2024年11月1日に公開された『ヴェノム：ザ・ラストダンス』の感想です。
中々行くタイミングがなくて公開されてから２週間ぐらいたって映画館で鑑賞してきました。
今回初めてユナイテッドシネマの４ＤＸで観たんですがちょっとしたアトラクションレベルでとんでもなく揺れました。本当にスターツアーズぐらい揺れるので、揺れている時は飲食もできないし隣の空席にカバンでも置いておいたらどこかにすっ飛んでいきます（なので手荷物は専用のロッカーに預ける必要があります）。座席からずり落ちそうになることもあったのでシートベルトが欲しかったです(笑)。
以下、本作のネタバレをがっつり含んでいますので予めご了承ください。
目次
基本情報
画像出典：映画『ヴェノム』公式X(@VenomMovieJP)
- 監督：ケリー・マーセル
- 公開：2024年11月
- 評価：★３（最高★５）
スパイダーマンシリーズのヴィランであるヴェノムを主役とした映画。
『ＳＳＵ（ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース）』の５作目、『ヴェノム』シリーズの３作目にあたる作品。
エディとヴェノム最後の戦い。過去の事件から人間たちに追われることになった二人。さらに最強の敵"ヌル"の放ったゼノファージにも狙われることになる。
ＳＳＵの他作品とのつながりは特に無いですが、シリーズ作品である『ヴェノム（2018年）』及び『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ（2021年）』は見てから観ることをお勧めします。
【SSU過去作の感想】
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感想
仲良しコンビの最後の戦い
シリーズ１作目『ヴェノム』ではエディとヴェノムの"出会い"が描かれ、２作目『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では"痴話喧嘩と仲直り（カーネイジを添えて）"が描かれ、そして３作目となる本作ではタイトルや予告にもあった通りついに二人の”別れ”が描かれました。
全体的な感想としては「普通」という感じ。良くも悪くも「可も無く不可も無く」や「及第点」という感じでしょうか。二人の最後の戦いと別れというテーマはしっかり描かれていましたが、二時間弱という枠の中ではやや駆け足だったりご都合展開的な部分や唐突な設定等も目立ったかなとも思いました。ヴェノムのシリーズ３作通して「悪くはないけどそこまで大きな長所もない」というラインを飛び続けていた感じかなと思います。
あとは個人的には過去２作に出ていたエディの元カノのアンの今彼のダンが出てこなかったのが残念でした。マーベル映画でも上位に入るマジでいいヤツなので平和に幸せになっていて欲しいです。
可愛らしさ全開のヴェノム
人間界に慣れてエディとのコンビネーションも熟成されてきたヴェノム。本作では前作に輪をかけて可愛らしさ・お茶目さが全開でした。もはや「ダークヒーロー」や「凶悪なヴィラン」感はもうほとんど無いと言ってもいいですね(笑)。
一応本作でヴェノムシリーズは完結のようですが、非常にいいキャラだったので今後またＭＣＵとのコラボとかでの登場を期待したいです。色々な伏線も残っているし。
残された伏線について（ネタバレ注意）
エンディング以降のネタバレ有り
ヴェノムの物語は一旦一区切りということですが、マーベルお馴染みの今後を匂わせる部分もいくつか残されています。
・ポストクレジットで地球への攻撃を宣言したヌル（でも封印はされたまま）
・テディ博士に寄生したシンビオート（地球に残った最後のシンビオート）
・『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストでスパイダーマンを知っている様子だったヴェノム
・『スパイダーマンＮＷＨ』のラストでメキシコのバー（アース616の方）に残っていたシンビオート
ＳＳＵ自体は今後も続いていくので上記のような伏線が回収されるのかも気になる所です。
総評
改めて本作の評価。
評価：★３（最高★５）
ということで良くも悪くも「普通」といった感じの作品でした。
ＳＳＵとしては次は『クレイブン・ザ・ハンター』が来月の公開が予定されています。正直またいちヴィランの話を個別にされても・・・という気もしているので、早めに『アベンジャーズ』のようなＳＳＵ各作品が合流するお祭り作品を期待したいです。
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