【HGUC シン・マツナガ専用ザク】
今回は久々のジオン系です。モビルスーツバリエーション(MSV)から"白狼"シン・マツナガ専用の高機動型ザクⅡです。
やっぱりジオン系の機体はいいですね。モノアイが
たまらない!!そして今回はHGUCではシールで再現されることの多いモノアイのクリアパーツ化にもチャレンジしました。
ちなみにマツナガの白ザクと言えば近々RGで発売されるようですが、個人的にはHGで手軽に沢山作りたい派なので気にしない!
目次
基本情報
製品情報と内容物
- サイズ :1/144
- シリーズ:HGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)
- 定価 :1,720円
- 機体名 :MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ
エースパイロット用の機体として開発された高機動型ザクのR-1A型です。登場者であるシン・マツナガ大尉のパーソナルカラーである白の機体色と狼のエンブレムが特徴です。
高機動型ザクはR-1型、R-1A型(本機)、R-2型など様々なバージョンがあり、しかも資料やキットによって設定が様々なためガンダムシリーズの中でも見分けるのが中々難しい機体です。
まずはパッケージから。
この時期のMSV系キットのパッケージアートは滅茶苦茶カッコいいですね。後ろのドズル専用ザクと手前のスナイパーがいい感じですが、どっちもHGUCではキット化されてないのが残念なところ。
内容物。
シン・マツナガ専用ザク本地、ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、マシンガンの予備弾倉、武器をシールドにマウントするためのアタッチメント、武器用の握り手(左右)、グーの握り手(左)。
付属の武器は中々豊富です。何よりも武器用の握り手が左右付いているのが嬉しいですね。
余剰部品。
アンテナなしの頭部、通常タイプのブレードアンテナ、通常タイプの右肩部品、通常タイプのスカート部品。後半は金型の元となったと思われる黒い三連星ザクの部品ですね。
アンテナなしの頭部やブレードアンテナは普通に装着できるので、角なしバージョンを再現することも可能です。(ただしこの頭部パーツは一度つけると外すのが大変なので、何度も付け替えるのは向きません)
本体です。
マシンガンを装着した状態で正面から。
やはり特徴はジオン系らしからぬ白いカラーリングと、スラスターの増設された高機動型特有の脚部ですね。
ちなみに全身の動力パイプは軟質素材で成型されています。
左から。
スパイクシールドには青のラインと白い狼のエンブレムが。こちらはシールで再現ですが、曲面のため旨く定着させるのが難しいです。
右側はシールド。
こちらには白狼のエンブレムと機体ナンバーが。
後ろから。
バックパックも高機動型の大型のものになっています。
アップ。
頭部の造形は基本的に普通のザクⅡです。
やはりモノアイがシールというのが残念なところです。全体の出来がすごくいいだけに、惜しい感じが拭えませんね。
モノアイも少しですが可動できます。
この写真が最大ですので、モノアイ1つ分ぐらいですかね。あまり大幅には可動させることができません。
頭部を一度取り外して、下部にあるピンを動かすことでモノアイを動かすことが出来ます。
アンテナは通常のザク(指揮官機)とは違うスタビライザータイプと呼ばれるもの。
武装・可動・ポーズ
まずはマシンガン。
前方の両手撃ち用のフォアグリップとスコープは可動式。
お馴染みの両手撃ち。
肩の関節がかなり引き出せるようになっているので、このようなポーズも比較的無理なくとらせることが可能。
腰にはマシンガンの予備弾倉とヒートホークを装着することが可能。
パッケージ画像っぽいポーズにしたかったんですが、足の可動域はこれが限界。膝立ちはできません。
続いてザク・バズーカ。
グリップ部分・スコープ・両手持ち用のフォアグリップが可動します。
グリップ部分が前後に動くので肩に担ぐポーズも楽にとれます。
脇に挟む持ち方も。
パッケージや説明書の作例ではこちらの持ち方がメインでした。
バズーカの両手撃ち。
少し小さめの印象のあるヒートホーク。
握る部分は手首の穴に比べて細いので、ゆるゆるになってしまい保持力は弱め。
握り手は左右両方あるのでどちらにも装備可能。
付属のアタッチメントを使って付属の武器をすべて右肩のシールドにマウントすることができます。
アタッチメントはバズーカは2本マウントできます。ジョニーザクを買ったらジャイバズも搭載させてみたいですね。
おまけのキック。(©赤い彗星)
その他
恒例のハンマー。
期待通りザク系の機体にはよく似合います。マツナガのイメージにはあまり合いませんが…。
MSVつながりでプロトタイプガンダムと対決。
格闘戦。こんな風に同時期の機体を並べてみるのもいいですね。
プロトタイプはリバイブ版のHGUCガンダムをベースにしてますが、こうして並べるとガンダムがかなり細身なのがわかります。
モノアイをクリアパーツ化してみた
本作は全体的に出来のよい良キットです。ただ、HGUCの多数のザク系キット共通の残念なポイントとしてモノアイがシールなんですね。
ということで、モノアイをクリアパーツ化して見映えをよくしてみました。カンタンに出来て効果も抜群で、ジオン系が好きな人にはおすすめです。
モノアイがクリアーパーツになりました。
アップ。
改造にはウェーブのHアイズのピンクの2.8mmを使用しています。
輝きを増すために裏側に100均のラピーテープ(粘着面がアルミ系のテープ)を裏打ちしています。
ビフォアーアフター。
こうして並べると違いが一目瞭然です。
モノアイレール(目の回りの黒い部分)のパーツに埋め込んでいるので、モノアイ可動機構もそのまま使えます。相変わらずちょっとしか動きませんが(笑)
いいですね。
ジオン系は目が命!!
せっかく改造課程の写真も撮ったので、後日カンタンモノアイクリアパーツ化講座をまとめてみようかなと思います。
まとめ
ということで久々のジオン系、シン・マツナガ専用の高機動型ザクⅡでした。
ディティールは全体的に出来がよく、武装も豊富なのが高得点です。逆にモノアイシールと下半身の関節が残念ポイントって感じですね。
個人的は作り応えもあって満足出来たキットだったと思います。やっぱり専用機やパーソナルカラーはいいですね!形はほぼ同じザクでも○○専用や△△専用とついてるだけで何機でも作れちゃいます。同シリーズのジョニー・ライデン専用機や黒い三連星機も欲しくなりますね。
【写真撮影に使用した背景の簡単作成方法】
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