ゆめろぐ

ゆめろぐ

自由を夢見るアラサー社畜が、仕事・趣味・生活について書き連ねていく雑記ブログです。

エマ版「美女と野獣」感想。2014年上映のフランス版との比較も!

遅ればせながら現在大絶賛上映中の「美女と野獣」を観てきました。

さすがディズニー、歌も映像もなにもかも素晴らしかった。アニメ版を"上手に"実写化した感じという印象を受けました。エマもかわいいし。



ただ、美女と野獣の実写化というとなんか少し前にもうされていた気がずっとしてたんですよね。
で確認してみたところ同じタイトルの映画はそもそも無数にあったんですが、一番近いところで2014年にフランスの女優レア・セドゥ主演で確かに実写映画化されていました。
 
劇場でディズニー版を観てきた帰りにTSUTAYAでフランス版を借りて見てみたので、両作の比較も交えて感想をまとめました。
 


なお、本記事ではわかりやすくするため、両作を以下のように呼称しています。

  • エマ・ワトソン主演で2017年放映

  ⇒ディズニー版

  • レア・セドゥ主演で2014年放映

  ⇒フランス版





※感想や中身の比較をする関係上、両者のネタバレが含まれています。


目次

まずはディズニー版感想

完璧な実写化だったと思う

アニメ版も何度か見たことはありますが、上でも書いた通り「キレーに実写化したなあ。」というのが一番の印象です。

ベルの住む村とか野獣の城とか、アニメであった雰囲気をそのまま立体化したような再現度でした。映像技術もすでにかなり進歩しきっていることもあって、どこまでがCGなのかほとんどわからないぐらいのリアリティでした。実写化作品でありがちな、「安っぽくなってしまう感じ」とな「お遊戯感」は全くありませんでした。
さすがディズニーさんやで!


また、実写版で追加・変更された要素も特に違和感なくストーリーを補完していたように思います。


「元のアニメ版が大好きだった!」なんて方も大満足出来たんじゃないでしょうか。

家具の家臣たちもよかった!

美女と野獣のポイントの1つと言ってもいいのが、魔法で家具に変えられた家臣たち。
彼らも実写化にあたってデザインがアレンジされています。ルミエール(燭台の彼ね)とか結構変わっていたんだけどそれはそれでイケてます。


バラの花びらの最後の一枚が散って時間切れとなり、一人また一人本当に家具になっていく所とかその後の人間に戻った所とかかなりウルウルきながら見てたよ。


ルミエール型のルームライトとか欲しいなあ・・・。
 
 
 
 



あった。


 
これはアニメ版のだし、実写版仕様のが出るまで待とうかな・・・。
 

良曲ばかり。ミュージカル映画としてもgood!

楽曲は基本的にアニメ版のアレンジ+新曲が数曲ということだそうですね。
僕もアニメ版の曲を全部覚えていたわけではないですが、CMでよく聞くあの歌をはじめとして、「昔テレビの前で聞いた覚えのある曲」「ランドのどこかで聞いた曲」など数々の良曲が素晴らしい映像と共に登場します。


見事に実写化された家具たちが歌って踊る曲(Be Our Guest)なんかはもう圧巻です。さすがディズニーさんやで!

久々にサントラが欲しいと思った映画です。

エマかわいい

 
 
エマかわいい(о´∀`о)
 
 
 
 


フランス版美女と野獣

フランス版って?


(画像クリックするとAmazonのサイトにジャンプします。)
 
こちらは2014年にフランス・ドイツ合同で制作されたものです。
とりあえず事前知識なしで見てみたんですが、

ディズニーのやつと全然ちがう!!


というのが開始早々からの印象です。
で、その後しっかり調べてみたところ、美女と野獣のおおもとの原作はフランスの小説です。そしてこのフランス版の方が原作に近い内容(忠実という程ではない模様)となっています。

よくよく考えてみればこの美女と野獣に限らずシンデレラや白雪姫なども、各地の民話や童話をウォルト・ディズニーがアメリカに持ち込んだ物です。その際に大幅なアレンジを加え、広く知られる「夢と魔法のファンタジー」に仕上げたわけですね。ディズニー版の印象が強すぎて、アニメ映画の方を「原作」と言ってしまいそうになるんですから、ディズニーのすごさを改めて感じます。
(今回の実写映画はディズニーのアニメ映画を元にしているので、その意味で原作と言うのはあながち間違いではないかもしれませんが…。)


 
フランス版の方はというと、フランス映画らしくと言うべきか静かで少しダークな雰囲気が漂っています。併せて主演女優であるレア・セドゥの妖艶な色気も手伝ってか、オトナな雰囲気の映画となっています。特に前半は物静かな雰囲気の中で進行し、少しずつ野獣の秘密・過去が明かされていきます。本作は野獣の過去に焦点が当てられていているのも大きなポイントの一つです。

ディズニー版との違い

【歌なし】
楽曲等のミュージカル的要素はディズニー独自のものですので、当然こちらにはありません。

【ベルの家族設定が違う】
ベルの家族がだいぶ違います。原作は兄三人と姉二人を持つ6人兄弟の末っ子です。映画版ではそんなことありませんでしたが、原作では二人の姉はシンデレラの姉達みたいなところがあるとかないとか…。

【周りの登場人物も違う】
ガストンとか彼の子分の憎めないアイツ(ル・フウ)とかも残念ながら出てきません。ガストンぽいヤツがいないでもないけど。

【家具にされた家臣たちも出ない】
個人的にはこれが一番残念なところ。代わりに家臣たちはとんでもないものになっていますが…。

【王子が野獣になった経緯が違う】
王子が野獣になってしまった経緯についてはフランス版では物語の根幹となるかなり重要な要素となっています。


まあ、上記をご覧いただいてわかる通り、「呪いで野獣の姿に変えられてしまった王子が、美女(ベル)との交流で愛し愛されることを知って人の姿を取り戻す」という大枠以外はほぼ別物と言ってもいいかもしれません。

フランス版の感想

良かったところ

【綺麗な映像と世界】
ディズニー側とはまた違ったところで作りこまれた美しい世界感が垣間見えます。ベルのドレスも毎回毎回違うもので見ごたえがあります。
 
【レアが美しい】
レアが美しい(о´∀`о)
 


僕はレア・セドゥはミッドナイト・イン・パリの時のちょっと素朴な雰囲気のあった役が好きだけどな!!
 

残念だったところ

【野獣とベルが惹かれあう過程が見えない】
ここが一番大事なんじゃ?とは思いながらも、その経過が見えなかったのが残念なところです。ベルがいつの間にか野獣を愛している感じなってて「なんで?」ってなりました。
正直削っちゃってもいいんじゃないかなー、ってシーンもちょいちょいあったのでもう少しベルと野獣の関係とか王子の過去とかをより深く掘り下げてくれたら良かったのになと思います。

【最後ちょっとちゃちくなってしまった】
巨大な石像となった家臣とか、崩壊した城と迫ってくる触手ツタとか、映像的にお金かけてるなーって部分ではあったんですが、逆にそこまでの静かでダークな雰囲気に水を差してしまったような気も。これは個々の好みの問題かもしれませんね。


さいごに

両作はストーリー、話を通して描こうとするテーマ、スタンス、等々すべて全く別の作品として仕上がっています。なのでそれぞれ別の楽しみ方ができるとは思いますが、ディズニーの方が有名すぎてそれに似た雰囲気を期待してフランス版をみるとちょっと肩透かしを食らうかもしれません。
 

また、ディズニーランドでは2020年春の稼働に向けて、「美女と野獣エリア(仮)」を建設中のようです。(そのためにゴーカートはなくなってしまった…泣)
こちらも非常に楽しみですね。



そして、ディズニー版を主演したエマ・ワトソンはやはりハーマイオニーのイメージがずっと強かったと思いますが、本作が新たな代表作になるでしょう。それだけハマっていた、歌も含めて名演だったと思います。
もう一回ぐらい観ておきたい気もするけど、他にも見たいものがたくさん・・・。






【他作品のレビューです】
www.yumekichi-blog.com
www.yumekichi-blog.com