2020年に発売されて話題となった『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下、FF7R)』。その追加エピソードである『FF7R インターミッション』をプレイしました。
こちらは2021年6月に発売され、FF7Rの本編には出てこなかったユフィが主役と言うことでこちらも話題になりました(提供方法で炎上したことも含め・・・)。
今回はそのユフィの追加エピソードの感想です。
目次
製品概要
定価:2,178円(追加エピソードのみ)
機種:PS5、Microsoft Windows
発売:2021年6月10日発売
ジャンル:RPG
プレイ時間:9時間
作品評価:70点
『FF7R』の追加エピソード(DLC)。
『FF7R』のPS5移植版の『FF7R インターグレード』と併せて発表・発売されました。『FF7R』の大本のハードだったPS4ではプレイできず(2022年7月現在)、一部PS4ユーザの不評を買いました。
プレイ時間は難易度ノーマルでサブイベ等こなしながらゆっくりやって9時間ぐらい。サクサクやれば5時間前後で終わるのではないかと思います。DLCの追加エピソードであることと金額を考えればこんなもんなんじゃないかと思います。
販売方法がやや特殊で、上記の通りPS4ではプレイできず、PS5で遊ぶには以下いずれかの方法をとる必要があります。
①PS5版(インタグレード)を購入するとコードが付属
②PS4版(パッケージ/DL)を100円でPS5版にアップグレードし、ストアで追加DLC(2,178円)のみを購入
③PSPlusのフリープレイ版『FF7R』をPS5に無償アップグレードし、ストアで追加DLC(2,178円)のみを購入
①については追加エピソードをストアから無料DLできるコードが付属する形態のため、パッケージ版は中古で買う際等は注意が必要です。
元々PS4専用のソフトとして出た『FF7R』の追加エピソードがPS5でしか遊べないのはどうかと思いますし、発表された際に一番非難を受けた部分でもあります(PS5は全然買えない状況が続くし)。ですが、これ以降は一旦そこについては触れず、あくまでゲームの中身についての感想を書いていこうと思います。
作品の感想・良かった所
圧倒的な映像美でいきいきと動くキャラ
やはり本作での一番のポイントは何よりもこの映像美。『FF7R』本編はPS4でプレイしましたが、ハードがPS5になってさらにパワーアップした風景や登場人物の動きはもはや実写の映画のようです。また、本作の主役となったユフィが非常に可愛く・美しく・いきいきと描かれているのも、本作への没入を深める大きな要素となっています。
#PS5Share, #FINALFANTASYVIIREMAKE
— ゆめきち (@yumekichi730) July 6, 2022
ユフィ推しになりそうwww pic.twitter.com/TrKW04Ug2N
登場キャラクターも良かったです。なにより操作キャラのユフィは可愛い!!そして本編ではいなかった天然元気キャラというのも新鮮。新キャラのソノンも頼もしいけどどこか影を背負った兄貴キャラって感じが良かった。本作から登場したキャラクター達が今後『FF7R』本編にどのように絡んでいくのかは楽しみな所。
本編の裏で起きていた物語
ストーリーの時系列は『FF7R』本編の中盤から終盤にかけての物語で、「クラウドたちの戦いの裏でこんなことがありました」と言ったような話になっていました。
現時点では本編には直接かかわってはいませんが、今後続くであろう続編の第二部・第三部ではクラウドたちとユフィが合流していくことが十分に考えられますので、『FF7R』プレイ済みで2作目以降もプレイ予定であればやっておいた方がいい内容だとは思いました。
基本的なシステムは『FF7R』と同じ
追加エピソードという位置づけなので当たり前かもですが、基本的なゲームシステムは『FF7R』本編と同じです。バトルシステムはフィールド移動中に敵シンボルに接近するとシームレスに戦闘に移行する形式で、戦闘はFFシリーズお馴染みのコマンドバトルではなくキャラクターを自由に操作してボタン押下で攻撃するというアクションゲームに近いものになっています。プラスで魔法やアビリティ等のコマンド選択も融合した、イメージとしては『キングダムハーツ』シリーズに近い感覚があります。アクション操作が苦手な人には、本編同様に従来のコマンドバトルに近い感覚の「クラシックモード」も用意されています。
相変わらず敵は硬いです。弱点を突いたりしながらバーストゲージを貯めて一気に攻撃というコンセプトなのは本編と同じですが、特にボス戦は中々大きなダメージを与えられずやっぱり時間がかかります。ただ、既に本編をプレイ済みで敵をバーストさせるのにも慣れていたためか、今回はそこまで敵の硬さにストレスを感じることもありませんでした。
総評
改めて個人的な評価をもう一度。
作品評価:70点
相変わらず映像については文句のつけようはありません。PS4からPS5になってさらにパワーアップしています。特に発売時に話題になっていた通り主人公ユフィの可愛さが際立っています。ストーリーも今後を期待させる内容で短いなりに良い内容だったと思います。リメイクの続編をやるのが楽しみになりました。
とりあえず、『FF7R』本編をプレイ済みで、続く2作目以降も遊ぼうと思っている人はやっておいて損はないと思います(PS5が必要にはなるけど・・・)。
2022年6月にはリメイクの2作目である『ファイナルファンタジーVII リバース』が2023年度の冬(2023年の末頃?)に発売されることと、全三部作で完結となることが発表されました。正直何十年かかるんだと思っていたところだったので、続きが来年(か再来年の前半)には出るというのは純粋に楽しみです。