動戦士ガンダム カタナ』


  • 作者: 曽野 由大
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全7巻(完結済)
  • 前作: 機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊

 
 


任侠ガンダム。(オルフェンズとは別)


舞台は一年戦争終結後の宇宙世紀0084年。地球連邦軍は内部の腐敗化と、ティターンズの台頭による規模縮小が進んでおり、かつては「連邦の懐刀」と恐れられた対テロ任侠部隊「BGST(バーゲスト)」も例外ではなかった。主人公はバーゲストに新たにやってきた隊長の少年。専用機である「ストライカー・カスタム」を駆りバーゲストと連邦の建て直しを宣言する。


基本的にMS同士の格闘戦が主体だったり、「仁義」なんて言葉が沢山登場するのが本作の大きな特徴です。作画については好みの別れるところだと思いますが、MSの格闘時の躍動感はなかなかのものだと思います。


また、ジムジャグラー・量産型ビグザム・オッゴなどのマイナー機体や、ブルーデスティニー・アレックス・サイサリスなどの意外な機体の活躍が見れるのも外伝漫画ならではですね。



アーケードゲーム「戦場の絆」とのコラボレーション要素が強く、本作の主人公機である「ストライカーカスタム」をはじめ多数の機体が「戦場の絆」に登場したり、当時「戦場の絆」をあつかったテレビ番組に出演していたインパルスの板倉俊之さんをモデルにしたと思しきキャラも登場しています。



正直設定的にはややあり得なく感じますし、作画も含めて好き嫌いは別れる作品だと思います。あくまで正史とは別の、外伝と割り切って楽しむのがいいかもしれません。




その他(アナザー世紀)系の作品

『超級!機動武闘伝Gガンダム』

  • 脚本: 今川泰宏
  • 漫画: 島本和彦、宮北和明とビッグバンプロジェクト
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全26巻(完結済)

 
 
アニメ機動武闘伝Gガンダムのキャラデザを勤めた島本和彦により、独自の解釈や設定が付け加えられたコミカライズ。Gガンダムをご存じない方は、とりあえずドラゴンボールのようなものと思っておいて頂ければ(雑)。


本作を一言で言えば、

「Gガンダム THE ORIGIN」



といった感じでしょうか。
特徴としては全編、劇画調。元々ガンダムの中では異色の熱血ものであったGガンダムですが、より熱く、そしてより暑苦しくなっています。(褒めています)



全体的なコミカルさも増していて、ドモンのキャラも違っています。コミカルさやツンデレっぷりが増しており、アニメ版のぼくとつな雰囲気よりはある意味年相応な感じに。

また、師匠やシュバルツが言うところの「未熟者」感も強くなっていて、「ライバル達と切磋琢磨し周囲の大人の助けも借りながら壁を乗り越えて一人前の男に成長していく」というドモンの成長物語色がより増しているように感じます。



とにかくGガンが好きな人であれば間違いなく楽しめると思いますので、突っ込んだり叫んだり(?)しながら肩の力を抜いて楽しむのがぴったりな作品です。





『ダブルゼータくんここにあり』

  • 作者: こいでたく
  • 出版: 復刊ドットコム
  • 発行: 全2巻(完結済)

 
箱根ヶ崎P.N.3さん(id:hakonegasakipn3)からご紹介頂いた作品です!




2~3頭身にデフォルメされ自らの意思をもったモビルスーツたちの暮らす村、「SD村」の住人たちの生活がほんわかと描かれています。真面目だけどのんびり屋で心優しいダブルゼータ君が主人公。


基本的には表紙の雰囲気の通りゆるい日常系作品で、愛らしいキャラクター達も見ていて非常に癒されます。いまはなきコミックボンボンなどに載っていそうな感じの漫画ですね。しかし、「子供向けかな?」と侮るなかれ。


強いとはどういうことか?勇敢さとはなにか?自分はどうしてここにいるのか?


生き方や在り方などについて哲学的とも言える問いかけが随所にあり、非常に深い内容になっていました。後半の展開からの胸にジンとくるラストは忘れられなくなります。大人になってから読んで良かったような、子供の時にも一度読んでおきたかったような、そんな不思議な作品です。


Zちゃん・ケンプファーちゃんなど一部(なぜか)擬人化されている女の子キャラクターが可愛らしいですね。ちなみに僕が一番好きなキャラクターはアッシマー君です。






『ガンオタの女』


  • 作者: 左菱虚作
  • 出版: 角川コミックス
  • 発行: 全3巻(完結済)

ガンオタ(特にシャアが大好き)であるが職場ではそれをひた隠しにしているバリバリ優秀なキャリアウーマンの主人公・賀ノ多うつきの奮闘と周囲の個性的な人物達の日常を描く、ゆる系+ビジネス系日常漫画。



主人公・賀ノ多(言葉の通りガンオタ)、後輩の真壁(マクベ)、勤め先のズーム物産(ズム・シティから)、賀ノ多惚れている男・岸利旭(キシリアザビ)、賀ノ多の家に居候する麻生ララ(ララァスン)など登場人物や設定にガンダムからのパロディが多く散りばめられています。


登場人物の細かいセリフや地名・物の名前等にもパロディが組み込まれているので、「ここもか!」「このキャラはあれか!」など見つけながら読んでいくのも楽しみ方の1つですね。



全体的な印象としては"なにかがちょっと惜しい"というのが正直なところ。前述の通りパロディネタを探して読むのは楽しいですし、終盤は少しホロリとさせられる所もあるのですが…。全編爆笑というほどギャグに寄ってもいないですが、かといってがっつり読み込めるほどストーリーが練り込まれているわけでもない。中途半端な感じになってしまっているのが非常に惜しい感じです。

題材は面白いだけに、惜しい!というのが感想です。4コマぐらいのほうがちょうど良かったのではないでしょうか。実際に4コマだった読み切り(コミックス未収録)の方が高評価のようですね。



でも賀ノ多さんとは普通に付き合いたいと思った。僕は連邦MS派なのでダメそうですが(笑)





まとめ

ここに記載した以外にも読んだ作品は沢山あったように思えるんですが、直近読んだものを中心に書いてみました。


今後発売される作品や、改めて読み直したものも順次追記していきたいと思います。



オススメの作品などもありましたらコメント等頂けると嬉しいです。





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