ゆめろぐ

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超初心者向けキット『ENTRY GRADE νガンダム(ニューガンダム)』【レビュー】




先日発売したENTRY GRADEガンプラの第三弾『νガンダム』が届いたので早速作ってみました。


エントリーの名前の通り、初めてガンプラを作る人に向けて販売されたお手軽で安価なキットです。
今回はこれまでの2体のような武器が無くビニールの袋に入った「ライトパッケージVer.」は無く、最初から箱に入ってライフルとシールドの入った状態で発売されいました。しかしながら残念なことにνガンダムの一番の特徴とも言っていいフィンファンネルは付いていません(同じくサーベル刃・バズーカも無し)。価格を考えればそれでも十分な内容だとは思いますが、これまでのパターンでいくと後々ファンネル等のついた「フルウェポンVer.」的なものも出そうな気もするのでそこも今後注目したいところです。


パーツはバンダイの簡易版キットではお馴染みの工具不要でランナーから取り外せるタッチゲート方式になっていますが、ニッパーやデザインナイフなどの工具を持っているならば使ったほうが綺麗に作れると思います。
 
 

EG νガンダム


【基本情報】

  • サイズ :1/144
  • 定 価 :1,100円(税込)
  • 機体番号:RX-93
  • 機体名称:νガンダム(ニューガンダム)


定価は同シリーズのガンダム・ストライクのライトVer.の倍の1,100円になっていますが、それでも入門編としては十分に手に取りやすいお値段になっていると思います。

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パッケージ。今回は最初からビニールの袋ではなく箱のパッケージ。
箱のサイズも通常のHGUCキットと同じ大きさに。


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側面。


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EGではお馴染みの作り易さ・手軽さが強調されたデザイン。


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中身。
ランナーは全部で5枚。単色2枚、多色2枚、カメラ部分に当たるライトグリーンの小さいのが1枚。
また、今回はEGシリーズでは初となるマーキングシールが付属しています。


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説明書。


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マーキングシールは左肩とシールドの2カ所用。
これまでのEGはシールを使わずにパーツ分割のみでほぼほぼ色分けを再現しているのがウリの一つでしたが、流石にこの部分はパーツ分割での再現は無理があったということだと思います。


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完成。時間は30分かからないくらいで作れます。
内容はνガンダム、ビーム・ライフル、シールド。


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まずはνガンダム本体を正面から。
ほぼ色分けは完璧です(足りないのは左胸部のカメラ部分ぐらい?)。


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ぐるっと一周。
昔からνガンダムはこのナナメの角度がカッコいいイメージがあります。


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横から。


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後ろから。
バックパックや左腕の予備サーベルラックもしっかり色分けされています。ちなみに左腕の予備サーベルはディティールのみで脱着等のギミックはありません。


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アップ。
マスク部分のグレーはガンダムマーカーグレーでスミ入れをしています。

ツインアイカメラと額のメインカメラはライトグリーンのパーツで色分けされています。左肩のマークはシール。


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腕の可動。
ガンダムやストライクに比べると可動範囲は狭め。


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膝立ちはぎりぎりできるぐらい。


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付属のビーム・ライフルとシールドを装備。


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非常にカッコいいです。
色分けも造形も1,100円とは思えないレベルに高いです。


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ライフルも元々2色なので問題なく再現されています。
グリップはまっすぐで手首にそのまま差し込む方式で持たせます。


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シールド。アムロのパーソナルマークはシールで再現。


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シールド裏側。
シールドに搭載されているビームキャノンとミサイルも再現されています。ミサイルは塗装が必要。


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バックパックに装備されているビーム・サーベル。
ビームの刃エフェクトは付いていませんが、上下にそれ用の穴が開いています。やはり後日フル装備バージョンが出てくるかも。


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とりあえずHGUCガンダムのサーベルを付けてみましたが、νガンダムのサーベルは形状が独特なのでまっすぐ付けられませんでした。



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本キットにスタンドは付いていませんが、胴体下部に接続用の穴が開いているため、別売りのアクションベース等を使うことが可能。



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EGシリーズ3体。
同じ1/144ですがかなりサイズが違います。今回νガンダムが通常のHGUCサイズの箱だったのも納得。

ちなみに設定での頭頂高は初代ガンダムが18m、νガンダムが22mなのでこの身長差になっています。



まとめ・総評

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ということで『ENTRY GRADE νガンダム』でした。
良い点や気になる点をまとめると以下のような感じです。



<良い点>
・安い(定価1,100円)
・お手軽、工具も不要
・色分けもほぼ完璧
・造形の出来も良い

 
<悪い点>
・フィン・ファンネルなし
・ポリキャップを使ってないので関節等可動部分が劣化する



やっぱり製品としてはこれまでのEGシリーズと同様にガンプラが初めての人や小さなお子さん向けって感じだと思います。
 

やっぱり個人的に一番気になるのは材質が全てプラなので動かしていると関節部分が劣化してユルユルになったり折れたりすること。初代のEGガンダムはレビュー用に色々動かしていたら股関節が折れました。ガンプラ経験者が購入して作るとしたら、色々改造して理想のプロポーションを追及したり武装をゴテ盛りして遊んでみたりてみたり塗ってみたりする楽しみ方が合うのではないかと思いますが、その場合は関節部分の補強をしたほうがいいと思います。


またやはりνガンダムの代名詞でもあるフィン・ファンネルが無いのは残念。もう少し高くしてもファンネルを付けてほしかったのが正直な所です。それについては今後別バージョンの発売に期待したいですが、個人的には本体沢山あっても仕方ないし2つ買ってダブル・フィン・ファンネルなどもやりたいので本体無の武器セット(ファンネル+バズーカ+サーベル+おまけでサザビーの脱出ポッド)みたいな感じで出してもらえると嬉しいです。



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