スーパーファミコン用ソフト『ロックマンズサッカー』の感想です。
ワールドカップを見ていて久々にサッカーゲームがやりたくなって、完全にその熱に乗っかってのプレイになりました。
世界のフットボール熱に乗って久々にサッカーゲームを遊びます! pic.twitter.com/xFsh2ypCSC
— ゆめきち (@yumekichi730) June 30, 2026
本作はSFC用ソフトということで発売は30年以上前になります。子供の頃にも買ってもらって友達とも結構遊んだりしたんですが、最近せっかくレトロフリークを購入したので久々に遊んでみようと思いました。ということでハード本体はレトロフリーク、ソフトは当時のSFCカセットの組み合わせでプレイしています(問題なく動作しました)。
目次
製品概要

機種:スーパーファミコン
発売:1994年3月25日発売
ジャンル:サッカーゲーム
プレイ時間:3時間ぐらい
作品評価:50点
ロックマンシリーズに登場するキャラクターを使用したサッカーゲーム。
人数が8vs8だったりルールに違いがあったりと、本来のサッカーとは少々違う部分もある。歴代のボスキャラクターが使用でき、各キャラにはそれぞれの特性に合わせた必殺シュートが用意されているなど、ロックマン要素もそれなりにきちんと取り込んだ内容になっている。
作品の特徴や良かった点
本作のルール
本作はサッカーゲームですが、前述の通り本来のサッカーとは色々とルールが異なる点があります。
- 人数は8vs8
- ファールという概念が無い
- フィールドは壁に囲まれている
人数は8vs8固定になっています。ソサイチ?
フォーメーションも「3-2-2」や「3-1-3」といったものから選択することになります。
また、ボールを敵から奪う手段はパスカットを除けばスライディングかタックルしかなく(プレスという概念は無い)、ファールも一切発生しない審判不在のサッカーになっています。なのぜ当然ながら、PK・フリーキックというものは存在しません。ついでにオフサイドも勿論ないです。
フィールドはキャラクターの背丈ぐらいの壁に囲まれていて、大きくクリアするなどして壁を超えた場合のみキックインでの再開となります(スローインは無い)。この壁に関しては逆にあえてぶつけて疑似壁パスに使ったりもできるので、個人的には面白い要素だったと思います。
あと一つ本作の大きな特徴というか欠点というか、普通の正面からのシュートはまず入りません(笑)。本作は通常のシュートは能力に関係なくキーパーが反応してきます。その代わりに本作独自の要素として、各キャラクターには「必殺シュート」が設定されています。必殺シュートは基本設定では1試合で2回まで撃つことができ、いかにそれを確実に決めていくかが本作のキーとなっています。この必殺シュートはキャラクターによって「相手を吹っ飛ばす」「細切れにする」「感電させる」「凍らせる」などバリエーションが豊かで、特定の相手には効果がないなどロックマンシリーズお馴染みの特殊武器の相性の要素も取り入れられていて面白いです。個人的にはこの必殺シュートが本作一番の見どころだったかなと思います。
なお、必殺シュート以外にも、「特定の角度(主にナナメ)からのシュート」「センタリングからのシュート」「キーパーを釣り出してからシュート」など、一応点を取る方法は存在しています。特にチャンピオンシップモードのラスボスのワイリーにはほとんどの必殺シュートが効果が無いため、クリアするためには必殺シュート以外の点の取り方も習得していく必要があります。
ゲームモード
選択できるゲームモードは以下の四つ。
この辺りは他のサッカーゲームと比べても違和感はないかなと思います。
- エキシビジョン
- トーナメント
- リーグ
- カプコンチャンピオンシップ
上の3つはサッカーゲームではよく見るモードですね。
エキシビジョンは名前の通り好きなキャラクターで単発の試合ができるというもの。トーナメントは好きなチームを選び、8チームでのトーナメント戦を行って、そこで優勝するとさらにブルース・エンカー・ワイリーとの上位トーナメントに進出できます。また、このモードで勝利するとちょろっとですがロールちゃんとカリンカちゃんが登場。何気にカリンカちゃんが画面に映る作品は珍しいかも。リーグは8チームで総当たりのリーグ戦を戦っていきます。
そして、カプコンチャンピオンシップは本作のメインとも言える所謂ストーリーモードになっています。
A.D.20XX年。Dr.コサックとの闘いから数か月後・・・。ある日突然、世界中のサッカー場が大混乱!。Dr.ワイリーの手で甦った宿敵のロボットたちが乱入し試合をメチャメチャにしてしまった。はたして、Dr.ワイリーの企みは???。
「おのれ、Dr.ワイリーめ!この事態をなんとかしなくては!」
この緊急事態に対応すべく、ライト博士は、ロックマンを改造した。
「ゆけ、ロックマン!!悪の手からサッカーとそれを愛する人々の夢を守るのだ!」
(取扱説明書より引用)
ということで「サッカーをする」ということ以外はロックマンのシリーズではお馴染みの導入。記載からみると時系列は『ロックマン4』と『ロックマン5』の間のようで、登場するボスキャラクターも『ロックマン4』までとなります。
このモードを始めるとロックマンシリーズのボス選択画面が出て来て(この辺のロックマンぽさがちゃんと活かされているのは良いですね)、8体のボスから対戦相手を選んで試合をします。試合に勝つとそのボスが仲間になり、次の試合からメンバーに選ぶことができるようになります。
8体ボスに勝利すると、続いてワイリーステージとなり、エンカー、(なぜか)ブルース、ワイリーとの戦いになります。エンカー・ブルースも勝つときちんと仲間になります。強敵のラスボスワイリーを倒すとエンディング、かと思いきやすぐにタイトル画面に戻されました。これはどうやらバグか何かのようで、ソフトの中にはエンディング自体は入っているらしく、動画サイト等で解析された映像を見ることもできたりします。
登場キャラクター
プレイアブルとして使えるキャラクターはロックマンを含めて20人(+1)と中々の人数。
ストーリーモードであるカプコンチャンピオンシップに登場するのは以下のメンバー。
・カットマン
・ファイアーマン
・エレキマン
・ウッドマン
・ニードルマン
・スカルマン
・ダストマン
・ファラオマン
・エンカー
・ブルース
・ワイリー(仲間にはできない)
プラスでストーリーモードには登場しないが、他のモードで使えるのは以下のメンバー。
・アイスマン
・ボンバーマン
・フラッシュマン
・エアーマン
・バブルマン
・タップマン
・スネークマン
・ジェミニマン
・トードマン
これだけのロックマンシリーズのメンバーでまがいなりにもサッカーゲームができるのは本作の価値と言えるポイントだと思います。
なお、ワイリーについては通常プレイでは使えない(エキシビジョンのキャラ選択でチラっと見切れている)のですが、どうやら裏技で使えるようにできるようです。
サッカーゲームとしてはいまいち
ロックマンのお祭り外伝作品としては光るものもありますが、サッカーゲームとしては正直イマイチですね。
SFC時代のゲームに言うのは酷かもしれませんが、プレイの快適度やサッカーゲームとしての完成度はお世辞にも高いとは言えず、ハイクオリティのサッカーゲームで溢れている現在となってはロックマン愛が無い限りはわざわざプレイする必要は感じないというのが正直な所です。
ただ、それでも子供の頃は友達とかと結構夢中になって遊んだ記憶があるので、これはプレイヤー側の要求が上がってしまった結果ということで仕方は無いのかなと思います。
総評
改めて評価をもう一度。
作品評価:50点
豊富なキャラクターや必殺シュートなど、ロックマンの外伝ゲームとしては色々と光るものもある作品でした。
逆にサッカーゲームとしては今からわざわざプレイする必要性は感じないというのが正直な所です。ですが、子供の頃にプレイした思い出補正もあってか、個人的には今回もそこそこ楽しんで遊べたと思います。最近の高グラフィックで複雑化したゲームに疲れた時の息抜きとしては悪くないかなと思っています。
www.yumekichi-blog.com
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