【HG U.C.HARDGRAPH 陸戦型ガンダム地上戦セット】
今回は通常のHGUCのキットに新規パーツが追加されたHG U.C.HARDGRAPHのシリーズから陸戦型ガンダムを中心とした地上戦セットです。元々ミリタリー色の強いHARDGRAPHシリーズは08小隊との相性もバツグンです。
追加武装にホバートラック、さらに人気も高い「ジム頭」再現用の頭部など中々に充実したキットでした。
目次
基本情報
製品情報と内容物
- サイズ :1/144
- シリーズ:HG U.C.HARDGRAPH
- 定価 :2,376円
- 機体名 :RX-79[G] 陸戦型ガンダム+他
言わずと知れた名機、陸戦型ガンダム。一年戦争終盤の地上戦での連邦の主力機体で、現場では様々な改修機・発展機が運用されていました。
本キットでは、陸ガン本体に加えて追加武装・08ではお馴染みのホバートラック・陸戦型ジムの頭部などが追加されています。
パッケージ。
地上戦セットと言うだけあってパッケージも中々のボリューム感。砂埃がいいですね。
内容物。
陸戦型ガンダム本体、100mmマシンガン、シールド、コンテナ、ビームサーベル×2、180mmキャノン、レール・キャノン×2、ジムヘッド、ホバートラック×2及び換装パーツ、連邦兵4体、マシンガン用握り手(右)、レールキャノン用握り手(右)、平手(右)。
レールキャノン用の握り手と平手については、旧キットの陸戦型ジムに取り付ける用のジョイントパーツも付属しています。陸ジムもHGUCでリファインされた今となってはあまり使うシーンは無さそうですが。
ちなみに本文を書いている段階で気付いたのですが、この写真では180mmキャノンがコンテナの中に収納されている状態のため写っていません。ビームサーベルの柄も脛アーマーの中に収納した状態になっているので、この写真は後日撮り直そうと思っています…。
ジム頭とレールキャノン用握り手・平手は2つずつついていました。今回のレビューではとりあえず片方のみ製作したため残ったパーツです。
デカールは水転写式なので全部付けるのはかなり大変そうです…。
陸戦型ガンダム本体
正面から。
マシンガンとシールドを装着した状態。初代ガンダムに比べると無骨なデザインがいいですね。
横から。
後ろから。
背中には陸ガンの特徴とも言える多様なバックパックを背負うためのハンガーがついてます。
アップ。
頭部を見ると初代ガンダムとはかなり違うデザインになっていることがわかります。
口のへの字の部分はいつもの通りグレーのガンダムマーカーでスミ入れをしています。
続いて頭部をジム頭に換装したバージョン。
横から。
コンテナを背負わせるだけで大分全体の印象が変わります。
後ろ。
アップ。
バイザー部分はクリアパーツです。
陸ガンの胴体とジム頭の色が違うのがまた「間に合わせの現地改修機」感があっていい味を出してますね。
付属物
ホバートラック。
正式名称は「M353A4ブラッドハウンド」。
地面に杭をさして周囲の音を感知するアンダーグラウンドソナーは差し替えで展開可能。荷台もパーツの差し替えで通常形態とレドーム装備の2パターンを再現しています。
開閉ギミック。
車体前後のアームは可動させることができます。
地球連邦軍一般兵。
通常バージョンと銃を持っているバージョンがそれぞれ2体ずつ入っています。特に08小隊に登場したキャラクターというわけではないようです。
武装・可動・ポーズ
陸ガンの主兵装マシンガン。
一緒に購入した連邦エンブレムのアクションベースで。
最近のガンプラではお馴染みですが左手でグリップを握らせて両手持ちも可能。
ただし可動の範囲的には少しキツめ。
今回新規追加されたレールキャノン。
劇中に登場したロケットランチャーとは別のものです。
レールキャノンは専用の握り手も附属。ただし、甲の部分のパーツ色が何故か違う色なのが残念。
脛部のサーベルラックにはビームサーベルの柄を収納可能。カバーはオープン状態を差し替えで再現できます。
ビームサーベル。
陸ガンのビームサーベルと言えば湯沸かし器のイメージしかない…。
二本ついているので二刀流も可能。
パーツを可動させることでシールドは自立させることができます。
コンテナは開閉できます。
内部には180mmキャノンを解体して収納可能。
180mmキャノンをシールド越しに構えるお馴染みのポーズ。
余談ですがこのポーズは08のオープニングの1カットからきてますが、本来はシールドにキャノンを乗せてる訳じゃなかったんですよね(遠近法であんたらかんたら)。今となってはほぼ公式のような扱いに。
ホバートラックと行軍。
索敵中。
トラック内でエレドア伍長がヘッドホンを耳に押し当ててる姿が目に浮かぶようです。
その他
他のキットとの比較や借りてきた武装・パーツなどを装着してのレビューになります。
まずは追加で用意したパーツ。
1つ目はサンダース機用ヘッド。こちらはパーツをバラ売りしているお店で陸ガンの頭部のみ販売されていたので購入。ブレードアンテナをグレーに塗って08小隊のサンダース機仕様にしました。
2つ目はブルパップマシンガン。家にあった寒冷地ジムだったかジムコマンドあたりから拝借。
頭部を付け替えてサンダースバージョンに。
全体的に落ち着いた印象になって、陸ガンの無骨なデザインにはこちらの方があってるかも。
アップ。
ツノの色以外は同じ。
ちなみにツノのグレーはとりあえずサーフェイサーを吹いたのみです。
戦場の絆を初期からやっている勢としては陸ガンといえばブルパップマシンガンのイメージが強いです。
ブルパ+マルチ青2の陸ガン乗りまくってたなぁ…。
ちなみに戦場の絆の陸ガンのツノはなぜかサンダースバージョンのグレー。
向かって左からサンダーボルト版、本キット、オリジンの局地型。
親戚の集まりみたいな感じかな?こうやって並べてみるとそれぞれ大分違った個性があります。
08小隊隊長機のEz-8と。
ホバートラックもジム頭もサンダース機頭もあるので、あと陸ガンの胴体がひとつあれば08小隊が揃います。うーん、揃えて飾りたい。
Ez-8のキットに付属のパラシュートパックも普通に装備可能。
Ez-8のビームライフル。Ez-8のキットの武器は握り手とフィットするようにでっぱりがあるため、手首ごと持ってこないと装着できません。
成型色が違うのでやや違和感がありますね。
ビームライフルはジム頭の方が似合うイメージ。
当サイトのレビューでは恒例のハンマー。普通に似合っています。
たしかアニメの08小隊でもハンマーを持った機体が一瞬出てきていたような。
まとめ
ということでファンの間でも人気の強い陸戦型ガンダムと+αのレビューでした。
陸ガン本体は単体で発売されているものと同じですが、ホバートラックやジム頭などが付いているのが大きなポイントですね。
陸戦型ジムのキット言えばクリアパーツも使われていない旧キットしかなかった発売当時としては、HGUC準拠のクオリティのジム頭が付いてくるというのは衝撃でした。
現在は出来もよく陸ガンにはない武装が付属されているHGUCの陸戦型ジムも発売されているので、ジム頭を再現するにしてもどちらのキットを使うか悩み所ですね。
余談:ガンダムベースで購入しました
ここで買ってきました。
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こちらのキットですが、今となっては地味にレアなキットなんですよね。普通のお店で出会える確率はそんなに高くないと思います。
僕も「買っときゃよかったな~」なんて思ってたんですが、ガンダムベースで普通に棚に並んでるのを見て迷わず買いました。さすがは日本一の品揃え!!
※僕が行ったのはオープン当初のため、今もガンダムベースで買えるとは限りませんので悪しからず。
【08小隊のレビュー】
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【写真撮影に使用した背景の簡単作成方法】
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【ガンプラレビュー】
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【改造した作品の紹介】
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