
BANDAIさんから発売しているスターウォーズシリーズのプラモデルから、R2-D2を簡単工作で発光ギミックを仕込んでみました。お手軽にできるのでおススメです。

製品はこちらのR2-D2 & R5-D4セットになっているものを使用。R5-D4はEP4の序盤でルーク・スカイウォーカーが最初に買おうとした方のドロイド。しかしモチベ―ターの故障により代わりに購入されたのがR2-D2である。ということで言ってしまえばR5は端役も端役のため、中々渋い組み合わせです。形状が近くて金型流用しやすいからかな。
本音はBB-8とセットになっているのが欲しかったのですが売っていなかったので・・・。BBも別の機会に作りたいと思います。
目次
発光の工作(R2-D2)

光源はお馴染みのミライトの316R(赤色)を使用。
付属している透明なゴムのような部品も接続に使用するので、ちょうどいい感じの長さに切っておきます。

まずはR2の頭部のセンサー部分(光らせる所)にピンバイスで穴を開け、ガンプラか何かから透明なランナーのちょうどいい太さの円柱になっている所を切り出してきて差し込みます。断面はデザインナイフ等で綺麗にします。

裏側から見るとこんな感じ。透明なランナーはミライトを取り付けられるように少し長めにしておきます。

後はランナーにミライト付属のゴム部品を使ってくっつけるだけ。
工作はこれだけです。

元々頭部のパーツには空洞があるので特に削ったりする必要もなく取り付けられます。
完成後は頭部を取り外せば、この状態で発光のオンオフが可能です。

光らせてみるとこんな感じ。
透明ランナーもいい感じに光を伝えてくれてます。

ちなみに取り付けの際は光が他に漏れないように、接続のゴムの周りにテープを貼っています。
写真は「マスキングテープ巻いて上からマジックで黒く塗る⇒さらに上からマスキングテープをもう一周」していますが、いい感じに光が漏れないようになってくれました。
完成写真:R2-D2

ということでまずは発光状態で正面から。
スミ入れ+クリアカラーやガンダムマーカーでの部分塗装をしています。また、キット付属の水転写デカールが使える部分はそっちを使用。
黒い台座はキット付属の物。

ナナメから。

後ろから。
黄色と緑の部分はシルバーを下地にして上からクリアーカラーを塗っています。

続いて三本足状態。

こちらは斜めからの方が絵になります。

後ろから。

部屋を暗くした状態で撮影。
肉眼で見ると結構カッコイイ感じになってましたが、残念ながら撮影のスキルが足りないです・・・。

同じシリーズのC-3POと。
台座は裏側で接続して並べて飾れるようになってます。
3POの方はゴールドのメッキが豪華な感じを出しています。この2人のセットもあったはずですが残念ながら売っていなかったので別々に購入。

付属のR5-D4と。
形状の違いは頭部のみで、胴体は同じ形の色違いです。

続いて発光無しの状態。
センサー部分は前述の通り透明のランナーですが奥の方に取り付けてあるミライトのレンズの赤色がぼんやりと見えています。図らずもセンサーが発光していない状態の時のやや煤けた感じの色になってくれました。

真横から。

同じく発光無しの3本足状態。

ナナメから。

真横から。

発光無しでR5と。
完成写真:R5-D4

続いてR5-D4。
こちらはパチ組+スミ入れ+部分塗装+添付デカールのみで仕上げています。

横から。
頭部の赤いラインは添付のデカールで再現されています。

後ろから。
胴体の赤い部分三か所もデカール。

三本足。

ナナメから。

真横から。

後ろ。
付属のアーム・アンテナ類など

本キットにはこちらの各種アーム・アンテナ類が付属しています。
写真向かって右側はハッチの開閉を再現させるための差し替えパーツです。

R2に取り付け。
まずは胴体及び頭部のハッチのパーツを取り外し、オープン状態再現用のパーツに差し替えます。ハッチの内側には接続用の穴があるので、そこにアームやセンサーを取り付けます。

横から見た方がわかりやすいですね。

反対側。

ちょっと上から。
頭頂部の青いカバーは一か所を除いてすべて取り外すことができましたが、部品の個体差なのかセンサーやカメラが取り付けにくいところもありました。

映画なんかでよく見るシーン。
宇宙船の壁にあるインターフェースにこのアームを差してぐりぐりやっているイメージがあります。

このアームはユニバーサル・コンピューター・インターフェース・アームと言うらしい。初めて知った・・・。

続いてR5。
こちらは胴体の方はR2と同様に取り付けられますが、頭部のセンサー・カメラの取り付けは出来ません。

横から。

反対側。

こちらがキット付属のシール。
バンダイのスター・ウォーズ系キットはシールと水転写デカールの2種類が付属しており、今回は水転写を使ったので通常のシールは丸々余りました。
最後に

と言うことでR2-D2&R5-D4セットに発光ギミックを組み込んでみたレビューでした。
さすがのバンダイのプラモデルと言うことで、造形の出来もよく塗装をしなくても成型色とデカールでほとんど劇中に近い仕上がりになる良キットです。普通のシールもついているので、水転写デカールに自信の無い方も安心だと思います。
ミライトも最近では家電量販店等でも簡単に手に入りますし、比較的簡単な工作でいい感じになるので、作る際は発光にもチャレンジされてみてはいかがでしょうか。