ガンダムと言えば書店でも専用の棚が用意されるレベルの一大ジャンルとなっています。
本記事では、無数にあるガンダムの漫画の中から僕が実際に読んだ作品を順番にご紹介していきます。「久々にガンダム読みたいけど最近はどんな作品があるかわからない」「ガンダムの漫画多すぎてどこから入っていいかわからない」といった方の参考になれば幸いです。
各コミックごとに作者や巻数といった情報の他に、いつ頃の作品かがわかるように発売日(複数巻ある場合は1巻の発売日)を記載しています。発売日はリバイバルや完全版等がある場合はそちらの日付にしている場合もありますが、その場合はなるべく一番最初のバージョンの発売日も本文中に記載するようにしています。
こちらの記事は現在連載中の作品(未完結の作品)を対象としています。
【完結済み作品はこちら】
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<目次>
宇宙世紀(UC)系の作品
宇宙世紀を舞台とした作品。
ざっくり年代順にしてはいますが、作品によって時系列の幅が広かったり、連作になっている作品を順番に紹介することを優先していたりするため多少の時系列のずれはご容赦を。
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
- 作者: 太田垣康男
- 出版: ビッグコミックスペリオール
- 発売: 2012年10月(1巻)
- 巻数: 24巻(2024年7月現在)
スペリオールにて連載中のオトナのガンダム。
一年戦争末期、戦局における重要なポイントである旧サイド4宙域、通称「サンダーボルト宙域」をめぐる連邦とジオンの戦いを描く。連邦とジオン両軍のエースパイロットの2人(イオとダリル)が主人公となり、2人の戦いを中心として話が展開していきます。
最近の作品の中では抜群のリアリティと勢いを誇る作品だと思います。
また、残酷な描写も多く、主人公達がしているのは「モビルスーツのバトル」などではなく「殺し合い」であり、ガンダムは本来「戦争」を描いた作品で、戦争とは残酷で恐ろしいものであるということを思い出させてくれます。ゆえに苦手な人は苦手かもしれません。作者独自の解釈でアレンジ・追加設定されてたメカニックも見どころです。サブアームから追加シールドぶら下げているジムは至高!
また、アニメ化もされており、アニメ版のオーディオコメンタリーでサンライズのプロデューサーが「"あのガンダムの世界に行ってみたい"とか”あのMS乗ってみたい”とかよくありますけど、サンダーボルトの世界にだけは行きたくないですね(笑)」と言っていました(そこは激しく同意です 笑)。そのあたりもサンダーボルトのリアルかつ残酷な世界観を表しているようで印象的でした。
序盤の物語の勢い・スピード感は最高でした(特に1~3巻ぐらいまで)が、正直南洋同盟編に入ってからはちょっとグダグダになった感じかな・・・。しかし、最新巻では連邦と南洋同盟、イオとダリルの戦いも佳境に入り、ついに物語もクライマックスに突入してきたかなという感じです。
【関連作品】
・『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』
- 作者: 太田垣康男
- 出版: ビッグコミックスペシャル
- 発売: 2016年6月(1巻)
- 巻数: 5巻(2024年12月現在)
ウェブにて配信されているサンダーボルトの外伝。1~3話程度で完結のオムニバス形式で、連邦ジオン両軍の名もなき兵士たちの戦いを描く。
モビルスーツはプロによる実際のガンプラ作例をデジタル処理で取り込んだものなどもあり、コミックスは全編フルカラー。
物語本編の裏側で行われていた様々な戦いが一般兵達の視点で描かれており、やや大人な雰囲気はサンダーボルト本編と変わらず。少しいい話、悲しい話、残酷な話等様々で、後読感は初期のころのマスターキートンの様な感じを覚えました。
2巻では本編主役のあの人がエーススナイパーになった経緯が描かれています。そんな感じでサンダーボルト本編と関わるエピソードもあったりするので、本編コミックと併せて読むことをお勧めします。
【関連作品】
・『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』
- 作者: たいち 庸
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2016年2月(1巻)
- 巻数: 9巻(2021年1月現在)
ガンダムの外伝ゲームの代表作とも言える戦慄のブルーのシリーズのコミカライズ。
新たな解釈による追加設定や新キャラクター、既存MSのアレンジやブルー0号機・マリオン専用サイコミュザクなどの新MSも多数登場しています。また、『ミッシングリンク』のスレイヴ・レイス隊や『宇宙、閃光の果てに…』のサラブレット隊等の他の外伝作品のチームがゲスト出演していたりもします。
ブルー系のMSが好きな僕としてはメディアのあまり多くなかった本作が深堀りされるのは嬉しいので結構好きな作品ですが、新キャラや新機体を登場させるためにやや間延びしている感は否めないところでもあります。「追加部分が蛇足」「喋りまくるユウに違和感が強い」といった意見もちらほら見かけますが、そこは個人の好み次第といった感じですね。
2021年に9巻が発売されて以降現在は休載状態にな手います。ストーリーとしてもクライマックスに入ってきたところだったので連載再開・10巻以降の発売を楽しみにしたいです。
『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』
- 作者: 玉越 博幸
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2022年2月(1巻)
- 巻数: 4巻(2023年12月現在)
OVA作品である『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』のコミカライズ。
作者は『BOYS BE…』などの玉越 博幸さん。ガンダムシリーズだと『機動戦士ガンダムUC episodeEX2 獅子の帰還』を書かれてましたね。
最近のガンダムのコミカライズではお馴染みですが、新キャラ・新機体・新エピソードを加えてポケ戦の世界観を広げているといった印象の作品です。ストーリーはOVA本編冒頭の北極基地襲撃の約1ヵ月まえ頃からのスタートとなっていて、アレックスのシューフィッターをやっているクリスの姿や、ルビコン計画にあたる前のサイクロプス隊などが描かれています。『BOYS BE…』の作者さんということもあって、クリスが非常に可愛らしく美しく描かれているのも一つ大きなポイントだと思います。
現在4巻終了時点で北極基地襲撃が開始されるという所まで来ており、5巻からはOVAのストーリー本編に入っていくものと思います。現時点ではOVAとの違和感も無く、追加されたエピソードも読みごたえがあって面白い作品という印象です。本編にどのようなアレンジを入れてくるのか、オリキャラがどのように絡んでくるのか、クリスのもっと可愛いシーンが見れるのか、といったところが気になる作品です。
『機動戦士ガンダム ラストホライズン』
- シナリオ: 吉野 弘幸
- 作画: 寺田 ケンイチ
- 出版: ヤングジャンプコミックス
- 発売: 2022年12月(1巻)
- 巻数: 4巻(2024年10月現在)
個人的に現在連載中の中で一番面白い作品。
タイトルの『RUST HORIZON』は作中の言葉を引用すると「錆びた地平」。
舞台は一年戦争中期、ガルマ・ザビ戦死後のいまだにジオンの残存戦力が数多く残る北米。主人公は現地部隊の新任隊長として赴任してきたレオ・バルナーク。パイロットではなく指揮官として、限りある戦力や資源の中で民間上がりである自身の経験やひらめきを駆使して仲間達とともに困難なミッションに立ち向かっていく泥臭くミリタリー色の強いストーリー。雰囲気的には『第08MS小隊』と『コロニーの落ちた地で…』を足して2で割ったような作風で、(自分も含め)刺さる人には非常に深く突き刺さる作品だと思います。
作画も非常に丁寧で、MS・キャラクター共に魅力的に描かれています。MSの戦闘シーンも躍動感があって読みごたえがあります。
主人公がパイロットではないという点の他にも、TV版『機動戦士ガンダム』では端役的な扱いのイセリナ・エッシェンバッハが物語の鍵を握るキーパーソンとなっているのも本作の注目のポイント。今後のどのように展開していくのか非常に楽しみな作品です。
『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』
- シナリオ: 関西 リョウジ
- 作画: 江尻 立真
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2023年9月(1巻)
- 巻数: 3巻(2024年9月現在)
最初にタイトルと機体を見た時はビルド系かと思った。
『ガンダムエース』、『機動戦士ガンダム 戦場の絆Ⅱ』、ガンプラの連動企画として動き出したもの。正直、機体カラーもカッコいいとは思えないし、「赤い彗星」「黒い三連星」「青い巨星」を雑に組み合わせてた子供が考えたような名前もおふざけにしか見えない。初見の際にはゲーム性も運営も全くセンスのない『絆Ⅱ』を象徴しているような企画に見えてしまった(初代『絆』は神ゲーだったのに)。
が、それはさておいて「漫画に罪は無い」ということで、本作自体はファーストのお祭り系外伝作品として普通に楽しめました。
舞台は一年戦争の最終盤。ジャブロー攻略戦が終わり、主戦場が宇宙に移行した宇宙世紀0079年の12月。宇宙への帰還を目指して撤退戦をするジオンの地上部隊と、オリジナルの武装・カラーリングに現地改修した機体で構成された連邦の追撃部隊「赤い三巨星」の戦いを描く。さらには謎の武装組織の介入で三つ巴の混沌とした状況になっていき・・・、といったお話。
作品の雰囲気としては画風やキャラクターの雰囲気から明るい印象を受ける作品。同時期に連載している『ラストホライズン』等と比べると「泥臭さ」や「ミリタリー感」はあまり感じない作品です(なので上の方で「お祭り系外伝」と書いています)。あまり深く考えずに、「現地改修のオリジナル機体」や「一年戦争終盤のジオンのMSバリエーション(水泳部機体とかいっぱい出てくる)」を楽しむのがいい作品だと思います。初代好きの自分としては読んでいて楽しい内容でした。作画も綺麗でMSやジャブローの大自然の書き込みも非常に見応えがあります。
三巨星の3体セットのガンプラもプレバンで発売されています。正直個人的にはプラモはあんまり惹かれないかな(笑)。
『機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記』
- シナリオ: 大野木寛
- 作画: ジジ&ピンチ
- 出版: ヒーローズコミックス
- 発売: 2023年11月(1巻)
- 巻数: 3巻(2024年12月現在)
フラナガン・ブーン、まさかの主役スピンオフ。
フラナガンと言えば初代ガンダムの28話に登場し、ミハルと接触するため漁業組合を装ってホワイトベースに潜入、その後水中用MAグラブロに乗って出撃しガンダムと交戦し撃破され戦死したキャラクター。言ってしまえば敵側の単発端役キャラクターです。そのフラナガンをメインにしてくるとは「ついにガンダムもここまで来たか」という感じはありましたね(でもまあ近年擦り倒されているククルス・ドアンだってもとは1話にしかでないキャラだし)。
最初に言っておくと単純な「絵の綺麗さ」という部分では他のガンダム作品と比べると決して高い方とは言えないのが正直な所です。しかしそれを差し引いても、というよりはこの作画だからこそ、パワーというか熱量が絵からあふれ出てくるように感じさせる作品になっていたと思います。なのでぱっと見で「絵柄が合わなそう」と思っても、ある程度の所までは読んでみることをお勧めします。見る者の恐怖を反映して悪魔や怪物のように描かれるガンダム、主人公フラナガンの感情の昂りに合わせてまるで生き物のような表情を見せるザク・マリンタイプ、盛り上がりのシーンでは『機動武闘伝Gガンダム』のようにMSと人間が融合しているかのような表現がされるなど、ガンダム作品の中ではかなり独特な表現をしておりそこに非常に「味がある」と感じさせる作品だったと思います。
ストーリーとしてはフラナガンの視点から一年戦争での戦い(ガルマの戦死から再度大西洋でガンダムと相まみえるまで)を描いたもので、「ガルマを敬愛しており、イセリナの敵討ち作戦にも同行していた」といった本作独自の解釈や本作オリジナルの新キャラクター等が加えられたものになっています。ストーリーは結構ハードな部分もあってそこは『サンダーボルト』にも近いものがあると思います。
『機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-』
- 脚本: 大脇 千尋
- 作画: 才谷 ウメタロウ
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2022年8月(1巻)
- 巻数: 3巻(2024年7月現在)
アクシズの光に消えていったアムロ・レイの足跡を辿る!!
舞台は『逆襲のシャア』から2年後の宇宙世紀0095年。成長したキッカを主人公に、「撃墜王」「英雄」と称えられるアムロ・レイの真の姿を追っていく。キッカがアムロを知る人物に取材をして様々な人の視点から見たアムロの様々な姿を知っていくというストーリーになっており、雰囲気的には『カイ・シデンのレポートより』シリーズに近い作風になっています(実際カイもジャーナリストの先輩として結構重要なポジションで登場)。そんな作風から戦闘描写は回想シーンぐらいしかないですが、アムロに関連する様々なエピソードという「ガンダム読み物」として非常に面白い作品だと思います。『カイレポ』もそうですが個人的にはこういったタイプのガンダム作品は大好きです。
序盤(1~2巻)は主にホワイトベースクルーやその関係者の視点からみたアムロのエピソード、そして3巻以降は『Zガンダム』他アムロに関連する様々な作品のキャラクターが登場。個人的には結構「おお、この人出すか!!」みたいな(ステファニー・ルオが連れてきた人とか)のがあって読み進めるのが楽しかったです。「アムロの消息」に関してはこれまでのガンダム作品でも結構アンタッチャブルになっているというか深くは触れられないような感じになっていたので、そこを本作がどのように掘り下げていくのか非常に楽しみです。
作画は『コロニーの落ちた地で』を担当された才谷 ウメタロウ氏。丁寧かつ独自の魅力のあるキャラ作画が持ち味で、個人的に好きな作家さんです。
『機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE』
- 作者: 葛木 ヒヨン
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2023年9月(1巻)
- 巻数: 3巻(2024年9月現在)
タイトルの「イヴ」の通り、『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』本編の前日譚にあたる作品。
ハマーンの妹セラーナの奮闘、そして本編の"ハマーン"になっていった経緯、そしてオーヴェロンの開発秘話など、本編のストーリーを補完する内容になっています。なので本編の方を読んでみて面白かったら続けて読むといい、といった感じの立ち位置の作品です。
逆に本編を読んでいないとかなり「???」となるため、必ず本編(全10巻)⇒本作の順に続けて読むことをお勧めします。
【関連作品】
・『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』 ⇒完結済みのため別記事
『機動戦士ガンダムNT』
- 作者: 大森 倖三
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2019年3月(1巻)
- 巻数: 14巻(2024年12月現在)
『ガンダムUC』の続編である劇場版作品『ガンダムNT(ナラティブ)』のコミカライズ。作者は勿論、『UC』から引き続き大森倖三さん。
1巻オビに「映画で語られることのなかった」と煽り文句のあった通り、映画版で描写されていなかった部分や、本作オリジナルの新キャラ等も加えての内容になっています。
正直映画は理解を追い付かせるので精一杯だったので、コミック版ではじっくり物語を補完していってくれたらいいなぁと思いますが、中盤以降は本作での追加部分(特にゾルタンの過去)やオリジナルキャラの描写の割合がかなり高くなっていて、「ヨナ、リタ、ミシェルどこいった?」という印象があるのも否めないという感じになっています。『ガンダムNT』のストーリーをさっと知りたいという人は映画を観た方が早いかも。
【劇場版の感想(ネタバレ有り)】
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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
- 作者: さびし うろあき
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2021年5月(1巻)
- 巻数: 4巻(2023年月現在)
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のコミカライズ作品。作者は前作にあたる『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』のコミカライズと同じくさびしうろあきさん。
本作の舞台は宇宙世紀0105年。『逆襲のシャア(0093年)』『ガンダムUC(0096年)』『Twilight AXIS (0096年)』『ガンダムNT(0097年)』あたりよりもさらに後の時代の物語。
閃ハサの劇場公開に並行して連載開始した作品らしく、映画のストーリーをベースに映画では描写しきれなかった部分を丁寧に補完している内容になっています。この作者さんの作品はキャラもMSも作画が丁寧で非常に読みやすく、映画版を観た人にも観てない人にもお勧めできる良作になっています。ちなみに、現在発売済みの4巻までのストーリーはちょうど映画版『閃光のハサウェイ』1作目と同じところまでの内容になっています。
ただ、ちょっとした注意事項として本作は映画『閃光のハサウェイ』の完全コミカライズではないという点があるます。そもそも原作小説『閃光のハサウェイ』は小説『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編であるため、映画版の『逆襲のシャア』とは一部設定が異なっています(特に重要なのはクェス周りの展開が異なる)。しかし映画『閃光のハサウェイ』は映画『逆襲のシャア』に繋がるように小説版の『閃光のハサウェイ』からアレンジがかかっています。ですが本作コミックはあくまで小説『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編として描かれているため、映画『逆襲のシャア』とは明確に設定が異なる部分があります。あくまで僕の解釈ですがまとめると以下のような感じの作品です(4巻までの時点)。
- コミック『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の完全な続編である
- 映画『逆襲のシャア』とは繋がっていない
- 映画『閃光のハサウェイ』のキャラ設定、ストーリーをベースとしつつ、一部設定が異なる
- 小説『閃光のハサウェイ』からも一部メカデザインやキャラ設定にアレンジが入っている
色々ごちゃごちゃ言いましたが、「映画の閃ハサとは大枠は同じだが一部の設定・描画が違う部分がある」ぐらいに思っておけばいいと思います。ちなみにコミックの『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』とは作者さんも同じですし明確につながっている描写があるので、できれば先にべルチルの方を読んでから本作を読むことをお勧めします。
【関連作品】
・『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』 ⇒前作。完結済みのため別記事
その他(日常系・SD系・ギャグ系等)の作品
『機動戦士ガンダムさん』
- 作者: 大和田 秀樹
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2005年8月(1巻)
- 巻数: 22巻(2024年10月現在)
ガンダムのギャグマンガといえばやっぱりこれでしょう。
なんと2001年の『ガンダムエース』創刊号から掲載されていて、ガンダムのコミックの中で一番長く続いていると言われている作品でもあります。
シャアやアムロ、ララァといった初代ガンダムお馴染みのメンバーによるハチャメチャギャグコメディ。原作からすると完全なキャラ崩壊を起こしている登場人物がほとんどで、もはや一つのワールドを形成していると言える作品。ちなみに作者が『Zガンダム』以降を見ていない(どこかの巻末コメントに書かれていた)ため、基本的に『Z』以降のキャラやエピソードは出てきません。
実はただのギャグマンガというだけではなく、「隊長のザクさん」「宇宙島のガルマくん」「ガンダム創世」「ガンダム転生」など、中・長編のエピソードがあるのも特徴。コミックスでは主に前半が4コマ等ギャグ、後半が長編エピソードといった構成になっています。こちらの長編も非常に面白くて読み応えのあるもの揃いで、個人的には結構こっちを楽しみに読んでいたりします。
「隊長のザクさん」はMSが命をもって暮らしているいる世界でソロモン基地の隊長の"ザクさん"のお話で、ギャグのみならずシリアスだったり普通に熱くなる展開もあったりします。人気のためかこれだけを集めた単行本も発売されているくらいです。「ガンダム創世」は初代ガンダム放送当時のエピソードが描かれたほとんど「ドキュメンタリー」というべき作品。もちろん主人公は富野監督です。最近では異世界転生してきた主人公がアムロの身体に入って~という感じの近年の流行りに合わせて「ガンダム転生」も面白かったですね。
こういった感じで、基本的なギャグ漫画の要素も守りつつ、色々な面白いボールを次々投げてくるといった印象の作品。ちょいちょい新エピソードのある「隊長のザクさん」の続きも気なりますし、次どんな長編が出てくるのかも楽しみですし、ずっと続いて欲しいガンダム作品です。
『アラサーOLハマーン様』
- 作者: いわさき まさかず
- 出版: 角川コミックス
- 発売: 2021年7月(1巻)
- 巻数: 6巻(2024年11月現在)
タイトルの通りアラサーOLとなったハマーン様(30)の日常コメディ。
1話1話は短めのショートストーリーといった感じで、独身アラサーOLのハマーン様の日常が可愛くコミカルに描かれています。ハマーン様は「バリバリのデキる女にみえて実は・・・」といった感じで原作とはほぼ別人。完全に俗物と化しているけど、それがとにかく可愛い!!
他のガンダムキャラクター達も会社の同僚やライバル会社の社員といったポジションで登場しますが、みんな結構ぽさが出ていていい味出していると思います(逆に一番原作から遠いのがハマーン様という笑)。カミーユの「残業なんて人のやることじゃありませんよっ!!それは一番人間が人間に指示しちゃいけないことなんだ!!」ってセリフとか本当にいいそうだし。こんな感じでキャラクターのセリフや行動は原作のパロディが随所にちりばめられていて、ガンダム好きほどゆるーく楽しめる作品という感じです。個人的にはファが一番それっぽくて可愛らしくて好きなキャラクターになってました。後はアムロにかまってほしくてたまらないシャアとかもいいキャラしてます。
本作の公式PVではなんとナレーションに原作でハマーン様のCVを務める榊原良子さんやカミーユ役の飛田展男さんらが声を当てています。マジで面白いので是非聞いてみて欲しいです。
【公式Youtube】
www.youtube.com
まとめ
ここに記載した以外にも読んだ作品は沢山あったように思えるんですが、直近読んだものを中心に書いてみました。
今後発売される作品や、改めて読み直したものも順次追記していきたいと思います。
オススメの作品などもありましたらコメント等頂けると嬉しいです。
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