こんにちは。
最近、副業を解禁した企業が話題になりました。今後そのような企業は増えていくという予測もあります。
終身雇用・年功序列で、会社に尽くせば定年まで守ってもらえるという時代は終わったようです。
また、定年まで勤め上げたとしても、その先に年金制度が残っていることを期待している若者はもうほとんどいないでしょう。
一人ひとりが真剣に自分の生活・人生を守ることを真剣に考えないといけない時代になりました。
時代の一つの転機になったと後に語られるタイミングを、僕たちは生きているのかもしれませんね。
真面目に副業について考えていくにあたって、このタイミングでついてに変わっておいてほしい問題があります。ネット上では様々なところで議論されていますが、
飲み会は仕事か?という問題です。
目次
真面目に副業考えないとヤバい時代
副業を解禁する企業が出てきたことは知っていましたが、いまだどこかで企業の唱えてきた終身雇用の安心感に身を委ねていられることを期待している自分も確かに存在していました。
何だかんだ副業禁止にしてるうちは、それこそクビになるようなことをしなきゃ定年までは大丈夫だろ、と。
しかし先日、自社も副業が解禁になるかもしれないという噂を聞きました。
昨今の企業の副業解禁の流れと併せて、自分に直接関係のある自社で話が出たことで本格的に、
「余計なことは考えずに会社に尽くせば退職まで守ってやるで。キリッ」
という時代は完全に終わりを迎えたということを実感しました。
元々そんな時代は何年か前にはすでに終わってたのが現実でしょうが、自分の身に直接的に影響がでるまでは、どうしても他人事に聞こえてしまうものです。
残業時間→副業時間へ。しかし…
「働き方改革」という言葉も今年を象徴する1つのトレンドになっています。
社員一人一人の業務スタイルや意識を改革し、ワークライフバランスの充実を図る。社員は残業が減り趣味や家族との時間を増やすことができ、会社も残業代という「コスト」の削減ができる。
そして、自由にできる時間での副業を解禁することで、表向きは個々のスキルや生活の充実を後押しする。
そしてもう一つ、残業ありきが実態となっている社員の収入は減少していくでしょう。その不満や不安を解消させるために副業を解禁して推奨する。
こんな感じのシナリオになるんじゃないでしょうか。
しかし、そうなっていくのであれは、このタイミングの中で1点確実に決着がついて欲しい問題があります。
それが「飲み会は仕事」という意識の問題です。
飲み会は業務か??
「飲み会も仕事のうち!そんなことは社会人としてあたりまえ」
と当然のように言っている人は現実的にまだたくさんいます。なんなら「業務命令」という強制力を発動させて無理くりにも参加させるなんて話もあります。飲み会だけでなく、ゴルフなんかも同じですね。(最近は多少減ってきた気もするが・・・。)
そのような人は悪意があるわけではなくむしろ当然のことなのですが、行きたくない層からすればサービス残業以外の何でもありません。
ネットで検索すると、「飲み会はサビ残」「仕事だと言うなら残業代をだすべきでは?」「会社の飲み会は何故つまらないのか。撲滅したい悪習5つ」「飲みニケーションはなぜバカらしい言葉になってしまったのだろう」など、飲み会=仕事という風潮に、反発する意識は強まっているのを感じます。
しかし、このような記事は飲み会が当然の世代の方々には届きません。 それぞれの世代の人たちがこれまで社会で生きてきた中で、培い大切にしてきた考え方は簡単には変えられるものではないということです。それが人間です。
また、企業の側としても飲み会は業務時間外に「社員が自主的に行っている」ことなので、働き方改革や残業削減がいくら叫ばれても規制をする対象には決してなりません。
【イメージ】
- 上の人たち→飲み会は仕事!そんなことは社会人として常識!
- 会社の見解→業務時間外に社員が自主的に行っている。当然規制なんてしないよ。
- ぼくの思い→帰りたい。サビ残だ。帰りたい。サビ残だ。帰りたい。サビ残だ。帰りたい。サビ残だ。帰りたい。サビ残だ。帰りたい。サビ残だ。帰りたい。
「飲み会=仕事」の意識を変えるのは今しかない!
確かに今までであれば、そのような方々の
「仕事をするメンバーとの連携や理解も深まる」
という理由付けのほうが、
「帰ってのんびりしたいんで!」
「プライベートに過ごしたいんで!」
というやや曖昧に見える理由よりは、世間的な常識としてまかり通りやすかったのもまだ理解はできます。納得できるかは別の問題だけど。
しかしこれから副業解禁が広まり、手に複数の職を持つことが常識となっていけばこれは覆せるのではないでしょうか。副業はお金が絡む、生活に直結する話です。
むしろ早い段階で覆しておかないといけない!
「こちとら生活かかってんすけど、飲みニケーション()とやらのが大事なんすかね?責任とってくれんすか??」
とは言えないまでも、「業務終了後の時間は個人が自由にできるべき時間である」ということが、今一度広く認識されるようになるといいと思います。
就業時間や残業についてであれば法や規則で縛ることができます。しかし、この問題は人の意識が変わるしか方法がありません。変わらないのならば変えていくしかありません。
人の意識はそう簡単に変わるものではありません。大きな転機となる出来事や節目が必要だと思っています。
そして、働き方、ワークスタイルの在り方が大きく変革する可能性のある今こそが、その節目となりうるのではないでしょうか。
仕事と飲み会の関係を変えるなら今しかない!
立てよ国民!
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