ゆめろぐ

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仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

【連載中作品】おすすめのガンダム漫画を順番に紹介していく




ガンダムと言えば書店でも専用の棚が用意されるレベルの一大ジャンルとなっています。


本記事では、無数にあるガンダムの漫画の中から僕が実際に読んだ作品を順番にご紹介していきます。「久々にガンダム読みたいけど最近はどんな作品があるかわからない」「ガンダムの漫画多すぎてどこから入っていいかわからない」といった方の参考になれば幸いです。

こちらの記事は現在連載中の作品(未完結の作品)を対象としています。

【完結済み作品はこちら】
www.yumekichi-blog.com





<目次>

宇宙世紀(UC)系の作品

宇宙世紀を舞台とした作品。
ざっくり年代順にしてはいますが、作品によって時系列の幅が広かったり、連作になっている作品を順番に紹介することを優先していたりするため多少の時系列のずれはご容赦を。


『機動戦士ガンダム サンダーボルト』

機動戦士ガンダム サンダーボルト(1) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 太田垣康男
  • 出版: ビッグコミックスペリオール
  • 巻数: 24巻(2024年7月現在)

 
 
スペリオールにて連載中のオトナのガンダム。
一年戦争末期、戦局における重要なポイントである旧サイド4宙域、通称「サンダーボルト宙域」をめぐる連邦とジオンの戦いを描く。連邦とジオン両軍のエースパイロットの2人(イオとダリル)が主人公となり、2人の戦いを中心として話が展開していきます。

最近の作品の中では抜群のリアリティと勢いを誇る作品だと思います。
また、残酷な描写も多く、主人公達がしているのは「モビルスーツのバトル」などではなく「殺し合い」であり、ガンダムは本来「戦争」を描いた作品で、戦争とは残酷で恐ろしいものであるということを思い出させてくれます。ゆえに苦手な人は苦手かもしれません。作者独自の解釈でアレンジ・追加設定されてたメカニックも見どころです。サブアームから追加シールドぶら下げているジムは至高!

また、アニメ化もされており、アニメ版のオーディオコメンタリーでサンライズのプロデューサーが「"あのガンダムの世界に行ってみたい"とか”あのMS乗ってみたい”とかよくありますけど、サンダーボルトの世界にだけは行きたくないですね(笑)」と言っていました(そこは激しく同意です 笑)。そのあたりもサンダーボルトのリアルかつ残酷な世界観を表しているようで印象的でした。

序盤の物語の勢い・スピード感は最高でした(特に1~3巻ぐらいまで)が、正直南洋同盟編に入ってからはちょっとグダグダになった感じかな・・・。しかし、最新巻では連邦と南洋同盟、イオとダリルの戦いも佳境に入り、ついに物語もクライマックスに突入してきたかなという感じです。
 
【関連作品】
『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』
 
 


『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』

機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝(1) (eビッグコミックス)

  • 作者: 太田垣康男
  • 出版: ビッグコミックスペシャル
  • 巻数: 4巻(2020年6月現在)

 

ウェブにて配信されているサンダーボルトの外伝。1~3話程度で完結のオムニバス形式で、連邦ジオン両軍の名もなき兵士たちの戦いを描く。
モビルスーツはプロによる実際のガンプラ作例をデジタル処理で取り込んだもので、コミックスは全編フルカラー


物語本編の裏側で行われていた様々な戦いが一般兵達の視点で描かれており、やや大人な雰囲気はサンダーボルト本編と変わらず。少しいい話、悲しい話、残酷な話等様々で、後読感は初期のころのマスターキートンの様な感じを覚えました。

2巻では本編主役のあの人がエーススナイパーになった経緯が描かれています。そんな感じでサンダーボルト本編と関わる部分もあるので、本編コミックと併せて読むことをお勧めします。
 
【関連作品】
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
 


『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』

機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者: たいち 庸
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 9巻(2021年1月現在)

 

ガンダムの外伝ゲームの代表作とも言える戦慄のブルーのシリーズのコミカライズ。


新たな解釈による追加設定や新キャラクター、既存MSのアレンジやブルー0号機・マリオン専用サイコミュザクなどの新MSも多数登場しています。また、『ミッシングリンク』のスレイヴ・レイス隊や『宇宙、閃光の果てに…』のサラブレット隊等の他の外伝作品のチームがゲスト出演していたりもします。


ブルー系のMSが好きな僕としてはメディアのあまり多くなかった本作が深堀りされるのは嬉しいので結構好きな作品ですが、新キャラや新機体を登場させるためにやや間延びしている感は否めないところでもあります。「追加部分が蛇足」「喋りまくるユウに違和感が強い」といった意見もちらほら見かけますが、そこは個人の好み次第といった感じですね。


2021年に9巻が発売されて以降現在は休載状態にな手います。ストーリーとしてもクライマックスに入ってきたところだったので連載再開・10巻以降の発売を楽しみにしたいです。




『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』

機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者: 玉越 博幸
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 4巻(2023年12月現在)

 

OVA作品である『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』のコミカライズ。
作者は『BOYS BE…』などの玉越 博幸さん。ガンダムシリーズだと『機動戦士ガンダムUC episodeEX2 獅子の帰還』を書かれてましたね。

最近のガンダムのコミカライズではお馴染みですが、新キャラ・新機体・新エピソードを加えてポケ戦の世界観を広げているといった印象の作品です。ストーリーはOVA本編冒頭の北極基地襲撃の約1ヵ月まえ頃からのスタートとなっていて、アレックスのシューフィッターをやっているクリスの姿や、ルビコン計画にあたる前のサイクロプス隊などが描かれています。『BOYS BE…』の作者さんということもあって、クリスが非常に可愛らしく美しく描かれているのも一つ大きなポイントだと思います。


現在4巻終了時点で北極基地襲撃が開始されるという所まで来ており、5巻からはOVAのストーリー本編に入っていくものと思います。現時点ではOVAとの違和感も無く、追加されたエピソードも読みごたえがあって面白い作品という印象です。本編にどのようなアレンジを入れてくるのか、オリキャラがどのように絡んでくるのか、クリスのもっと可愛いシーンが見れるのか、といったところが気になる作品です。




『機動戦士ガンダム ラストホライズン』

機動戦士ガンダム ラストホライズン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • シナリオ: 吉野 弘幸
  • 作画: 寺田 ケンイチ
  • 出版: ヤングジャンプコミックス
  • 巻数: 3巻(2024年2月現在)

 
個人的に現在連載中の中で一番面白い作品。
タイトルの『RUST HORIZON』は作中の言葉を引用すると「錆びた地平」。

舞台は一年戦争中期、ガルマ・ザビ戦死後のいまだにジオンの残存戦力が数多く残る北米。主人公は現地部隊の新任隊長として赴任してきたレオ・バルナーク。パイロットではなく指揮官として、限りある戦力や資源の中で民間上がりである自身の経験やひらめきを駆使して仲間達とともに困難なミッションに立ち向かっていく泥臭くミリタリー色の強いストーリー。雰囲気的には『第08MS小隊』と『コロニーの落ちた地で…』を足して2で割ったような作風で、(自分も含め)刺さる人には非常に深く突き刺さる作品だと思います。

作画も非常に丁寧で、MS・キャラクター共に魅力的に描かれています。MSの戦闘シーンも躍動感があって読みごたえがあります。

主人公がパイロットではないという点の他にも、TV版『機動戦士ガンダム』では端役的な扱いのイセリナ・エッシェンバッハが物語の鍵を握るキーパーソンとなっているのも本作の注目のポイント。今後のどのように展開していくのか非常に楽しみな作品です。




『機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-』

機動戦士ガンダム ピューリッツァー ーアムロ・レイは極光の彼方へー (1) (角川コミックス・エース)

  • 脚本: 大脇 千尋
  • 作画: 才谷 ウメタロウ
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 3巻(2024年7月現在)

 
アクシズの光に消えていったアムロ・レイの足跡を辿る!!

舞台は『逆襲のシャア』から2年後の宇宙世紀0095年。成長したキッカを主人公に、「撃墜王」「英雄」と称えられるアムロ・レイの真の姿を追っていく。キッカがアムロを知る人物に取材をして様々な人の視点から見たアムロの様々な姿を知っていくというストーリーになっており、雰囲気的には『カイ・シデンのレポートより』シリーズに近い作風になっています(実際カイもジャーナリストの先輩として結構重要なポジションで登場)。そんな作風から戦闘描写は回想シーンぐらいしかないですが、アムロに関連する様々なエピソードという「ガンダム読み物」として非常に面白い作品だと思います。『カイレポ』もそうですが個人的にはこういったタイプのガンダム作品は大好きです。


序盤(1~2巻)は主にホワイトベースクルーやその関係者の視点からみたアムロのエピソード、そして3巻以降は『Zガンダム』他アムロに関連する様々な作品のキャラクターが登場。個人的には結構「おお、この人出すか!!」みたいな(ステファニー・ルオが連れてきた人とか)のがあって読み進めるのが楽しかったです。「アムロの消息」に関してはこれまでのガンダム作品でも結構アンタッチャブルになっているというか深くは触れられないような感じになっていたので、そこを本作がどのように掘り下げていくのか非常に楽しみです。


作画は『コロニーの落ちた地で』を担当された才谷 ウメタロウ氏。丁寧かつ独自の魅力のあるキャラ作画が持ち味で、個人的に好きな作家さんです。



『機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE』

機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE 1 (角川コミックス・エース)

  • 作者: 葛木 ヒヨン
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 2巻(2024年3月現在)

 
タイトルにある「イヴ」の通り、『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』本編の前日譚にあたる作品。
ハマーンの妹セラーナの奮闘、そして本編の"ハマーン"になっていった経緯、そしてオーヴェロンの開発秘話など、本編のストーリーを補完する内容になっています。


『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』本編を読んでいないと「???」となるため、本編⇒本作の順に続けて読むことをお勧めします。


【関連作品】
・『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』 ⇒完結済みのため別記事




『機動戦士ガンダムNT』

機動戦士ガンダムNT(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者: 大森 倖三
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 13巻(2024年7月現在)


『ガンダムUC』の続編である劇場版作品『ガンダムNT(ナラティブ)』のコミカライズ。作者は勿論、『UC』から引き続き大森倖三さん。

1巻オビに「映画で語られることのなかった」と煽り文句のあった通り、映画版で描写されていなかった部分や、本作オリジナルの新キャラ等も加えての内容になっています。

正直映画は理解を追い付かせるので精一杯だったので、コミック版ではじっくり物語を補完していってくれたらいいなぁと思いますが、13巻現在では本作での追加部分(特にゾルタンの過去)やオリジナルキャラの描写の割合がかなり高くなっていて、「ヨナ、リタ、ミシェルどこいった?」という印象があるのも否めないという感じになっています。『ガンダムNT』のストーリーをさっと知りたいという人は映画を観た方が早いかも。
 
 
【劇場版の感想(ネタバレ有り)】
www.yumekichi-blog.com


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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者: さびし うろあき
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 4巻(2023年月現在)


『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のコミカライズ作品。作者は前作にあたる『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』のコミカライズと同じくさびしうろあきさん。

本作の舞台は宇宙世紀0105年。『逆襲のシャア(0093年)』『ガンダムUC(0096年)』『Twilight AXIS (0096年)』『ガンダムNT(0097年)』あたりよりもさらに後の時代の物語。
閃ハサの劇場公開に並行して連載開始した作品らしく、映画のストーリーをベースに映画では描写しきれなかった部分を丁寧に補完している内容になっています。この作者さんの作品はキャラもMSも作画が丁寧で非常に読みやすく、映画版を観た人にも観てない人にもお勧めできる良作になっています。ちなみに、現在発売済みの4巻までのストーリーはちょうど映画版『閃光のハサウェイ』1作目と同じところまでの内容になっています。

 
ただ、ちょっとした注意事項として本作は映画『閃光のハサウェイ』の完全コミカライズではないという点があるます。そもそも原作小説『閃光のハサウェイ』は小説『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編であるため、映画版の『逆襲のシャア』とは一部設定が異なっています(特に重要なのはクェス周りの展開が異なる)。しかし映画『閃光のハサウェイ』は映画『逆襲のシャア』に繋がるように小説版の『閃光のハサウェイ』からアレンジがかかっています。ですが本作コミックはあくまで小説『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編として描かれているため、映画『逆襲のシャア』とは明確に設定が異なる部分があります。あくまで僕の解釈ですがまとめると以下のような感じの作品です(4巻までの時点)。

  • コミック『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の完全な続編である
  • 映画『逆襲のシャア』とは繋がっていない
  • 映画『閃光のハサウェイ』のキャラ設定、ストーリーをベースとしつつ、一部設定が異なる
  • 小説『閃光のハサウェイ』からも一部メカデザインやキャラ設定にアレンジが入っている

色々ごちゃごちゃ言いましたが、「映画の閃ハサとは大枠は同じだが一部の設定・描画が違う部分がある」ぐらいに思っておけばいいと思います。ちなみにコミックの『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』とは作者さんも同じですし明確につながっている描写があるので、できれば先にべルチルの方を読んでから本作を読むことをお勧めします。



【関連作品】
・『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』 ⇒前作。完結済みのため別記事



『機動戦士ガンダムF91 プリクエル』

機動戦士ガンダムF91プリクエル 1 (角川コミックス・エース)

  • 作者: おおのじゅんじ
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 5巻(2023年8月現在)


プリクエル(前日譚)のタイトルの通り、映画『機動戦士ガンダムF91』の前日譚となるエピソードが描かれている作品。
作者は『 ミッシングリンク』や『THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』などを担当し、オリジン風(安彦良和風)の作画でお馴染みのおおのじゅんじさん。


ストーリーは劇場版F91の少し前から始まり、表紙でも白いロールアウトカラーが印象的なF91の開発秘話、シーブックとセシリーの出会い、クロスボーンバンガード結成の経緯などが描かれています。元々『F91』は映画だけでは説明不足感が強い(本来TVシリーズとして続きがあるはずだったという話もある)作品でもあるので、前述のような部分がしっかりと掘り下げて描写されているのが非常に読みごたえがあって面白いです。原作映画を補完するような内容や作者の画風も相まって「ガンダムF91 ジ・オリジン」という言葉がしっくりきそうな作品です。


2024年6月号のガンダムエースをもって本作は完結しており、次の6巻が最終巻になると思われます。
プリクエル(前日譚)としての役目は完了したということかと思いますが、そのまま(それこそ本家ジ・オリジンのように)映画『F91』の本編にあたる部分も色々と肉付けをする形で続編として描いて欲しいです。今後の動きに期待したい作品の一つです。





その他(日常系・SD系・ギャグ系等)の作品

『機動戦士ガンダムさん』

機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 (角川コミックス・エース)

  • 作者: 大和田 秀樹
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 21巻(2023年8月現在)


ガンダムのギャグマンガといえばやっぱりこれでしょう。
なんと2001年の『ガンダムエース』創刊号から掲載されていて、ガンダムのコミックの中で一番長く続いていると言われている作品でもあります。

シャアやアムロ、ララァといった初代ガンダムお馴染みのメンバーによるハチャメチャギャグコメディ。原作からすると完全なキャラ崩壊を起こしている登場人物がほとんどで、もはや一つのワールドを形成していると言える作品。ちなみに作者が『Zガンダム』以降を見ていない(どこかの巻末コメントに書かれていた)ため、基本的に『Z』以降のキャラやエピソードは出てきません。


実はただのギャグマンガというだけではなく、「隊長のザクさん」「宇宙島のガルマくん」「ガンダム創世」「ガンダム転生」など、中・長編のエピソードがあるのも特徴。コミックスでは主に前半が4コマ等ギャグ、後半が長編エピソードといった構成になっています。こちらの長編も非常に面白くて読み応えのあるもの揃いで、個人的には結構こっちを楽しみに読んでいたりします。


「隊長のザクさん」はMSが命をもって暮らしているいる世界でソロモン基地の隊長の"ザクさん"のお話で、ギャグのみならずシリアスだったり普通に熱くなる展開もあったりします。人気のためかこれだけを集めた単行本も発売されているくらいです。「ガンダム創世」は初代ガンダム放送当時のエピソードが描かれたほとんど「ドキュメンタリー」というべき作品。もちろん主人公は富野監督です。最近では異世界転生してきた主人公がアムロの身体に入って~という感じの近年の流行りに合わせて「ガンダム転生」も面白かったですね。


こういった感じで、基本的なギャグ漫画の要素も守りつつ、色々な面白いボールを次々投げてくるといった印象の作品。ちょいちょい新エピソードのある「隊長のザクさん」の続きも気なりますし、次どんな長編が出てくるのかも楽しみですし、ずっと続いて欲しいガンダム作品です。






『アラサーOLハマーン様』

アラサーOLハマーン様(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者: いわさき まさかず
  • 出版: 角川コミックス
  • 巻数: 5巻(2024年3月現在)


タイトルの通りアラサーOLとなったハマーン様(30)の日常コメディ。

1話1話は短めのショートストーリーといった感じで、独身アラサーOLのハマーン様の日常が可愛くコミカルに描かれています。ハマーン様は「バリバリのデキる女にみえて実は・・・」といった感じで原作とはほぼ別人。完全に俗物と化しているけど、それがとにかく可愛い!!

他のガンダムキャラクター達も会社の同僚やライバル会社の社員といったポジションで登場しますが、みんな結構ぽさが出ていていい味出していると思います(逆に一番原作から遠いのがハマーン様という笑)。カミーユの「残業なんて人のやることじゃありませんよっ!!それは一番人間が人間に指示しちゃいけないことなんだ!!」ってセリフとか本当にいいそうだし。こんな感じでキャラクターのセリフや行動は原作のパロディが随所にちりばめられていて、ガンダム好きほどゆるーく楽しめる作品という感じです。個人的にはファが一番それっぽくて可愛らしくて好きなキャラクターになってました。後はアムロにかまってほしくてたまらないシャアとかもいいキャラしてます。

本作の公式PVではなんとナレーションに原作でハマーン様のCVを務める榊原良子さんやカミーユ役の飛田展男さんらが声を当てています。マジで面白いので是非聞いてみて欲しいです。

【公式Youtube】
www.youtube.com







まとめ

ここに記載した以外にも読んだ作品は沢山あったように思えるんですが、直近読んだものを中心に書いてみました。


今後発売される作品や、改めて読み直したものも順次追記していきたいと思います。


オススメの作品などもありましたらコメント等頂けると嬉しいです。



【完結済みの作品の感想はこちら】
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【これからガンプラを始めてみたい方はこちら!】
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【お台場にできたガンダムベースに行ってきました】
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