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『ロックマン メガワールド』感想。オリジナル要素が楽しい移植作品




メガドライブ専用ソフト『ロックマン メガワールド』の感想です。


本作はロックマンの初期三作をメガワールド用にまとめて移植して追加要素を加えた作品です。メガドライブ用のゲームと言うことで中々プレイのハードルは高かったソフトですが、2019年に発売されたメガドライブミニに収録されていたため、今回はそちらをプレイしました(メガドライブミニ自体も入手するのに少し苦労したけど)。



目次

製品概要


画像出典:メガドライブミニ公式サイト


機種:メガドライブ
発売:1994年10月21日発売
ジャンル:アクション
プレイ時間:6時間ぐらい
作品評価:75点
 
 
ファミコン版の『ロックマン』『ロックマン2』『ロックマン3』をセットで移植した作品。さらに本作オリジナルの追加ステージが収録されている。


単純移植ではなく、ハードウェア性能の向上に合わせてグラフィックやBGMが一新されている。また、ゲームの一部仕様が各作品で統一されている。また、FC版ではパスワード方式(『ロックマン』はそれも無し)だったが、本作ではすべて本体にセーブを行う方式になっている。


メガドライブミニ収録版ではメガドライブ版の問題点と言われていた処理落ちがかなり改善されている(それでもジェミニマン戦とかでは多少処理落ちした)。また、メガドライブミニ本体側の機能でどこでも自由にセーブ&ロードができるようになっている。



作品の特徴や良かった点

収録作品

本作の収録作品は以下の通り。
 
・ロックマン
・ロックマン2
・ロックマン3
・ワイリータワー


ナンバリング3作品はFC版からの移植ですが、前述の通りグラフィック等は一新されていて原作に比べるとかなり綺麗になっています。また、各作品のゲーム中の仕様が統一されています(スライディングは原作通り3のみ)。例えば『ロックマン』でダメージを受けた無敵時間中に針に触れても死ななくなったり、『ロックマン2』でゲームオーバーになっても所持しているE缶が消えずに残るようになっています。ロックバスターは弾速と連射速度が低下し全体的に弱体化しており、敵やボスの耐久力や動きも変わっている(有名なタイム連打やハメ技もできなくなってる)ため、全体的なプレイの感覚は原作からはかなり違うものになっています。


4つめのワイリータワーは他3作品をクリアすると登場する本作オリジナルのステージ。詳細は次項で。



本作オリジナルステージ

前述の通りナンバリング3作品をクリアすると本作オリジナルの「ワイリータワー」が出現。まずは本作オリジナルのボスが待ち構える3ステージが選択可能になります。オリジナルのボスは西遊記をモデルとしたMWN(メガワールドナンバーズ)の3体。MWNはボスではあるものの残念ながら倒しても特殊武器を取得することは出来ないですが、特殊なボス部屋での戦闘になったり体力ゲージが2本ある奴がいるなどオリジナリティのあるボスになっています。
 
【メガワールドナンバーズ】
・バスターロッド・G (悟空)
・メガウォーター・S(沙悟浄)
・ハイパーストーム・H(八戒)
 

この3体を撃破した後はお馴染みのワイリーステージで、ステージ1~3のボスも本作オリジナルボス。ラスボスとなるワイリーマシンメガワールド号は巨大な人型で、MWNの3体に合わせて三蔵法師モチーフっぽいのも面白い。


また、「ワイリータワー」の各ステージは『ロックマン』~『ロックマン3』までの特殊武器の中から8つ、サポートアイテム(ラッシュ等)から3つを自由に選んで攻略することが可能です。この要素が非常に面白く、使い勝手の良い武器で固めても良し、好きなシリーズの武器をそのまま使っても良しとプレイヤーのオリジナリティが出る要素になっています。どんな組み合わせにすれば隙が無いか、道中の敵や本作の新規ボスにどの武器が効くかを考えながら遊ぶのは非常に楽しかったです。


とりあえず今回のプレイで選択した武器は以下の通り。初見と言うことでちょっと手堅くしすぎたかも。
 
・サンダービーム(相変わらず超便利)
・メタルブレード(上に同じ)
・ファイヤーストーム
・アイススラッシャー
・タイムストッパー
・エアーシューター
・シャドーブレード
・クラッシュボム(ステージギミック用)

 
少し時間を空けて武器の組み合わせを変えて(今度は使い勝手の悪いのから選んでいくとか)また遊びたいと思っています。そのためにもMWNボスステージ選択前のセーブデータを個別に残しておけば良かった・・・。そこだけは失敗。
 
 

総評

改めて評価をもう一度。

作品評価:75点


シリーズ3作品+オリジナル要素とボリュームとしては十分。今回本作のためにメガドライブミニを買いましたが、本作だけで十分に価格の元は取れたと思います。


操作感の変更やバスターの弱体化や一部ボスの強化などで全体的な難易度はFC版に比べると上がっていると思いますが、メガドライブミニ本体のセーブ&ロード機能を使うことでトータルでの難易度は下がっていると思います。セーブ&ロード機能を使わなかったとしても理不尽に感じたりバランス崩壊しているという程ではなかったです。


ナンバリング3作品については今となってはより手軽に遊べる『クラシックコレクション』がありますが、オリジナル部分については本作唯一無二の価値があると思いました。個人的には十分満足できる内容でした。今回は本作のためにメガドライブミニを買いましたが、せっかく他にも色々ゲームが入っているので気が向いたら他のもプレイしてみたいと思います(ソニックとか)。






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