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【映画感想】『ソー:ラブ&サンダー』【MCU】




2022年7月8日に公開されたMCU映画『ソー:ラブ&サンダー』の感想です。
公開されてから5日目ぐらいで劇場で観てきました。


結論から言うと非常に楽しめました。これまでのソー作品では一番好きな作品になったと思います。



以下、本作のネタバレを含んでいる箇所がありますので予めご了承ください。





目次

 


基本情報


画像出典:マーベル・スタジオ公式Twitter(@MarvelStudios_J)
 
 

  • 監督:タイカ・ワイティティ
  • 公開:2022年7月
  • 評価:★4(最高★5)

 

MCUのソーを主人公とするシリーズの第4作目。個別のシリーズの4作目はMCUでは初。


サノスとの決戦の後、多くの仲間や家族を失ったソーは地球を離れてガーディアンズと共に宇宙を旅していた。そんなソーに、復讐のためにすべての神々を殺そうともくろむ新たなる敵"ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー"が襲いかかる。ソーはニューアスガルドの王となったヴァルキリー、そしてソーと同じ力を得てムジョルニアを手にしたかつての恋人ジェーンとともに、"神殺し"のゴアに立ち向かう。

監督はソーシリーズの前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』から引き続きタイカ・ワイティティ。また、ナタリー・ポートマン演じるジェーンは久々の登場。




感想など


全体の感想

まず全体の感想としては面白かった!!
個人的にはこれまでのソーシリーズの中でも一番良かったかも。


最近のMCUはマルチバースに関わる話だったり、人種や少数派・多様性に触れるような話だったりが増えてきたけど、久々に単純明快でストレートに楽しめるヒーロー映画って感じでかなり楽しめました。マルチバース関連の話は好きだし、多様性云々の話も大事だとは思うけど、やっぱりヒーロー映画に求めるのは本作のようなあまり深く考えずにヒーローの活躍を応援できるストーリーだと思います。


シリアスな展開だけではなく笑わせられるポイントも所々入れられており、本筋の展開を妨げないいいバランスで緊張と緩和が配置されていたと思います。また、ほぼ序盤のみのゲストみたいな扱いでしたが、『エンドゲーム』後のガーディアンズが観れたのも良かったです。序盤のノリはガーディアンズのノリって感じでした。


主人公のソーは勿論、本作でヒーローとなったジェーン、クリスチャン・ベール演じるヴィランのゴアなど、登場キャラクターも魅力的な人物が多かったです。特に本作初登場ヴィランのゴアを演じたクリスチャン・ベールの狂気と悲哀を感じさせる演技は凄かったですね。



見応えのあるアクション・バトルシーン

アクション・バトルのシーンも全体的に良かったと思います。
やっぱりソーと言えば横からの視点で飛びかかっていくシーンはテンションが上がります。

本作ではソーに加えてジェーンがハンマーを扱えるようになっており、その分バトルもパワーアップしたという感じ。


個人的にはやっぱり神々の神殿みたいな所(ゼウスとか出てきた)でのシーンが印象的でした。全知全能の神ゼウスはどこかで見たと思ったらまさかのラッセル・クロウ!!また沢山いた神々の中には日本の神様っぽいの(鎧をきて刀を持った侍風の)もいました。全裸ではありましたが、このあたりのくだりがソーが一番ヒーローしていた所だったと思います。




ほど良い笑わせポイント

ストーリーの随所に入れられている笑わせポイントも良かったと思います。人によっては「ちょっと多いかな?」思うかもしれませんが、個人的には本筋を妨げない程度のいいバランスだったと思います。そこはヴィランのゴアがキャラも雰囲気も負の方向に振り切っていたからということもあるかもしれません。


個人的にはやっぱりムジョルニアに嫉妬するストームブリンガーのシーンが一番面白かったです。ってか君意志あったの?って感じで。二人と斧とハンマーの謎の四角関係のシーンは観ていて面白かったですね。


あとは事前の予告でも話題になっていた「アスガルドのケツ」シーン。ここは笑いポイントでもあったけど、ソーの背中にロキを偲ぶタトゥーが彫られていたのはシリーズファンとしてはとてもグッときた所です。



ヴィランのゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー

印象的だったヴィランのゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー。
底知れない狂気を感じさせるクリスチャン・ベールの演技がとにかくすさまじく、バットマン(ダークナイト三部作の方)と同じ人物とは思えないほど強烈な雰囲気のキャラクターです。


(画面の色合いからしても)非常にダークな雰囲気を持ったキャラクターであり、言動には狂気を感じさせながらもその行動理由には納得できる部分もあるという、とても魅力的なヴィランに仕上がっていたと思います。前の方にも書きましたが、ここまで突き抜けたヴィランでなければ全体の雰囲気はもっと軽くなってしまっていたのではないかと思います。




今後について(ネタバレ強め)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずはラストシーン。まさかのパパとなったソーと、非常に強い力を持っていることが示唆されたゴアの娘。エンドクレジット後に「ソーは帰ってくる」の表示があった通りソーは今後もまだまだ登場してきそうなので、父娘での活躍がどのようになるのかは楽しみな所です。


続いてヴァルハラに迎えられたジェーン。ジェーンについては本作で一番悲しいポイントだったので、救いとなるようなシーンが入ったのは良かったです。まずはと言った感じでヘイムダルが登場したヴァルハラですが、やはり気になるのは他に誰がいるのか。ソーの父、母、そしてロキは?というのは今後の展開が非常に気になる所。ジェーンについても本作での退場ではなく、引き続きの登場に期待したいです。


最後に次の敵になりそうな感じで登場したゼウスの息子ヘラクレス。既にゼウスが出てしまっているので、ヘラクレス単体でのヴィランではちょっと弱い気もしますがそこはどうなるのかが次作(?)で気になるポイントです。







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