今回はちょっと一風変わったキット、武者璽威武装(ムシャジイアーマー)。
SD戦国伝シリーズでは無理やりな当て字はお馴染みですが、ついに「武装」と書いて「アーマー」と読ませるようになりました。当て字じゃなくて普通に英語じゃん(笑)

様々な形態に組み替えることができたり、荒烈駆主を合体させることができたり、モチーフのGアーマーに換装することができたり、オマケのガンダムが付いていたりと、中々プレイバリューの高いキットです。
今回は写真が多くなったので、通常の「武者璽威武装の状態」・「荒烈駆主(別売り)との合体ギミック」・「Gアーマーの組み替え再現」で目次を分けました。
目次
キット・キャラクター概要

【基本情報】
- 名前 :武者璽威武装
- BB戦士番号:88
- 登場作品 :SD戦国伝 天下統一編
- モチーフ :Gアーマー
「BB戦士No.28 Gアーマー」に新規ランナーとシールを追加したキット。Gアーマーのキット丸々の流用のため、パーツの付け替えで元のGアーマーも再現できるほか戦国伝とは直接関係ないRX-78-2ガンダムが一体付属している。
武者璽威武装は光の書の予言に従って百ノ進(百士貴・百鬼丸の父親)が作り上げた機動機械。時空を超える力を持っている。過去の世界に飛ばされた荒烈駆主を元の時代に送り返し、新たな力を得て各時代から歴代の大将軍を集結させた。
パッケージ・ランナー等

ボックスアート。
一般のキットよりも一回り大きいサイズの箱。



正面から。

横から。

ちなみにガンダムが入っていることはパッケージには一切書かれていません。

説明書。
説明書も他キットより一回り大きいです。


ランナー×6枚、ポリキャップ、シール、スプリング×3。
特にメッキやクリアー等のランナーはありませんでした。
『武者璽威武装』 写真
ここからは組み立てた後の写真。

内容物。横の列ごとに左から。
【1列目】
鋭機(エイメカ)、光空戦闘機(コアファイター)、尾機(ビイメカ)、光空翼(コアウイング)。
【2列目】
時空砲、脚立平(キャタピラ)、盾×2、弾丸、ガンダム。
【3列目】
Gアーマー用機首・キャタピラ、Gブル用換装パーツ、コアファイター、ガンダム用シールド×2・ライフル・サーベル。
まずは武者璽威武装(武者ジイアーマー)から組んでいきます。

武者ジイアーマーを組むのに必要なパーツ。
コアファイターを中心に、鋭機・尾機・光空翼等を組み付けていく形。

合体して武者璽威武装に。
シルエットはほとんどGアーマーですが、本キットで追加された全身のシールが武者世界の機械っぽさを出しています。

角度を変えて何枚か。



正面から。

少し上からの角度にすると全体像が分かります。

機体の下から。
無塗装だとキャタピラ部分が真っ白なのが気になります。

横から。

コアファイターは格納と言うよりは割とむき出し。

後ろから。



時空砲は左右それぞれ角度調節が可能。

時空砲はスプリングで弾丸を発射可能。ですが、左側からはどう頑張っても弾が飛びませんでした(笑)

説明書にあったオリジナル形態・光空武装(コアアーマー)。コアファイター+ビイメカ。
ちなみに公式の設定にはありません。
「こんな感じで色々組み替えて遊べるよ」という例のひとつみたいな感じで記載されてました。

同じくオリジナル形態の璽威風雷矢(ジイフライヤ)。
こちらはエイメカ+コアファイター。
『荒烈駆主との合体ギミック』 写真
続いて荒烈駆主との合体ギミックです。当然本キットに荒烈駆主は入っていないので、別で買う必要があります。
合体は「BB戦士No.51 武者荒烈駆主」か「BB戦士No.73 新荒烈駆主」のどちらでも可能(成型色違いで同じボディなので)。ストーリー的には新荒烈駆主の方が合っていますが、今回は武者荒烈駆主の方のキットを用いています。

武者ジイアーマーと荒烈駆主。

上に乗って突撃。
通常の武者ジイアーマーの状態では機体上部は羽があって平らな所は無いので、結構無理やり乗せている状態です。

武神着装。

正面から。

続いて合体準備。
荒烈駆主は軽装タイプにして、コアウイングと盾2枚を装着。

コアファイターの代わりに荒烈駆主をエイメカとビイメカで挟み込むようにして合体。

合体完了。
パッと見ではコアファイターが入っていた時との違いは分かりにくいです。

比較。
左がコアファイター搭載時、右が荒烈駆主合体時。
大きな違いとしては右は荒烈駆主の肩が見えているのとコアウイングが機体上部にきています。コアウイングが上に来ているおかげで他の武者らを上に乗せやすくなりました。初代大将軍を作ったら上にのせて黒魔神に突撃するシーンを再現したいです。

違う角度から何枚か。




支援機の光空戦闘機(コアファイター)。
通常状態では武者ジイアーマー内部に搭載されていますが、荒烈駆主が合体した際は支援機として独立稼働。

コアファイター単体で。



機体裏側。

盾は荒烈駆主に普通に持たせても中々絵になります。武神着装状態では肩鎧が干渉して持たせられませんでした。
『Gアーマーへの組み替え』 写真
続いて武者ジイアーマーの部品を換装してGアーマーにした状態の写真です。

Gファイター、コアファイター、ガンダム。
「BB戦士No.28 Gアーマー」のキット内容そのまま再現可能です。Gファイターは武者ジイアーマーからの部品の差し替えで再現していますが、コアファイターとガンダムは丸々余剰パーツのオマケとなっています。

まずはGファイター。
武者ジイアーマーから機首とキャタピラを交換して完成。機体の両側などに武者の方のシールが残ってしまってますが、本当にGファイターとして組む場合はそのあたりのシールは貼らないで組むことになります。

横から。
Gファイターの方は設定どおり中に何も格納しないで組めるので、武者ジイアーマーを見た後だと小ぶりに見えます。

前から。

後ろから。

続いてコアファイター。
パーツは2色のシンプル構成。



光空戦闘機の方と比べると一回り小さいです。

ガンダム。
ちゃんとビームライフルも付いており、スプリングで弾が発射できます。
せっかくなので口元のへの字はスミ入れをして、額と顎の赤はフラットレッドで塗りました。



ビームサーベルはガンダムマーカーのメタリックピンクで塗装。

機体後部の翼を跨ぐような形にすればGファイターの上に乗せることも。

Gファイターとガンダムが合体してGアーマーに。
ガンダムはツノとランドセルを外し、両腕にシールドを付けておきます。

Gアーマー完成!!
Gアーマーの時は機体後部両サイドのブースター(?)を180°回転させます。

比較。左がGアーマーで右が武者ジイアーマー。
武者の方は顔のようになっていた機首がより機械っぽくなり、結構印象は変わっています。

色々な角度から。





続いて分離合体による各形態。
まずはAパーツとガンダムの上半身でGブル。

コアファイターとBパーツでGスカイイージー。
ガンダム下半身とコアファイターの接続軸が合っていない関係で、Gスカイは再現できませんでした(多少の工作でできそうではありますが)。


説明書には無かった多少無理やりなガンダム(MAモード)。
Bパーツとの接続のため、ガンダムの下半身は反対側を向いています。

説明書に記載されていたBB戦士のオリジナル形態・Gバスター。

MSが搭乗可能な砲台付き戦車と言った感じでしょうか。スキウレみたいな?

関連製品
キット間の連動要素がある、同じシリーズやチームに所属している、未来や過去の自分自身など、関連のあるキットのメモです。抜け漏れもバリバリあると思います。
・BB戦士No.51 武者荒烈駆主<製作済>
⇒本キットと合体が可能。
・BB戦士No.73 新荒烈駆主<製作済>
⇒同じく本キットとの合体が可能。
次は主人公武者荒烈駆主の影武者・影荒烈駆主です。
次回を待て!!
【設定等の参考資料】
