春ですね。新入社員の季節です。
社内を歩いていてもフレッシュな若者を多く見かけます。服装なんかもありますが、社会人1年生の若々しい感じ・こなれていない感じは雰囲気でわかりますね。僕もオッサンの域に足を踏み入れたということでしょうか。
そして新入社員の季節ということは、「配属部署の飲みの激しさと多さに驚愕する若者」や「配属早々に上司からゴルフ参加を義務づけられてトイレで涙する若者」が見れる季節ということですね(偏見)。
目次
若者よ、酒を飲め。ゴルフをせよ。
僕は「社会人ならお酒・ゴルフ・接待は当然」な文化についてはクソでも喰らえと思っているタイプなのですが、残念ながら今現在の社会・組織においてはそのような「社会人たるもの」な考えはまだまだ主流であると言えそうです。
こんな私ですが、これまでの経験上このような考えを持った『社会人たるものおじさん』とは正面から戦うだけ無駄で、いかにしてかかわり合いにならずに過ごすかが肝要だと思っています。可能な限り無視しましょう。どうせ近い将来淘汰されて消えていくだろうし
地味に厄介なのがそんなおじさん達に押し付けられる理不尽にも多少慣れてきた2~3年目以降の従順な若手・中堅の皆さんなんです。
僕は彼らに敬意を表して『社会人たるものゾンビ』と呼んでいます。(もちろん心の中で)
彼らはおじさん達にしっかりと教育されているため非常に従順です。全くもって不毛なだけの飲み会にも欠かさず出席し、そこまで興味のないゴルフにも安くない金を払って貴重な休日返上で参加します。そんなことするぐらいなら死んだ方がマシなタイプの私からすれば非常に頭の下がる思いです。彼らが好きでやっている分には。
ゾンビは仲間を増やそうとする
飲み会もゴルフも行きたい奴・将来のために必要と思ってる奴が勝手に行っとけという話なのですが、しかしゾンビの厄介なところは感染者を拡大させようとすることです。
僕が飲み会をバックレようとしたりゴルフしませんと言うと必ず、
「なんでですか?!」
「皆してるんだからダメですよ!!」
という輩が湧く。ダメなのは主体性の欠片もないお前の頭だ。
まだ上司やら偉い人に言われるならわかるんですが、割と歳の近いどちらかと言えば無理強いされている側の連中がこぞって同じ側に引き入れようとしてくる。酷いときにはわざわざ偉い人の前で「なんでゴルフしないんですか??」なんて聞いてくるのもいます。まったく理解不能です。
ゾンビが実在するという話は聞いたことないので明確な定義は知りませんが、バイオハザードの映画などを見ていると、一般的なゾンビには「正常な人間を襲うようになり、噛みつかれた人間はゾンビになる」という特性があるようです。まさにそっくりですね。
なぜ人は低所で協調したがるのか
そのゾンビたちも心の底から楽しくてやっていて、それを共有しようとしてくれているならこんなこと思わないです。そんな人らをわざわざディスるほど人として落ちぶれちゃいないつもりです。
ただ問題なのは彼らもあくまで強要されているという自覚があること。だからこそ拒否するものに対して、
「ずるい」
「みんなしているのに」
「輪を乱すな」
なんて言葉が出てくるわけです。ずるいってなんだよお前も嫌なんじゃないか。そんだけ嫌なら断れアホが!
ネットなどでブラック労働や残業代未払いなどを追及する声があがると必ず「そんなものは普通」「その程度で文句言ってたらやっていけない」「自分はもっとひどいところでやっている」なんてのがそこら中から沸いてくるのと似ています。
自分の境遇が不本意なものなら何故それを変えようとせずにそこから抜けようとするものを叩こうとするのか?奴隷の"みんな"の一人でしかない人生に疑問とかないのだろうか??
本当に『出る杭は打たれる』というのが世界一似合う人達です。
戦えないなら黙って服従していろ
かといって「NOと言えないお前が悪い」と切ってしまうのも乱暴だと思います。
その人の性格や上司等との関係性、その組織での将来など人それぞれ事情があるものです。だから断れない人が不本意な飲み会やゴルフで消耗していくのは可哀想ですがその人の勝手です。
だからNOが言えない奴に戦えとは言わない
戦えないなら黙って服従してろ
それがお前の人生だ
他人を同じ不幸に引き入れて安心しようとするな
以上です。
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