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自由を夢見るアラサー社畜が日々の思いを書き留めていきます。仕事、趣味、生活についての雑記ブログです。基本平日22時、休日は不定期に更新。

サラリーマンにこそお勧めしたい「シン・ゴジラ」感想&レビュー

先日ビュー・スイカのポイントで色々買い物したよ、という記事を投稿させて頂きました。
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今回はその中の一つ「シン・ゴジラ」のDVDを鑑賞した感想を書いてみたいと思います。

なお、シン・ゴジラは劇場でも見ているので、思い出しながらの2回目の鑑賞になります。
また、ゴジラの過去作品やその他特撮についての素養はほとんどない人間の感想になりますので予めご了承下さい。

※多少のネタバレがありますのでご注意下さい。


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目次

 
 
 
 

極めて現実的な作品である

初鑑賞した際にまず印象的だったのはかなりリアリティが高い映画だということ。


僕の中で怪獣(本作中ではこのワードは使われていないけれど)が出てくる作品における、人類側の対抗手段と言えば以下のようなイメージでした。

  • 光の国から正義のヒーローが来て戦う
  • 人間側になった怪獣が戦ってくれる
  • 未知の技術の兵器を開発して倒す
  • 怪獣に対抗できるロボットを開発する
  • 心を通わせられる人物が現れ、説得の末帰ってもらう


しかし、この映画ではあくまでキャッチコピーの「現実(ニッポン) 対 虚構(ゴジラ)。」とあるように、人類側には特別な力を持った救世主は登場しません。

非日常的な脅威に対して、登場人物達はあくまで現実世界の住人として相対していくことになります。


そのためか、ゴジラが街で暴れて人々が逃げ惑う、という定番と思われるシーンよりも会議室などの室内のシーンが多かったです。
国としての対応の決定に時間がかかったり、そのための会議を開くのに一々手続きに戸惑ったりと、現実世界の中でも感じるような「組織の煩わしさ」が随所に描かれていました。


組織で働く人々の戦いである

前述のように作中でゴジラに立ち向かうのは僕らとは違うスーパーヒーローではなく、様々な組織に属する"人々"です。

彼ら彼女らは仕事としてゴジラ対策にあたっているように見えます。
対策に終われる政府の官僚として、ゴジラの生態を探る研究者として、現場で命をかける自衛隊員として、それぞれ仕事をしています。

一人一人の力はゴジラに到底太刀打ちできるようなものではありませんが、各々の仕事を全力で全うした結果があのラストだと思っています。


作中で印象に残ったセリフはいくつかありましたが、一番印象的だったものをご紹介します。

それは國村隼さん演じる自衛隊の財前統合幕僚長が、最終決戦となる"ヤシオリ作戦"の立案と説明に対して感謝をされた際に返した言葉です。




「礼は要りません。仕事ですから。」

カッコいい…。
地味なシーンですが心に残る言葉です。



純日本映画である

海外ではあまり受けていないというニュース等を目にしました。
それも納得です。この映画はどこまでも日本映画なのです。

"かの国"を中心とする諸外国の核による早期決着を望む圧力に抗いながら、日本のやり方でゴジラに立ち向かいました。
日本における社会や組織のあり方の美徳も悪癖も同時に示されていたように思います。

日本食を食べた外国の方が口に合わないと思うことは当然ありえることだし、残念ながら一生美味しいとは感じないことだってあります。それは文化や歴史の違いだと思います。



ちなみに、先程の財前幕僚長の台詞ともう1つ印象的なシーンがありました。

それは終了間際に平泉成さん演じる里見内閣総理大臣臨時代理が、核攻撃延期の工作に協力をしてくれたフランス駐日大使に深く頭を下げてお礼をしているところです。

二度とこの国に核を落としたくないという人々の思いや努力が集約されたシーンでした。セリフは一切ありませんが、非常にグッときました。


組織の中で働く人にこそおすすめしたい

この作品は組織の中で日々を苦悩しながら戦っている人におすすめしたいと思います。
単体では微力な人達の仕事の積み重なりがあの恐ろしいゴジラに立ち向かう力になりました。

自分一人はちっぽけな存在でも、個々の仕事が積み重なって世の中が出来ていると思うことは大切です。

心まで社会や企業の奴隷になることは絶対に否定しますが、目の前の仕事については責任と誇りをもって立ち向かうべきだと思います。
僕は今の仕事が好きと言えるかは怪しいですが、ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」というCMが好きです。少し背中を押してもらえる気がします。

シン・ゴジラも同じような気持ちにさせてくれる作品だったと思います。個人的には購入して正解、大満足でした。


もうレンタルショップにも並んでいますので、お仕事の帰りに手に取ってみてはいかがでしょうか。




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