ゆめろぐ

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仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

ソフトバンクが採用にAIを導入!機械に人間が選ばれる時代がくるか




こんにちは。
先日興味深いニュースがでていました(リンクを張っていたのですがもう消えてしまっていました)。


ざっくりいうとソフトバンクが人工知能「IBM Watson」を採用活動に導入するという記事です。
エントリーシートの確認・評価に利用することで、従来よりも75%の時間を削減できる見込みで、その分の時間で面接等のコミュニケーションの充実を図るそうです。


また、Watsonが選考通過としなかったものについては別途人事担当者が確認して合否を決めるようです。ここについてはまだまだAIの活用の走りの段階であり、「人の目を一切通さないことへの懸念+落選者に機械に落とされたという生理的嫌悪感を抱かせない配慮」といったところかなと思います。(※ここは完全に僕の私見です)


今回は近年話題になることも多い人工知能(AI)について考えてみました。



目次

人工知能で思い浮かぶ事と言えば?

近年で話題になった話ですと、

  • 前述の「IBM Watson」が人間の医者が見抜けなかった病名を正確に診断した
  • 将棋の名人がAI「PONANZA」に完敗した


といったあたりでしょうか。
日に日に我々の身近な存在となっていく人工知能ですが、活用できそうなことは沢山ありますね。


例えば今回のケースだけではなく、就活生・転職者の能力や適性と企業のマッチングをAIが判断する。なんて時代も近いかもしれません。
適性という意味では、お見合いサイト・婚活サイトでのマッチングの判断にも活用されるかもしれませんね。その道のベテランの人間よりも数倍細かく正確に、尚且つ人間並みの情緒を理解して判断を下す人工知能。仕事も結婚相手も機械に決められる時代がやってくるのでしょうか。

人間よりも人工知能の方が賢くなるシンギュラリティ(技術的特異点)はそう遠くない将来と言われています。人工知能の方が人間よりも優秀で正確であるならば、上記のように仕事も恋愛も機械が決めた方が幸せになれるのか?
そんな世界はユートピアかディストピアか?

そんな空想はSF作品の中だけという時代からは、既に一歩も二歩も進んでいるようです。


人工知能で思い出す映画

続いて、人工知能と聞いて思い浮かんだ映画をいつくか上げてみたいと思います。

ターミネーター


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  • 監督:ジェームズ・キャメロン
  • 制作:アメリカ
  • 公開:1984年(日本は翌年)

やはりこれです。主人公達を殺しに未来からやって来たターミネーターも人工知能を搭載したアンドロイドですが、本作で人工知能と言えば「スカイネット」が先に浮かぶ人も多いんじゃないでしょうか。

進歩しすぎた人工知能である「スカイネット」が人類の抹殺を開始したのが本作のそもそもの発端になります。自らの配下にある機械によって人類を追い詰め、また前述のターミネーターなどの新たな兵器の開発も行いました。

AIの発達もそうですが、近頃はIoT(Internet of Things)と言って様々な物をインターネットに繋いで便利に活用するという技術も広がってきています。スカイネットのように人類の想像を越えて発達した人工知能と、我々の周りにあるあらゆる物がネットワークで繋がったとしたら…。
空想でしかなかった世界にだんだんと近づいていると思うと楽しみな反面、背中に薄ら寒いものを感じなくもありません。


A.I.


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  • 監督:スティーブン・スピルバーグ
  • 制作:アメリカ
  • 公開:2001年

こちらも言わずと知れた名作です。
人間のように行動し愛情すら感じるロボットの少年が主人公です。人工知能と人類が敵対しているターミネーターとは違い、ロボット(人工知能)と人類が共存する世界が描かれています。

それ故にか、不要となったとたん子供のように可愛がっていた主人公を捨ててしまう母親・自分達の仕事を奪ったロボットを怨み破壊するショーをする人間達など、共存している世界だからこその人の身勝手さが描かれています。


人間ではなくロボットの方の切なさ・悲哀が描かれるという少し変わった、しかし印象的な作品です。
ラストシーンについては人によって評価が別れるようですね。




her/世界でひとつの彼女


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  • 監督:スパイク・ジョーンズ
  • 制作:アメリカ
  • 公開:2014年

これもなかなか異色の作品です。
端的に言うと、「めっちゃ進化したSiriに恋してしまった男の話」です。

Siriってのは皆さんご存じのiPhoneのあれです。恋の相手が声だけであり、機械のOSである。そんな話です。我々の持つスマホがある日意思をもって喋りだし、恋愛感情までも学習したとしたら…。
ロボットが出てくるようなものに比べると我々の生活にも近くイメージのしやすい設定であり、将来実際に起こり得る世界、なのかもしれません。





もう1つ思い浮かんだアニメ


(クリックするとAmazonのページにジャンプします)

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2012年から2014年にかけて深夜アニメで2シーズン放映され、2015年には劇場版も公開された作品です。

舞台は現在から約100年後の世界。人の精神や才能・能力がシステムによって数値化され管理される世界。ここでは適性のあるとされる仕事もシステムによって個々に示されます(逆に示された範囲から逸脱することができない)。
さらに「犯罪の起こしやすさ」とでも言える数値も計測され、システムによって「いずれ罪を犯す」と判断された人物は、なにもしていない段階で強制的に隔離や場合によっては処分される。そんな世界で犯罪者(もしくは潜在的な犯罪者)を追う刑事が主人公のストーリーとなります。


なにもしていないのに捕まってしまうというのは恐ろしい話ですが、逆に究極的に安全な社会とも言えます(作中では「最大多数の最大幸福」という言葉が用いられていた)。それを判断しているシステムが絶対的に正しいという大前提があってですが…。


僕が第一話を見たときの印象としてはマイノリティリポートみたいだなー、という感じでした。
実際に作中ある登場人物が自分達の住む街を「フィリップ・K・ディックの描く世界のよう」と評するシーンがあります。

ディックはマイノリティリポート、ブレードランナー、トータルリコール等、多くの作品が映像化されヒット作となったアメリカの超大御所SF作家です。
そのあたりが好きな方は『PSYCHO-PASS サイコパス』も楽しめるかもしれません。

なお、深夜アニメということもあってグロ・暴力的・猟奇的なシーンも多数ありますのでご注意ください。




さいごに

最後のはアニメ作品ということもあって、現実からはやや遠いところまでぶっ飛んでしまいました…。



映画やアニメの中の用語でしかなかったAIもかなり実用的なものになりつつあります。
ターミネーターのような世界にはなってほしくはないですが、今後の動向を楽しみに見守っていきたいものです。



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