ゆめろぐ

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仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

十数年の時を越えたらポケモンが別のゲームになっていた




先日の記事で10年ぶりにポケモンにはまっています、みたいなことを書きました。
具体的には昨年ブームを巻き起こしたポケモンGOと、最新ソフトのサンムーンをニンテンドー3DSを遊んでいます。


僕が過去にポケモンをしたのは以下の2つでした。
・初代の赤、緑 (ゲームボーイ、20年前)
・赤緑のリメイク(ゲームボーイアドバンス、10年前)

直近でも10年前なのですから、いきなり最新のサンムーンをやったときはその進歩具合に驚きました。

画面が3Dになりバトル中も一枚の絵だったポケモンが自然に動き周り技を放つときはポーズを決める。
初めは151種類だったのが、いまでは総勢800近いポケモンが登場するようです。もう昔みたいに全種類あつめてポケモンマスターになるのは難しいようです。


そんな中で僕が一番衝撃的だったのは、楽しみ方がプレイする層によって見事に二極化していたことです。今回はこの2つの楽しみ方についてご紹介します。



ポケモンの2つの楽しみ方!?

  
  


その①:ライトプレーヤー、子供向け

これは一般的なゲームとしての楽しみ方になります。
ストーリーを進めて、ポケモンを捕まえて図鑑を埋めて、友達と交換や対戦をして、というよく知られている本来の楽しみ方です。

僕は昔も今もこっちの方です。

ただ10年ぶりに遊んでみて驚きだったのは次です。



その②:ガチな大人向け

一言で言えばオンライン対戦がとんでもないことになっていました。
レーティングバトルというランキング戦で全世界数十万人の人達が日々対戦をしています。
勝ち負けにより自分のレート(ランク)が上下しており、ある人はレートのトップを目指し、ある人は目標と決めたレートに向けて頑張る、みたいな感じのようです。
(ソーシャルゲーム等にありがちな上位者には課金アイテムプレゼントみたいなものは無い模様)

その全世界数十万という規模にも驚きましたが、そのスタートに立つまでの準備が物凄く大変です。


【使用するポケモンと技の選定】
いまは800近いポケモンがいますし、技もとても増えています。ポケモンと技の組み合わせだけでも途方もない数のパターンがあります。
ま昔は威力の高い攻撃技ばかりを覚えさせていた記憶がありますが、対戦で勝つためには様々な補助技(相手を眠らせる妨害系や自分の能力を上げたり相手の能力を下げたりなど補助技の種類だけでも様々)を効果的に使いこなす必要があります。

初めてそれを知ったときの印象は、テレビゲームというよりはカードゲームに近いと思いました。
様々な効果を持つカードを組み合わせてコンボを決め、相手より有利な立場に立つ。
と、こんな感じです。


【選定したポケモンの選別(?)】
昔はレベル上げて進化させて終わりだったのですが、今は同じポケモンでも個性があるようです。
同じレベルでも能力が違ったり性格(これも昔はなかったステータス)によって育ち方が違います。

望む個性をもった個体を入手するまで、同じポケモンを捕まえる作業が続くわけです。
これが一番大変です。欲しい個体の入手は基本的には確率の問題になるので、様々な工夫で確率を上げることはできても最終的には時間と運の勝負です。


【選別したポケモンの育成】
前述した「レベルをあげて進化させて~」のプロセスですが、そこまでの手間に比べればおまけのようなものです。
エピローグに過ぎません。




まとめ

自分が昔遊んでいた頃には上の②なんてありませんでした。

そもそもが対面した友人とケーブルを繋いで、というのが当時のすべてでした。
ネットの発達が新しい楽しみ方を広げていったのだと思います。

②についてははっきり言って大人向けです。お子さんが参加できないわけではないですが、かけなければいけない手間や考えるべきことがとんでもなく多いです。

せっかくなのでいつかは参戦してみたいなあと思いつつ、はまりこんだら帰ってこれない予感も…。
当面はライトプレーヤーで楽しみたいと思います。