ゆめろぐ

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『ファイナルファンタジーVII リメイク』感想!!映像はとてつもないが戦闘をどう思うかで評価の分かれそうな作品




話題の『ファイナルファンタジーVII リメイク』をプレイしました。


ちなみに原作『FF7』は未プレイ。
FFシリーズでプレイ経験があるのは、3・4・5・6・10だけです。


前評判の通り、映像はとんでもない作品でした。PS4の本気をこれでもかと見せつけられた気がします。
ただ、手放しで神ゲーと称賛できるわけでもなく、いくつか人を選びそうな点や不満点もありました。主に戦闘の仕様をどう思うかで評価の分かれる作品ではないかと思います。



目次


製品概要


 
 
定価:8,980円(税別)
機種:PS4
発売:2020年4月10日発売
ジャンル:RPG
プレイ時間:33時間
作品評価:75点

タイトルの通り、FFシリーズでも人気の名作『ファイナルファンタジーⅦ』のリメイク作品。
1997年にPSで発売された原作をベースに、PS4のスペックを活用した最新の映像表現で見た目はもう完全に別のゲームとして生まれ変わっています。シナリオは原作では序盤であるミッドガル脱出までですが、オリジナルの要素をふんだんに盛り込んで1本のゲームとして作られています。




作品の感想・良かった所

圧倒的な映像美

やはり何よりも大きいのがこちら。個人的には本作のプラスの評価のほとんどは映像表現の凄さで稼いでいると思います。
百聞は一見にしかずということで公式サイトのムービーでも見ていただくのが早いですが、ビルや高速道路の立ち並ぶ近未来都市ミッドガルの景色はもはや映画のようです。また、すでにネットで話題になっている通りティファやエアリスと言ったヒロインたちのみならず、主人公クラウドや召喚獣(特に人型のシヴァ等)も非常に美しく描写されています。アップになると毛穴までちゃんと描かれているのは驚きです。

【公式サイト】
FINAL FANTASY VII REMAKE | SQUARE ENIX


戦闘はアクション

戦闘はFFシリーズお馴染みのコマンドバトルではなく、フィールド内を自由に移動してボタン押下で攻撃するというアクションゲームに近いもの。それにプラスで魔法やアビリティ等のコマンド選択も融合した、イメージとしては『キングダムハーツ』シリーズに近い感覚があります。
アクション操作が苦手な人には、従来のコマンドバトルに近い感覚の「クラシックモード」も用意されています。

また、戦闘はフィールド移動中に敵シンボルに接近するとシームレスに戦闘に移行するようになっており、戦闘ごとの画面の切り替わりやロードなどは発生しないようになっています。


シナリオは基本1本道

個人的にはFFというと5とか6のように広大なマップがあって街やダンジョンが点在しているというイメージがありましたが、本作にフィールドマップはなく基本1本道のシナリオでチャプター毎に訪れることのできる場所も限られています。リアル等身のキャラクターで街や街道・ダンジョンを進んでいくということで感覚的には『FF10』に近い雰囲気の印象を受けました(バトル除く)。

一般的に「1本道」と言うと良くない評価の印象が強いように思えますが、個人的にはそうは思っておらず、少なくとも一つの都市が舞台となりリアルな映像を追及した本作にはフィットしていたように感じます(移動が面倒という点も終盤ではファストトラベルの機能で解消されている)。



ストーリーは序盤までだがボリュームは十分

パッケージにも記載の通り内容はミッドガル脱出までということで、原作からするとかなり序盤(原作プレイ済みの友人曰く開始5時間前後ぐらいらしい)。
が、オリジナル要素も加えられており1本のゲームとしてボリューム不足は感じませんでした。プレイ時間も難易度スタンダードでシナリオクリアで33時間と、一般的なゲームのプレイ時間として特段短いとは思いませんでした。
 
ただ、後述の残念な点に記載をしますが、プレイ時間水増し感のある部分が多々あるため「内容のボリューム」という観点では多少物足りない所もあると思いました。







残念だった点

敵が異常に硬く戦闘が長い

ザコも含めて敵が異常に硬い。ボス戦は十数分かかることもザラ。
上手くキャラを切り替えたり味方に指示を出して弱点を突いたりバーストして攻めろということなのだろうが、そのあたりを駆使してもかなり時間のかかる敵が多い。戦闘のやり応えがあるのは確かだが、最善を尽くしてもなお非常に時間のかかるボス戦はもはや作業であり面倒という印象しかない。

あと何気に行動不能や拘束時間の長いのけ反りの攻撃をして来る敵が多く、そのあたりも戦闘で爽快感を感じにくい要素となっているかもしれない。


水増し感の強いクエスト

上の方でプレイ時間的には他のゲームと比較しても短いとは思わないと書きましたが、クラウドの何でも屋クエストによる水増し感は否めない。内容は基本的にマップカーソルの指示通りの場所に行って戦闘するか人と会話するだけのお使いクエストでしかない。さっさとシナリオを進めたいが、クエスト報酬で手に入るアイテムもあるので難しい所。

敵が硬くて戦闘時間が長くかかることと併せ、「内容の薄さをプレイ時間の水増しでごまかしている」という邪推をされてしまうのもやむないかと思います。


ロードの長さが気になる所がある

インストールしてのプレイでもロードは長いところがある。
ある程度は仕方のないことですが、人に話しかけると数秒硬直してから会話に入るのはさすがに没入感をそがれます。
(前述の通り戦闘はシームレスのためエンカウントごとにロードが入るストレスは無し。戦闘自体に時間がかかりすぎるという別のストレスはあるけど)

ミニゲームが面白くない

ちょいちょい入ってくるミニゲームが全体的に面白くないのが多い。ミスってしまった時再挑戦するのに前述の長いロードが入ることがあってだるい。
道中のロボットアーム操作やサブゲームのスクワットあたりは正直苦痛でしかなかった。

逆にバイクはスピード感や爽快感があり、サブゲームとして繰り返しプレイできるとよかった。






結末や次作について思う所(ネタバレ有り)

本作や原作についての一部ネタバレがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 



繰り返しになりますが僕は原作未プレイでの感想になりますのでご了承下さい。
すでにネットでも言われているようですが、本作は「原作を踏まえた2周目(タイムリープかパラレルワールド)ものっぽい」と感じました。イメージとしてはエヴァの新劇場版のような感じで、純粋なパラレルと言うよりは所々原作を踏まえている(関連を匂わせる)ような演出があります。セフィロスやエアリスなどもそんなフシがあるセリフを放っています。原作未プレイでも楽しめはしましたが、そのあたりの比較や変化をより楽しむためにも、次作までには原作をやっておこうと思います。


また、次作については現時点(2020年5月現在)では未定とのことで、何部作になるのかも次がいつになるのかも決まっていないようです。
結局クラウドとセフィロスの過去を含むいくつかの複線も謎のまま(最後に出てきたザックスも原作知らない勢からすれば「誰やコイツ」)ですし、本作のラストも完全に「俺たちの旅はこれからだ」エンドなのでいちプレイヤーとして速く続編がプレイしたいですね。





総評

改めて個人的な評価をもう一度。

作品評価:75点



映像美についてはまず文句のつけようはありません。が、残念な点に記載した通りとにかく戦闘が長くてストレスがたまる。これをダルいととるかやり応えがあるととるかで評価が変わってくるのではないかと思います。個人的にはやはり本作の戦闘は冗長だったと思いました。


また、原作についてはプレイしておく必要はないですが、やっていた方が原作との違いを考えながらプレイ出来て楽しいと思います(先の展開を知りたくない人は逆かもしれませんが)。



全体の評価として、素晴らしい点もありつつも無視できない不満要素もあり、神ゲーではないがクソゲーでもないちょうど真ん中ぐらいの評価としました。少なくとも続編が出たら必ずやりたいと思いますし、その前にまずは原作の『FF7』をプレイしておきたいと思います。