ガンダムベース限定販売の『RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード) Ver.TWC (LIGHTING MODEL)』を作りました。名前長い・・・。製品名の中にカッコ()が二つありますね。これが2020年ラストのガンプラになりました。
本キットはRGのユニコーンガンダムをベースにしていますが、お台場にある実物大ユニコーンガンダム立像(以下、お台場ユニコーン)をモデルにした非可動式のディスプレイ専用モデルです。つまり動きません。名前の「TWC」はTOKYO WATERFRONT CITYを表しているそうです。お台場ユニコーン仕様の特性デカールが付属していることと、お台場ユニコーン同様にサイコフレームの発光が再現されているのが特徴です。
目次
製品情報
【基本情報】
- サイズ :1/144
- 定 価 :10,800円
- 機体番号:RX-0
- 機体名称:ユニコーンガンダム
前述の通り、ガンダムベースでの限定販売になります。
タイミング次第ではプレミアムバンダイ(通販)でも購入できるようです。
パッケージ。
1/144にしてはかなり大きめです。大き目のMGぐらいのサイズです。
HGUCのガンダムと比べてみると大きさが良くわかります。
製作途中
まずは製作途中の写真をいくつか。
本キットのキモとなるLEDユニット。
中身。電池(単四を3お本)を入れてユニコーンを立たせるスタンドに搭載します。
写真には写っていませんが、後ろから本体と接続するリード線が出ています。
こちらが機体に組み込んで発光させるFPCハーネス。
話題となったMGEXのユニコーンに使用されているものに近いと思いますが、あちらは可動もするのでより最新の技術が使われている可能性があります。
LEDユニットと接続して発光テスト。
実際は両足の裏からケーブルがスタンドに入って、外からはケーブルやハーネスは見えないようになります。
発光テスト緑バージョン。
リアリスティックデカール。水転写じゃなかったので市販のRGユニコーン用の水転写デカールを使おうかとも思いましたが、本キット付属のものは特製のお台場ユニコーン仕様とのことだったのでそのまま貼ることにしました。
組み立て過程その1。
ハーネスはこんな感じで本体に組み入れていきます。
その2。組み立て途中での発光テスト。
緑バージョンも。
完成写真
ここからは完成写真です。
正面から。お台場ユニコーンの特徴の一つである半開きの拳などは新規パーツです。他にも発光を表現するためにサイコフレームの部分は半透明のパーツになっています。ちなみに武器類は付属していません。腕の部分のビームトンファーは動かすことは可能ですが、サーベル刃のパーツは付いていません(RGユニコーンから持って来れば取り付けることは可能な模様)。
外側の装甲パーツにはRGユニコーンのものが多く流用されており、新規のフレームにRGユニコーンのガワを取り付けていく感じです。但し一部パーツはカラーリングの変更があり、もとのRGでは外側の装甲は白一色でしたが、本キットでは白とライトグレーの二種類になっています。これを再現するため同じランナーでもホワイトとライトグレーの2枚が入っているものがあり、場所によってどちらの色のパーツを使うかの指示があります(つまり使わなかった方は丸々1セット余ります)。
右から。
左から。
半身の姿勢のため左からだとほぼ背中。
後ろから。
バックパックも新規カラーでの成型になっていました。
正面別角度で。
何気に未発光状態の色合いも中々カッコいいです。
バストアップ。
ツノは開閉のギミックがいらなくなったため新規パーツ。ツノの黄色はシールだったので、ガンダムマーカーのゴールドで塗装しました。また、ツインアイもシールだっため、いつものシルバー+ガイアカラーの蛍光グリーンで塗装し、周りの黒い部分はエナメルのフラットブラックを塗っています。
別角度。
身体の正面からみるとそっぽ向いている感じになります。
発光はスタンドで操作します。
向かって右のスイッチでオンオフ、左のボタンで発光のパターンを切り替えます。
【パターン(押すごとに切り替え)】
・赤く発光後、約20秒後に緑の発光に移行(以後、緑のまま)。
・赤のみの発光
・緑のみの発光
【発光の切り替わりの動画】
ユニコォォォォオン!!
— ゆめきち (@yumekichi730) 2020年12月22日
色が赤から緑に変わります。 pic.twitter.com/WAQEsnbL1s
続いて赤の発光。
カメラを通すとどうしてもこの色になってしまいますが、肉眼だともう少しアニメイメージに近い鮮やかな赤になっています。
右から。
左から。
後ろから。
バックパックにもクリアパーツは仕込まれていますが、発光部分が遠いためあまり光っては見えません。
別角度。
バストアップ。
別角度。
実物の写真っぽくアオリの角度で。
現物と比較。
こうやってみるとかなり再現度が高いことがわかります。
後ろから。
こちらも比較。
続いて覚醒カラーの緑。
こちらの方は写真でも比較的実際の色に近い感じになっています。
右から。
左から。
後ろから。
別角度。
バストアップ。
別角度。
続いて暗闇にして発光させてみました。
まずは赤。
暗闇でも全身発光しているため機体の輪郭はちゃんとわかります。
後ろ。
続いて緑。
後ろ。
まとめ
ということでガンダムベース限定販売の『RX-0 ユニコーンガンダム(デストロイモード) Ver.TWC (LIGHTING MODEL)』でした。ベースはRGのため色分けや造形は非常によく、ツノの黄色を塗るくらいでほとんど文句ない完成度になります。デカールについては欲を言えば水転写の方が綺麗になったと思いますが(その場合年内完成間に合わなかった可能性大だけど)、ユニコーンの白いボディカラーではあまりシールの部分も目立たないので良かったかなと思います。一緒に販売されていたバンシィの方はもうすこし目立っちゃいそうですが。
発光についてもちゃんと全身に光がいきわたるようになっており、バンダイさんの技術の進歩がうかがえました(キットとしては数年前の製品だけど)。ディスプレイ専用の動かないモデルのため、部屋に飾っておいてたまに光らせて楽しむといった感じになるかと思います。赤と緑のクリスマスカラーということで今の時期にもちょうどあっているかもしれません。
今年ラストのガンプラと言うことで、普段とはちょっと変わったキットを楽しく作ることができました。