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仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

超初心者向けキット『ENTRY GRADE ガンダム』で色々遊んでみた【レビュー】




色々と話題になっていた『ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム 』を店舗で購入できたので色々と遊んでみました。


エントリーの名前の通り、初めてガンプラを作る人に向けて販売されたお手軽で安価なキットです。当初店舗で買えたのは「ライトパッケージVer.」として武器が入っていませんでした。武器が付いているものはガンダムベース等で限定先行販売されていたようですが、後に一般の店舗でも購入できるようになりました。


【2021/9/25追記】
武器の付属している通常版も買ったのでその内容も追記しました。
また、一番くじの商品になっていたクリアバージョンも軽くレビューを追記しています。
 




目次


EGガンダム ライトパッケージ版

ライトパッケージ版 レビュー

【基本情報】

  • サイズ :1/144
  • 定 価 :550円(税込)
  • 機体番号:RX-78-2
  • 機体名称:ガンダム


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パッケージ。
お馴染みの紙箱ではなくビニールのパッケージになっています。



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裏面。


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中身。
説明書とランナー2枚のシンプル構成。
ランナーは色や部位によって区分けされていて作る際にわかりやすく、ランナーも区画ごとで簡単に切り離すことができるので作り終わった後で捨てる時に非常に楽です。


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パーツは工具不要でランナーから取り外せる(ちぎり取る感じ)ようになっていますが、ニッパーやデザインナイフなどの工具を持っているならば使ったほうがよさそうです。


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本キットの特徴の一つであり個人的に嫌いな所の頭部。

シールなしでツインアイを表現するため、目の周りの黒い部分が空白になっていてスカスカに見えます。ここはかなりイマイチに感じました。



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合わせ目は脹脛の前後に出ます。



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完成。だいたい30分もあれば作れます。
前述の通り武器が付いていないので内容物はこれで全部です。

色分けはほとんど完璧です。このサイズと価格で股間の部分のVマークがちゃんと色分けされているのは凄いですね。


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ぐるっと一周。



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横から。
腕にはシールド等を取り付ける穴が開いています。



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後ろから。
こちらも色分けはほぼ完璧。


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アップ。
やっぱりツインアイの周りが少し気になります。口のへの字の部分はグレーのスミ入れをしています。



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続いてアクションポーズ。
肘は結構曲がるのでサーベルを抜くポーズも可能。


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サーベルは持たせることも可能ですが残念ながら刃の部分は付いてません。ただ、刃を取り付ける穴は開いているので他のキットから持ってくれはつけることができます。



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うおりゃぁ~
片足立ちのポーズも可能。



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脚の可動はこんな感じ。
ギリ正座できるといった所です。




HGUCの武装を持たせてみる

続いてHGUCのリバイブ版ガンダムから武器を持ってきて持たせてみます。

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クリアパーツのビーム刃は穴のサイズが同じなのでそのまま取り付けが可能。
両手もちのポーズも可能です。


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初代ガンダムお馴染みの着地ポーズもこの通り。


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続いてビームライフルとシールド。
サイズが同じなので違和感はありません。

シールドはそのまま腕の穴に挿すだけで取り付けられますが、ライフルは本キットには握り手が付いていないので手首ごと持ってくる必要があります。



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バズーカも違和感なし。
こちらも手首ごとHGUCから持ってきています。


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ガンダムハンマー。
こちらも手首はHGUCから持ってきています。




HGUCとの比較

つづいてHGUCのリバイブ版ガンダムとの比較です。
すべて向かって右がEG版、左がHGUCリバイブ版です。

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正面から。なんとなくリバイブ版の方が丸みを感じるイメージ。
形状についてはどちらが上とかではなく、個々の好みになると思います。


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後ろから。
EGの方が踵あたりが簡略化されている感じです。


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腕の可動。
肩の部分はともに引き出し式でかなり動きます。肘はリバイブの方が曲がります。



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脚の可動。
特に股関節の部分についてこちらもリバイブの方が動きます。


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さすがに価格差、パーツ数差もあるので全体的に可動域はリバイブの方が上でした。

武器の有無の違いも含め、ちゃんとガンダムを作り方はリバイブやオリジン等のキットがオススメです。




他のキットの武器をつけて遊んでみる

武器が無いキットなので、他のキットから武器やら装備やらを持ってきて色々遊んでみました。


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ツイン・ビーム・スピアー。


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巨大シールドとランチャー。


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ライフルとシールド。
こちらはガンダムベースで売っていた武器セットから。


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同じバンダイの30MMから。


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個人的にはこれがお気に入り。


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ビルドダイバーズ系のオプション武器。


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色々なキットから武器等を持ってきてオリジナルのガンダムを組み上げてみるのも楽しみ方の一つですね。



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ギャラガプレイ中。



塗装して遊んでみた

お安さと手軽さから塗装して遊んでみるのもよさそうです。
今回は缶スプレーで1色塗装してみました。


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使ったのはタミヤスプレーのガンメタル。全身を塗るのに2本使っています。
これで先日予約開始即完売で話題になった22万円のガンダリウム合金製ガンプラ、っぽい奴にします。


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完成。
多少はぽくなってるかな?




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正面。



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横。



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後ろ。



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アップ。



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100均のケースに入れたらちょっと高級感増した感じがします。



EGガンダム 通常版

通常版 レビュー


続いて武器も付属している通常版です。
こちらは定価770円(税込)です。最近ではこっちの方がお店でみることが多いです。

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パッケージ。
ビニールだったライトパッケージ版とは違い、他のガンプラと同じ紙の箱になっています。


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横から。


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作り易さが強調されたデザイン。


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中身は説明書とランナー2枚。
ランナーはライトパッケージ版のものに武器のパーツが追加されたもので、ガンダム本体は全く同じ。


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内容物。
ガンダム本体、ビームライフル、シールド。

こちらにもビームサーベルの刃は付いてませんでした。



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ライフルとシールドを装着。
前述の通りガンダム本体は全く同じなので、可動等は上の方のライトパッケージ版のレビューを見てください。


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ビームライフルは専用の握り手などはなく手首にそのまま差し込む形。


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シールドは腕に接続しつつ手首に握らせるグリップもちゃんとついています。


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射撃ポーズ。


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ちなみに最初に買ったライトパッケージ版の本体は少し前に股関節が折れてしまいました。特に無理な力をかけたつもりはなかったんですが、色々と動かしていた結果プラが劣化して折れてしまったようです。こういった関節の劣化や強度はポリキャップを使っていないことのマイナス点です。




HGUCとの比較

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向かって右がEG版、左がHGUCリバイブ版です。


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本体部分はライトパッケージ版と同じなので比較は割愛。
EG版の方がビームライフルが薄いです。


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武器だけで。同じく右がEG版。
シールドはHGUCの方が細長いフォルムになっています。


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ビームライフル。
スコープ部分のパーツ分け、トリガー部分、その他全体の造形等、全体的な出来はHGUC版に軍配。



一番くじ ソリッドクリアリバース版

続いて2021年9月実施のガンプラ一番くじのE賞のソリッドクリアリバース版を入手したのでそちらの写真です。


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パッケージはライトパッケージ版と同じくビニールのタイプ。
ただし武器はちゃんと入っています。


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裏面。


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中身。
ランナー構成は通常版と同じですが、赤い部分がクリアーになっている他、白部分も成型色が異なっています。


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内容物は同じ。


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正面から。
クリアパーツになっているのは赤部分だけということでかなり控えめな印象。今回は「リバース」と名前が付いていますが、2020年の一番くじの景品では白・青の部分がクリアになっておりその反転バージョンということのようです。グレーと黄色はどちらのバージョンでも通常色。


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ぐるっと一周。


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後ろ。


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アップ。
頭部はクリアパーツの赤が多め。


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武器を装着。


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グレーの成型色は一般販売版と同じなのでビームライフルは通常版と同じもの。


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一番クリアパーツの比率が多いシールド。
中のスカスカ感が見えてしまってます。


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射撃ポーズ。
本体の可動等はもちろん通常版と同じ。


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比較。
向かって右が一番くじ版、左が一般販売の通常版。

違いは赤い部分がクリアーになっている他、白い部分の成型色が違います。一番くじ版は真っ白と言える感じのホワイト、通常版はHGUCリバイブと同じ薄いグリーンがかったホワイト。


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個人的には白は一番くじ版の真っ白ホワイトが好きです。旧HGUCのガンダムはこのタイプの白だったと思います。



まとめ・総評


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と言うことで『 ENTRY GRADE ガンダム』で色々遊んでみました。
作ってみた感じをまとめると以下のような感じです。
 
 
<良い点>
定価550円/770円
・お手軽、工具も不要
・価格にしてはかなり動く
 
<悪い点>
・顔がいまいち
・ポリキャップを使ってないので関節等可動部分が劣化する
・他の1/144ガンダムのキットに比べると造形が甘い部分がある
・武器なし(ライトパッケージ版のみ)



やっぱり製品としてはガンプラが初めての人や小さなお子さん向けって感じですね。
 
 
ガンプラに興味がある人やお子さんと一緒の人がお店で見かけて手軽に手に取ってもらうというのがメインのコンセプトの製品だと思います。発売日翌日の本日時点でAmazonなんかでは定価越えの1000円ぐらいの出品がされていますが、わざわざ定価以上の金額で買う意味は全くないです(量販店の店舗とかには普通にならんでるし)。可動といった点からも、ちゃんとしたガンダムを作りたいならばHG系のリバイブやオリジン、ビヨンドグローバルの方がオススメです。


ガンプラ経験者が購入して作るとしたら、色々改造して理想のプロポーションを追及したり武装をゴテ盛りして遊んでみたりてみたり塗ってみたりする楽しみ方が合うのではないかと思います(その場合は関節部分の補強を推奨)。