ゆめろぐ

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プレステVRを見ると思い出す「いとしの未来ちゃん」という番組




こんばんは。
先日ふと小学生の頃に見た不思議な深夜ドラマについて思い出しました。

名前は「いとしの未来ちゃん」
少し独特の雰囲気をもつSFドラマです。


きっかけはプレイステーションVRが欲しいと思ったことでした。
VR(バーチャルリアリティ、仮想現実)とは、

Virtual Reality(バーチャルリアリティー・仮想現実)の略称。コンピューターによって作られた仮想的な世界を、あたかも現実世界のように体感できる技術。この技術を体験するには、ヘッドマウントディスプレー(HMD)と呼ばれる、ゴーグル型のデバイスを頭部に装着する必要がある場合が多い。
 
VR(ぶいあーる)とは - コトバンク

だそうです。言葉にすると難しそうですが、ヘッドギアのような機械を装着してゲームの映像や音声を流すことで、あたかもゲームの世界に入り込んだかのように感じながらプレイを楽しむことができる技術と考えてください。
映画でいうと「アバター」とか「マトリックス」のようなイメージでしょうか。

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目次





「いとしの未来ちゃん」とは?

テレビ朝日系で1997年4月から土曜日の23時28分から放送していた、1話完結のオムニバス形式のSFドラマです。
全11話で、各話ごとに「アンドロイド」だとか「クローン人間」といった未来を感じさせる技術がテーマになっています。
当時は気づいていませんでしたが各話のサブタイトルに「時計仕掛けのオレンジ」「ニューシネマパラダイス」などの名作映画のタイトルが使用されているのも中々オシャレです。

wikipedia等の説明によるとコメディー調だったようなのですがその辺の記憶はあまりなく、毎回バッドエンドに近い終わり方をして科学の過剰な発展に警鐘をならすようなメッセージ性が非常に印象深く残っています。


毎回出てくる2人の少女

各話オムニバスですが、番組の冒頭と終わりは共通しています。

場面は現在よりもはるかに未来。一度はかなりの科学の発達・文明の発展を経験しながらも、すでにそれを衰退させてしまった世界。
姉妹と思われる2人の少女の就寝前の語らいからスタートします。

妹が姉に問いかけます。

「ねえ、なんで○○はなくなってしまったの?」


○○にはその回のテーマとなる「アンドロイド」「VR」などのキーワードが入ります。どうやら物語の世界の中では、既に廃れてしまった技術のようです。

問いかけに対して姉が昔話として答える形で、各話のドラマが始まります。
そしてドラマに登場する人物達は大抵その技術を活用して幸せになることはできず、何かに失敗してしまいます。
そして最後に姉が、


「ね、こんなもの要らないでしょう?」


昔話を終えた姉が妹にこう問いかけてエンディングです。



「青いパパイヤの香り」という話

冒頭のVRが出てくるのは第2話、「青いパパイヤの香り」という回です。
以下は大まかなあらすじです(うろ覚えの記憶とネットで簡単に調べただけの情報のため違うところはあるかも)。




バーチャルリアリティのゲームに熱中する青年と友人。お気に入りのソフトはパパイヤ星人との戦いを全身の五感を通して体感できるゲームだ。
そしてセクシーな美女が色々なサービスをしてくれる大人向けソフトに期待と興奮を隠せない青年の父親。

はじめは三者三様にバーチャルの世界を楽しんでいたが、父親は次第にバーチャルに没入していく息子達に危機感を覚えはじめる。
「新しく発売した鼻に装着する用の機械で、パパイヤ星人の死臭を嗅ぐことも出来るんだよ」
「マウスピース型の機械で、パパイヤ星人を食べた味を感じることも出きるんだ」
エスカレートする息子達に、父親はバーチャルの世界から帰ってこれなくなることを警告する。

結局息子達はバーチャルのゲームに入り込み続けて、現実に戻れずに死んだ。(衰弱死?)
そして結局父親もまた、バーチャルのゲームの中で死んだ。死因は腹上死だった。





そして場面は冒頭の姉妹のシーンにもどり、姉がバーチャルリアリティは人を幸せにすることはなかったと語り話は終わりです。

※20年前の作品な上、DVDも発売されていないため、上記のあらすじは間違いを含む可能性アリです。ここ違うよ、というご指摘がありましたら頂けるとありがたいです。



科学の進歩がもたらすモノとは

僕も全話見たわけではないのですが、このドラマで扱われた題材は「アンドロイド」「クローン人間」のように現時点でもまだまだ未来の技術と思えるものもあります。
しかし「VR」「電子マネー」などは、今では当然のように僕たちの傍に存在しています。
電子マネーが20年前では荒唐無稽なSFドラマの題材だったなんで、中々面白いですよね。


さて、ドラマの中では残念ながら気の毒な結果となってしまった3人ですが、現実の世界においてVRは僕たちに何をもたらすのでしょうか。
ゲームなどのエンターテイメント分野のみならず、医療・デザイン・ショッピングなど様々なジャンルでの活用が期待されています。

例えばショッピングであれば自宅にいながらにして、お店を訪れているような感覚で商品を選ぶことが出来るようになるかもしれません。


昨年の2016年はVR元年と言われているそうですが、今後の急速な成長が予想される分野です。
期待して見守っていきたいと思います。



PlayStationVRの安定流通と値下げはよ!
いとしの未来ちゃんのDVD化はよ!
ドラマで父親がやってたほうの実現はよ!



FIN



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