「メリハリが大事」という言葉をよく聞きます。
仕事をする上でオンとオフを切り替えることは大切です。
その中でも僕が特に大切だと思うのは「オフ」の方です。しかし残念ながら「オフ」への切り替えはかなり軽んじられているのではないかと思います。
目次
- オンにするのはみんな自然にやっている
- みんな苦手なオフへの切り替え
- 心の中で仕事を持ち帰っていないか
- 家にいてもモヤモヤ
- 無理にでもオフしよう
- オフに切り替えるためにやっていること
- オフの時間にまで消耗する意味はない
オンにするのはみんな自然にやっている
オンにする、つまり気持ちや身体を仕事モードにするということです。
始業のベルが鳴り、会社によっては朝礼やラジオ体操をして、新しい仕事が振られて、自分宛の電話がかかってきて、会議が始まって、と流れに乗っているだけでも自ずと仕事モードに切り替えていかないといけないわけです。
オンにするというのは大半の人が自然にしていることではないでしょうか。
みんな苦手なオフへの切り替え
オフへの切り替えは日本人は非常に苦手なイメージがあります。少なくとも僕の回りはそうです。
定時で終える意識なんて無いに等しいし、仕事終わりに職場の仲間達や上司と飲みにいってもほとんどは仕事の話…。
同じ職場であれば当然、一番の共通の話題は仕事なのでゼロにしたいとは思いません。
でもまだ職場の人の噂話とか仕事の愚痴とかならわかるけど、ガチで仕事の打合せが始まるときがあります。
それはもう会議室でやる話でしょって思います。残業代欲しいです。
心の中で仕事を持ち帰っていないか
上記の飲み会の例もそうですが、オフへの切り替えが下手な人というのはは心の中で仕事を持ち帰っている人です。
退勤のタイムカードを切って、会社の玄関から外に出ても頭の中は常に仕事に支配されている人です。
当人が仕事が好きで四六時中考えているならばよいのですが、一番よくないのは仕事のもやもやだったり心配事が頭から離れなくなるケースです。
家にいてもモヤモヤ
僕はメンタルが弱く小心者なので、仕事で問題や心配事があると家に帰っても嫌な気分が拭えないことが多いです。
こうなったらもう最悪で、休みの間も週明けが憂うつで休日を楽しめなくなります。
無理にでもオフしよう
そこで僕がしたのは単純明快、「無理矢理オフに切り替える」でした。
結局はいつまでも仕事のことを気にしているから休日を楽しめず、楽しめないから心結と身体が回復せず、結局消耗した状態で翌日や週明けを迎えます。
なのでタイムカードを切ったら無理にでも仕事のことを考えないようにしました。
「意識して考えないようにしてるのは、意識してるってことじゃん」
という意地悪なつっこみが飛んできそうですが、所がどっこい意図して頭から追い出すようにしていると、段々自然に仕事を忘れることが出来るようになります。
オフに切り替えるためにやっていること
【好きなことを作ってとにかくやる】
ベタではありますがこれが一番効果的です。最近は会社の帰りにできるスポーツも増えてますし、読書でも映画鑑賞でもデートでも何でもいいと思います。
とにかく趣味があるならばそれを、なければ探して、オフの時間は打ち込んでみるのが一番だと思います。
好きなことを思いきりすることで、心もリフレッシュしてまた仕事に望めるようにます。
【帰り道は音楽を聞く(なんなら軽く歌う)】
僕が一番仕事の事を思い出してモヤモヤするスポットは駅からの帰り道を歩いているときでした。
駅から家までの10分ぐらいを黙々と歩いていると、どうしても心配事や嫌な気分が浮かんできてしまいます。
なので必ず音楽を聴くようにしました。ただ漠然と流していてBGMなっていては意味がないので、きちんと心の中でリズムに乗ります。
やはり聴覚からの情報というのは強いもので、ちゃんと意識して聞いていると音に集中できます。
集中するのが難しかったらいっそ軽く歌ってしまいます。そうすると乗れますし、なんとなく気持ちも上向きになります。
※音楽を聴きながら夜道を歩くさいは回りに十分注意しましょう。音量が高いと後ろから来る車などに気づかずに事故のもととなることがあります。
※いっそ歌ってしまうときは、変なヤツだと思われないように注意しましょう。基本は口パクを推奨します。(それでも正面から見られたら十分変なヤツですが…。)
ちなみに帰り道の次のモヤモヤスポットはお風呂です。お風呂でも歌う作戦は有効です。
お風呂で音楽が聞けるプレーヤー買おうかな…。
【寝るときは…】
最後の難関が寝るときです。部屋を暗くして静かになるとどうしても考えなくていいことまで考えてしまいます。
趣味が運動系であった場合は、疲れはててベットに入った瞬間に寝てしまうのがベストです。
しかしそうもいかないことの方が多いです。
そんなときは僕は眠くなるまで本を読んだり色々な人のブログを読み漁ったり楽しい妄想に耽ったりとにかく先の「意識的に嫌なことを追い出す」をしています。
※本当に心配事が浮かんでどうしても眠れない、夜中に目が覚める時は医師の診療が必要な可能性が高いですのですぐに受診しましょう。
個人の健康や人生よりも大切な仕事は存在しません。
オフの時間にまで消耗する意味はない
ここまでつらつら述べてきたことは、仕事で起きている課題や問題の解決策には全くなっていません。
言ってしまえば現実逃避のススメです。
でも現実逃避は必要です。(仕事の真っ最中にしたらまずいけど…)
仕事の事が忘れられなくて夜も眠れずにげっそりとした状態で出社するよりは、やりたいことをやるだけやってよく寝た状態の方がよい仕事が出来るはずです。
ストレスのない仕事はありません。
ただ、ストレスを無くすことは出来なくても、受けなくていいダメージまでもわざわざ受けることはないはずです。
やるときはやる、その代わりやらないときは完全に頭の中から追い出すことで、自分の心をきちんと守ってあげましょう。
オフにきっちり切り替えられる人はリフレッシュが上手いわけですから、結局はオンへの切り替えもしっかりできるようになります。
オンオフしっかりと使い分けて、公私とも充実した生活を送りたいものです。
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