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HGUC ジム【ガンプラレビュー】




【HGUC ジム】


今回は連邦軍の量産機であるジムです。



「モブキャラ」とか「やられメカ」のような印象が強いですが、その後様々なバリエーションや後継機が展開された名機ですね。2001年の発売と、驚くべきことにもう17年も前のキットになります。




目次


基本情報

製品情報と内容物

 

  • サイズ :1/144
  • シリーズ:HGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)
  • 定価  :756円
  • 機体名 :RGM-79 ジム

 


ガンダムの量産タイプとして地球連邦軍が1年戦争末期に戦線に投入した初の量産型モビルスーツ。様々なバリエーション機や発展機・後継機が存在している。



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まずはパッケージ。
背景には有名なジャブローでのあのシーンが。




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内容物。
ジム本体、平手(左のみ)、ビーム・スプレーガン及び専用握り手(右のみ)、シールド、ビーム・サーベル(柄のみ)、ビーム・サーベル(展開状態)。


ランナーも2枚(+ポリキャップ)であり、内容はいたってシンプルですね。




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武装を装備した状態で本体正面。


シルエットはガンダムをベースにしていますが、頭部及び細かい部分の形状の違いや赤と薄いエメラルドグリーンを中心としたカラーリングにより大分印象は違いますね。


ちなみに本キットではお腹の黒い部分のみがシールになっています。



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横から。


うーん、いい!ジムからはなんとも言えない堪らない雰囲気が感じられますね。(俺だけかな…)



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後ろから。
バックパックはガンダムと違いサーベルが1本のみ装備されています。また、シールドを装着できる穴も。


ちなみに設定ではジムの指揮官機になるとガンダム同様にサーベルが二本指しになります。ガンダムのキットからランドセルのパーツを流用してくればそちらも再現出来そうですね。



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アップ。


古いキットですがバイザー部分はちゃんとクリアーパーツで成型されています。




武装・可動・ポーズ

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ビーム・スプレーガン。
持ち手は右のみで、スプレーガン自体にも特にギミック等はありません。


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お馴染みのシールドを構えたポーズ。


ジムといえばこの格好で沢山並んでるイメージがありますね。



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ちなみに右腕にもシールド穴があります。



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シールドはガンダムと同様に背中にマウントすることも可能。



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シールド装備状態で後ろから。


シールドの形状・配色はガンダムと同じです。(本キットではガンダムだと白い部分が薄緑になっていますが)



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ビーム・サーベル。
こちらは残念ながら一色成型。



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背中にマウントする時用に柄のみの物もついていますので、そちらにピンバイスで1.5mmの穴を開けるとガンダム等に付属しているクリアーパーツ成型のサーベルを装着する事が可能に。


お手軽で効果的なのでぜひおすすめ。



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ちなみにサーべルは左にも装備可能。
グーの握り手にそのまま差し込む感じ。




その他

ジムのキットに付いてくる武装自体は非常にシンプルですが、設定上は様々な装備をしています。いくつか他のキットから拝借してみました。



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まずはガンダムのハイパーバズーカ。


映像でもよく見かけるため、特に違和感もないですね。



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同じくビーム・ライフル。


こちらは関連のゲームや書籍などで目にすることが多い組み合わせ。




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ガンダム(リバイブ版)と。


ジムは2001年発売、リバイブ版ガンダムは2015年発売と、実に14年ものタイムラグがあるわけですが、それを感じさせないほどジムのフォルムも完成しています。(実際に動かしてみると可動域の違いは歴然ですが)



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横並び。
ガンダムの方がシャープなフォルムになっているのがよくわかります。


ガンダム自体はリバイブ版が歴代でもかなり細い部類のため好き嫌いは個人の好みですね。ただ、ジムに関しては本キットの少しずんぐりした感じが合っていると思います。



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陸戦型ガンダムの100mmマシンガン。
ホワイトディンゴ隊のジムが装備していました。この辺りの装備も加工なしでジムの握り手に装着させることができます。



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ハンマー。


映像で使用しているのは見たことがないと思いますが、時代的にはジャブローあたりで装備していたやつがいてもおかしくなさそう。




まとめ

ということでジムのレビューでした。
ジム自体がもう完成されたフォルムということもあって、17年前のキットながらあまり古臭さを感じさせません。


しかしさすがに可動については最近のキットとは勝負にならないですね。股間部分フロントアーマーの独特な形状もあって、特に脚部・下半身の可動については壊滅的です。ディスプレイする場合はおとなしく立ちポーズにする他なさそうです。



しかし本キットのなによりの魅力は、千円もしないその機体から溢れ出る可能性ですね。そのまま楽しんでもよし、グレーに塗ってホワイトディンゴ隊仕様にしてもよし、旧キットとのニコイチでキャノンやスナイパーカスタムにしてもよし、独自の俺設定を加えていってもよし。もともとジムは数多のバリエーションを持つ機体であるがゆえに、無数の使い道を見出だせる良キットだと思います。



 
 
 



【写真撮影に使用した背景の簡単作成方法】
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【並んで登場したプロトタイプガンダム】
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