劇団四季のミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の東京公演を観てきました。
場所は浜松町・竹芝のJR東日本四季劇場[秋]です。もう一つの[春]では『アナと雪の女王』がやってました。
劇団四季のミュージカルを観るのは今回初めてで、ずっと観に行きたかったので念願が叶いましたが、初めての劇団四季は本当に最高のミュージカル体験になりました。
目次
劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

会場内の写真コーナー。みんな並んで写真撮影をしてた。
会場:JR東日本四季劇場[秋]
主催:劇団四季株式会社
時間:第一幕 1時間20分、休憩25分、第二幕 1時間10分

入口(開場前)。

この日のキャスト・スタッフの方々。

場内。
開演前に自席からの写真撮影はOKとのことでした。
感想など
とにかく最高だった
冒頭に書いた通り初めての劇団四季のミュージカルでしたが、とにかく最高の一言でした。本当に行って良かった。演技・歌唱・ダンス・演出・舞台・空間・物語すべて含めて最高のミュージカル体験でした。
そもそもですが、個人的に「世界で一番面白い映画は?」と聞かれたら僕は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と答えると思います。個人的に一番好きな映画や人生で一番見た映画などは別にありますが、老若男女問わず誰でも広く楽しめるエンターテイメントの最高峰といえる作品は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だと思っています。誰にでも間違いなく勧めることができ、足すべき部分も引くべき部分もない完成された傑作の映画作品です。
そして本作ではそんな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の物語の面白さはそのままに、観客席も含めた劇場全体をつかった演出に、物語の中に随時入って来る楽曲や音楽など、ミュージカルという舞台ならではの魅力を最大限に加算して最高の空間に仕上げられていました。
元々の映画は1時間56分のところ、ミュージカルでは休憩を差し引いても2時間30分ということで尺が伸びていますが、間延びや中だるみなどは一切感じずに大興奮・感動のままあっという間に終わってしまったという感じでした。料金も今回のS席(一番いいカテゴリ?)は1万4千円ほどして映画に比べると中々に高価ではありますが、その価格に十分見合ったというかもっと高くても全然文句のないぐらい最高の時間だったと思います。
ストーリーはほとんど同じ
ミュージカルでのストーリーは映画とほとんど同じだったと思います。
舞台上での見せ方や諸々の事情からの細かい変更点はありましたが、すべて「多少の違い」というレベルの差だったと思います。(一番印象的な違いは元の時間でドクが死の危機に至る経緯かな)
映画版の方を観ていなくても全く問題なく楽しめますが、個人的には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』という作品は2回目以降の「ここのこれはあの伏線だったのね」という見方が楽しい作品なので、とりあえず一回は映画版の方を観ておいた方がよりいいかなとは思いました。ですがここはもう完全に個人の好みの違いかなと思います。初見でも問題なく楽しめます。
演者の方々も素晴らしかった
繰り返しになりますが劇団四季の舞台を見に来たのは初めてだったので、出演されている方々についての知識はほとんどなかったのですが、演技・歌唱・ダンス等々本当に素晴らしかったと思います。
個人的にはジョージ(主人公マーティの父親)が凄かったなと思いました。映画よりもよりへっぽこ具合が強調されつつ、観客の笑いを誘うヘンテコなダンスが面白かった。多分下手に見えるように踊るのってすごい難しいことなんじゃないかと思います。
ミュージカル独自の笑えるシーン
元々の映画の方も笑えるポイントは多い作品ではありますが、ミュージカル独自に追加された笑えるシーン・ギャグパートも最高に面白かったです。覚えている部分をいくつか。
雷の力を使ってタイムトラベルする方法を説明しているシーンでのドクの「巷では氷の魔法が流行っているようだがこっちは雷の魔法だ」というセリフ。前述の通りもう一つの会場では『アナ雪』が公演されていました。同じシーンだたったと思うけど同じく四季が公演している「マンマ・ミーア!」というセリフも。
マーティによるスターウォーズのパロディ。ビフに「I am your father」。ここは普通に声出して大爆笑しそうになった(笑)。ちなみに映画では別の場面でダース・ベイダーネタが入ってる。
ドクの「トヨタには電気自動車でも作らせておけ」。
同じくドクの「ロナルド・レーガンが大統領?じゃあ副大統領はドナルド・ダックか?」。過去編の時代では後に大統領になるレーガンは俳優だったことから。映画では別のセリフだった。
こうやって見返してみるとドクが多いかな。他にも色々あったはず。
ラストが凄かった
これは盛大なネタバレになってしまうので詳細は割愛しますが、ラストの演出がとんでもなかった。
いまだにどうやってあそこまでの表現をしたのかわからない。本当に凄かったの一言です。できるならまたちょっと別の席からもう一度見てみたい。
最後に
人生初の劇団四季でしたが本当に素晴らしかった。
最高のミュージカルでした。
また別の作品も沢山観に行きたいです。来年は『ウィキッド』を再演するという噂もあるのでそれも観に行きたいですね。
唯一最大の難点があるとすると、チケットの入手が映画に比べると高難易度な事。四季の公演は非常に大人気なので、今回も2026年4月の公演を観に行ったわけですがチケット確保したのは2025年の6月頃でした。当然ながら当日券的なものが残っているわけでもなく、映画みたいに「来週行こうかな」というほどの手軽さはありません。きちんと行きたい公演の公開期間やチケット販売情報もウォッチしていく必要があります。
ただ、そこまでの人気であることが心の底から納得できる素晴らしいミュージカルだったと思います。